2022年5月6日金曜日

Q2HDのマイク向きをディスプレイ側にしてみた。

どうも、ひらた店長です。

デジタルビデオカメラ「ZOOM Q2HD」のマイクをディスプレイ側へ向ける改造手術を行ったというのが今回の話。マイクは本来、カメラ側を向いているので一度分解し、半回転させて元に戻したわけです。

改造の目的や手順を解説した動画が最後にあります。

サムネイル画像。
手に持っているのがQ2HD。

こちらを「表」と呼称。
カメラがある側でマイクはこちらが正面。

こっちが裏。マイクも裏側ってこと。
ディスプレイにはカメラからの映像と
レベルメーターなどが表示されている。

改造の目的は自分の声や楽器の音などのボリュームを
ディスプレイのレベルメーターを見ながら録音するため。
音声レコーダーに特化した使い方を想定した手術。
映像は別の機器で撮影する前提です。

いきなりですがケースを開けた状態。
バッテリーカバーを外したところにあるネジ1つと、
裏側のネジ4つを外すとケースが開けられる。
バッテリーカバー内のネジだけ形状が違うので戻す時に注意。

マイクは上に引き上げると外せる。
マイクの裏表がわからなくならないよう赤い印をつけた。
この辺はお好みで。

マイク上下についている黒い部品は裏表で形状が違う。
マイクを半回転させてケースに収めるには
この部品も半回転させなくてはいけない。

黒い部品は引っ張ると剥がれる。
剥がしたらこれを最初と半回転させて戻す。

マイク下部の黒い部品も同様。
マイナスドライバーなどで押すと剥がれました。
これも半回転してマイクの穴に戻す。

手順としては「ネジを外す→ケースを開ける→マイクを引き上げて半回転→マイク上下の部品を剥がして半回転→ケースにマイクを収める→ネジで元通りに固定」という流れ。


もう少し詳しい手順やポイントは動画にて。
テロップのみで音声はありません。

この「ZOOM Q2HD」は現在、サブカメラとして所有していたのですが、音声レコーダー専用機にした方が使い道があるのでは?とふと思いまして。それで以上のように改造してみた次第。

最初に書いた通り、一人で自分の声を録音しようとするとレベルメーターが見えず、音声レコーダーとしてはちょっと使いにくかったんです。なので「マイクの向きが逆になれば良いのに…」と思ったわけ。調べると同様の改造をしている方が見当たらなかったのですが…分解してみると意外とあっさりと変更できたので、ここに書いておいた次第。

ご興味ある方はぜひ動画をご覧いただければ。
そして改造はくれぐれも自己責任にてお願いいたします。



↑ZOOM Q2HDのスペックなどの詳細はこちらで。生産終了品。


ここに辿り着いた方の参考になれば幸いです。

さてさて。
それでは今回はこの辺で。


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