2023年2月8日水曜日

指板面のRを調べるために「ラジアスゲージ」を導入。

どうも、ひらた店長です。

20フレットまでしかないアコースティックベース(以下、アコベ)に延長指板を作って取り付けよう!という「指板延長計画」がありまして。先日、『指板延長計画へ向けてフレット打ちのシミュレーションなどを。』こちらの記事でフレットを木片に試しに打ったり、手順を考えたりしたわけです。

それで今後の作業を考えた時、最低限、アコベの指板面の「R」を確認する手段があった方が良いのでは…?と思った次第。

そんなわけでこんなものを購入。
「ラジアスゲージ」と呼ばれるもの。

使い方はシンプルで指板面に
この金具を当てて曲線具合を確認する。

金具には数字が刻印されてて、例えば上の写真では「14インチ」というR(曲面)のサイズを当てているところ。写真だと一見、14インチで合っているように見えるけど真ん中辺りに隙間があります。他のサイズも当ててみたらこのアコベ「TACOMA CB105C」の指板は17インチでした。

↑例えばこちら。

↑一応、もう一つご紹介を。

ギターやベースのネック・指板面のRを確認するためという使い方と、指板面のRに合わせて各弦の弦高を調整するという使い方も出来るみたい。(上のAmazonの販売ページで写真が紹介されてます)

延長指板を作成するということは、延長指板のRはもともとの指板面と必ず合わせないと機能的に問題が出るはず。なので、これで確認しながらRを作る作業をするか、確認したRに合わせてサンディングブロックを購入するか…この辺は現在思案中。

とりあえず、Rを確認できる手段を手に入れたのは今後の作業的に心強いです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

※指板延長計画の続きの記事は以下。

2023年2月6日月曜日

強力両面テープの接着テストをあらためて。

どうも、ひらた店長です。

今回は2月3日の『指板延長計画へ向けてフレット打ちのシミュレーションなどを。』という記事の続き。アコースティックベース(以下、アコベ)に取り付けるための延長指板を作成するためのシミュレーションなどをしたという話でした。

その際、写真はありませんでしたが(上の記事内に解説したライブ配信のアーカイブはあります)、「付けたり剥がしたり出来る強力両面テープ」のテストもした、と書いたわけ。

それで、その後にもう一度、その両面テープのテストをしたってのが今回の話。

強力な両面テープというのがこちら。

↑Amazonでの販売ページはこちら。詳細が気になる方はこちらをぜひ。

先程の写真で手に持っている白いテープは付属のマスキングテープでして。両面テープを壁紙などの「剥がれてしまっては困るところ」に使う際に、例えば壁紙と両面テープの間に貼るためのマスキングテープなんです。

付属のマスキングテープの表面。
表面がシワシワで、これが両面テープを
効率よく貼り付けてくれるのかも。

アコベのボディ本体に貼り付ける計画だったんですが、ボディのトップ材には塗装がされておらず、万が一にもトップ材にダメージがあると店長とても悲しいわけ。なので、このマスキングテープを使ったらどうか?と思った次第。
なのでマスキングテープを使った際の接着テストを適当なところでしてみることに。

青いラインが入ったテープが両面テープ。
それをマスキングテープのところに…

ベース本体に付けた時のことを想定して
垂直に接着して一日放置。

この強力両面テープはパッケージによると本来の接着力が発揮されるのが「接着してから一日後」らしい。なのでくっつけてから一日放置してから木材を押したり引っ張ったりグリグリしてみたりしましたが…

マスキングテープを壁側に付けていても不安定な感じは全くしないですね。こりゃスゴい。そこそこの力で引っ張ってみたんですけど、マスキングテープごと外れてしまうこともありませんでした。(もちろん思っきりやれば剥がれると思う。常識的な範囲で引っ張った分には大丈夫という意味です)

これならアコベのボディには付属のマスキングテープを下地にして接着する、という方法で問題なさそう。マスキングテープを重ねて貼れば微妙な高さ調節も可能かもしれないし、アコベのトップ材がわずかに凹んでいるのでありがたい。


さて。接着テストは良好なのでいよいよ延長指板を作成していこうと思う。
それではまた何かあれば。

※指板延長計画の続きの記事は以下。

2023年2月3日金曜日

指板延長計画へ向けてフレット打ちのシミュレーションなどを。

どうも、ひらた店長です。

今回はアコースティックベース(以下、アコベ)の指板を延長しよう!という計画の話。
ローズウッドの板にフレットを自分で打ち込み、ボディに両面テープで貼り付けるという方法で指板を延長する計画です。

そのための部材が手元に揃ったので、まずは軽くシミュレーションを。

フレットを適当な木片に
打ってみている図。

フレットを打つための
0.5mm幅の溝をノコギリで入れる。

フレットをほどほどのサイズにカット。

最初のフレットを打っている写真の後。
余分なフレットをカットしてヤスリで成形。

この辺の詳しい流れは先日、ライブ配信内で写真などを表示しつつお伝えしてます。

雑談しながらのまったり配信ですが
ご興味ありましたらぜひ。

揃えた部材というのは以下。

↑ローズウッドのフレットボード(ギター用)

↑0.5mmの溝を入れられるノコギリ。見た目カッコいい。

↑2.1mmのフレット。ベースには細いけど高音部に使うので結果オーライ。(Amazonページで他のサイズも販売されてます)

↑付けたり剥がしたり出来る強力な両面テープ。


とりあえず写真のような適当な木材にフレットを打ってみましたが、無事に打てて一安心。手持ちの工具でフレットもカット出来たし、金属用のヤスリも機能してました。
写真にはないですが両面テープのテストもして、手で押し込んでも沈み込んだりせず良い感触。ただ販売ページでは厚み2mmと書かれていたが実測は1.9mmでした。この辺は延長指板を成形する時に気をつけねば。

後は手順をしっかりと考えてから実際の作業に入るだけかなというところ。手順がある程度決まったら動画を撮影しつつ作業していこうと思ってます。(ライブ配信じゃなくて)


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

※指板延長計画の続きの記事は以下。