2023年9月25日月曜日

アコベとピアノを生音で合奏したらこんな感じ。

どうも、ひらた店長です。

9月17日に地元、標茶町の博物館「ニタイ・ト」に行って来たという話を前回『広い空間でアコースティックベースを弾いたら気持ち良かった件。』でしていました。
博物館にはフリーピアノがあって、それをバンドメンバーが試し弾きするために行ったんです。それに同行した際に、せっかくなのでアコースティックベース(以下、アコベ)も持って行ったという次第。

アコベを弾いている図。
吹き抜けのロビーでの音は気持ちいい。

離れて撮影してもらった図。
音がかなり響いてました。

この時の様子、動画撮影していたものをYouTubeに公開しまして。

音はレコーダー「ZOOM Q2HD」で録音し、DAWでボリューム調整とイコライザーで最低限のノイズ除去のためにハイパスフィルター&ローパスフィルターをかけましたが、それ以外にエフェクトは一切掛けてません。

アコベのみでの演奏がこちら。
曲は「ガラスの林檎 / 松田聖子」。

吹き抜け構造での天然リバーブが効いていて、弾いていてとても気持ちよかったです。

ピアノのみでの演奏はこちら。
曲は「接吻 / オリジナル・ラブ」。

バンドメンバーのピアニスト「ゆき」さんは元ラウンジプレイヤーだったんですけど、上の動画の演奏、生で聴いていたらホントにラウンジにいるようでした。動画でも雰囲気が伝わると思うのでよかったらぜひ!

そして本日の本題。

このピアノとアコベを同時に弾くとどんな感じになるか?というのも試してみまして。その動画が以下。

曲は「真夏の果実 / サザンオールスターズ」。
限定公開の動画なので見れるのはこのブログだけ。

アコベはボディが大きく、音量は出る方なのですがさすがにピアノの音に埋もれているのが動画からわかっていただけるかと。レコーダーはアコベとピアノの中間、1m先くらいの足元に置いてあったんですがそれでもこの感じ。

弾いている自分もアコベの音が聴こえなくなるくらいにはピアノの音は大きかったです。

しかも、このピアノは一番音量が出ないセッティングになっていて、弾く力も最弱で弾いてくれていたそう。対してアコベは音が通るようにブリッジ寄りを強めにピッキングしていたので、これがほぼ全開のボリュームということです。

これ、アコベのボリュームが小さいというよりも、ピアノという楽器の生音ってかなり大きいんだなと再認識する機会になりました。管楽器とかなら生音での合奏が可能ですけど、少なくともアコベはアンプがないと合奏は厳しい。

生音ならベースの場合、コントラバスくらいの大きさじゃないとやはりボリューム的に合わないってことなんでしょうね~。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年9月18日月曜日

広い空間でアコースティックベースを弾いたら気持ち良かった件。

どうも、ひらた店長です。

昨日9月17日、地元「標茶町」にある博物館「ニタイ・ト」に行って来まして。そこでアコースティックベース(以下「アコベ」)を弾いてみたんです。

アコベは「TACOMA CB105C」。
演奏しているのは私、店長です。

↑博物館についてはこちらの「ひらた家具店のブログ」にて。常設展示の様子などもレポートしていますので気になる方はぜひ。

上の写真の向かって右にアップライトピアノがありますよね。これ、博物館に置いてあって自由に弾けるようになっているんです。(弾く際にはスタッフの方に一声かけるシステム)
地元で組んでいるバンド「たまゆら」のピアニスト「ゆき」さんが、このピアノを弾いてみたいとのことで付き添いに行った次第。その際、せっかくなのでアコベも持って行ってちょっとピアノと演奏したりもしてみたんです。

ちょっと離れて撮影している図。
ロビー部分で弾いていて、
そこは吹き抜けになっている。

2階からロビーを見下ろしたところ。
向かって右奥に店長がいます。

写真撮影はゆきさんが。
アコベを弾いている写真はなかったので
とてもありがたい&助かります。

アコベは指板延長を施した
店長カスタムとなってます。
うむ。かっこいいですね。

吹き抜けのあるロビー部分だったの天然のリバーブがかかって、ソロベースがとても気持ちいい響きになってました。最高。
「TACOMA CB105C」はボディが大きく生音も大きいのでベース一人で、「ソロベースのしらべ」などを弾くには生音で十分に感じましたが…やはりアップライトピアノと生音で一緒に演奏するには難しいと感じました。

ピアノと一緒に演奏するにはやはりアンプも使ってボリュームアップしないと、アコベの低音がかき消されてしまう感じです。その辺の様子は動画撮影して来ているので近日中にお見せできるんじゃないかと。(まだ動画のチェックしてないけどちゃんと撮影されているはず)

このアコベは「アコースティックギターとのセッションで音量的に、生音では負けることはない」と、海外の方がブログで書かれていて、もしかしたらピアノともイケるのでは…?と思ったのですがさすがに甘かったですね。ピアノの音量ナメてました。

しかし、広い空間でソロベースを試せたこと、そしてアップライトピアノとの合奏を試せたのは良い経験になりました。気持ちよかったし。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年9月12日火曜日

スタビライザーにクイックシュー取り付けで嬉しい誤算が。

どうも、ひらた店長です。

2023年5月21日、歩きながらの撮影をする際に手ブレを抑えるための「スタビライザー」を購入したわけです。いわゆる「スレッド型ステディカム」と呼ばれるタイプの一番小型&簡易版という感じのものを。

