2026年10月26日月曜日

「音が鳴っていないと寂しい」という感覚が昔からあった。

自分なりに「音楽とは何か」というものについて随分と前から考えているのですが、最近、アンビエント・ミュージック(環境音楽)について調べている中でふと、自分の昔のことを思い出しました。


中学生の頃だったと思うのですが、自室(と言っても兄と同室)にCDが再生できるラジカセが設置されました。嬉しくて自室にいる時には音楽を掛けっぱなしにしていたんです。

そうして生活の中に音楽が入って来たんですけど、いつの頃だったか「無音なのが寂しい」という理由でラジカセから音楽を掛けていることに気付いたことがあったんですよね。

もちろん音楽自体は好きだから再生している音楽は聴いていましたが、「聞き流している」という状態もたくさんありました。漫画読んでいる時とかでもBGMに流していた感じです。(ちなみに部屋にテレビはなかった)


「アンビエント