↑購入の経緯や今までのバランス調整&改造の話はこれらの記事にて。

このスタビライザーに使うために先日「クイックシュー(クイックリリース)」という部品を購入したわけです。デジカム(カメラ)をワンタッチで着脱できるようにする部品です。

↑その話はこちらにて。製品について詳しく知りたい方はぜひ。

スタビライザー上部にクイックシューを装着。
配色がバッチリ合っているので違和感なし。

スタビライザーの全景。
下部の錘取り付け部分は改造してある。

クイックシューにデジカムを乗せたところ。

先日、クイックシューを購入後、さっそくスタビライザーに取り付けてバランスを再調整したわけです。ワンタッチで着脱できるようになったのはもちろん最高に嬉しいわけですが、もう一つ嬉しい誤算が。

それは「クイックシューの高さ分、デジカムの位置が上に上がった」ということ。

クイックシューの高さ(厚み)は約5cmなんですが、その分、当然デジカムは今までよりも上に上がるわけです。すると重心が上に少しズレたようで。
スタビライザーは「やじろべえ」のように上下の重さのバランスを取って手ブレを抑える構造なので、この「重心の位置」というのは重要なんですね。

デジカムの位置が上に上がったことで
今まで取り付けていた上部の錘が不要に。

このデジカムの上に取り付けていたプレートって「重さ調整のためだけ」に付けていたので、できれば付けたくなかったんですよね。それがなくてもうまくバランスが取れるようになったのは本当に嬉しい誤算でした。(それに合わせて下部につけていた小さいナットも外れた)

指さしているのがクイックシュー。
たった5cmですがこれだけでずいぶん変わる。

このクイックシューのおかげでバランス調整も良くなったし、スタビライザーのバランスを崩さずにデジカムを付けたり外したりすることができるので非常に満足。

ただ一つ、想定外だったことも。

この購入した「NEEWER QRP-1」というクイックシューは、固定する際に「いつも同じ位置になる」というわけじゃないんですね。リリースプレート(デジカムの底についているヤツ)は左右に動く遊びがあるわけなのです。
なので、上の写真で言うと指さしている側面部分で「クイックシュー本体とリリースプレートの位置がピッタリになるようにして置く」ということで、いつも同じ位置になるようにしています。

ここだけ若干手間がかかる部分ですが、それでもデジカム着脱の際のスタビライザーの微調整は最小限で済むので満足いく結果です。三脚の方にもクイックシューをつけたので、スタビライザーとの付替えが非常に快適なのも最高。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年9月9日土曜日

【NEEWER QRP-1】クイックシュー2個セットを購入。構造も確認してみた。

どうも、ひらた店長です。

カメラやデジタルビデオカメラ(以下、デジカム)を三脚などに素早く着脱するための部品に「クイックシュー(クイックリリース)」というのがありまして。それが以前から欲しかったので購入した次第。

購入したのがこちら。
「NEEWER(ニューワー)」というメーカーで
中国では映像・カメラ関連で大きな会社らしい。

上部のプレートがデジカムなどの底に付く。
これがワンタッチで外れるので着脱に便利。

購入時に入って来た箱。
品番は「QRP-1」。

↑こちらは「QRP-1」の販売ページ。

↑こちらは2個セットになっているページ。
店長が購入したのがこちらの2個セットの方。


例えば、1台のカメラを三脚を使って撮影する場面と、三脚から外して手持ちで撮影する場面が頻繁にある方だとクイックシューは一つで良いのですが…店長の場合は、1台のデジカムを三脚につける場合とスタビライザーにつける場面を想定しているためクイックシューは二つ必要だったわけ。クイックシューがあることでスタビライザーへの取り付け自体も簡単になるし。

それで2個セットを購入して手元に届き、製品をさっそくチェック。品質自体には満足したのですが気になる点も。

レビューにも書かれている通り、
クイックシューに個体差があって
赤い丸の部分に隙間があったりする。

上の画像は実際に手元に届いた2個を見比べたもので、「PUSH」と書かれたレバー部分が微妙にズレているんですね。これ、ズレてても品質には全く問題なく、プレートはしっかりと固定されるようになってます。

しかし精神衛生上は良くない。

「QRP-1」の裏側。
四隅にネジが見えます。

もしかして、ここを開けてみたらレバーの位置を調整出来たりするのでは?

さっそく開けてみました。
構造はとてもシンプルなようだ。

赤いレバーは「ロック解除」の状態。

レバーを倒し「ロック」の状態に。
するとPUSHレバーが固定される構造。

PUSHレバーの下には短いバネが2つ。

なるほどなるほど…





こりゃ自分じゃ調整したり出来ないわ。

PUSHレバーのズレを調整または直すにはレバー自体外して金属加工する必要があるかもしれない。プレートは現状でしっかり固定されるので、そこまで手間をかける必要はないと判断。いや、手間をかければ直せるわけでもないし。

そんなわけで、もし「NEEWER QRP-1」を複数購入しようと考えている方がこのブログに辿り着いたら「個体差によってレバーの位置が違うものがある」というのは心に留めておいていただければ。それとAmazonのレビューによると「アルカスイス対応」と書いているけどアルカスイスには微妙合わないという記述もあったので注意。

どなたかの参考になれば幸いです。


やいのやいの書きましたが、このクイックシュー自体は見た目も品質も気に入っております。これで三脚からスタビライザーへ、またはその逆の取り付けがスムーズにできるので嬉しい限り。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。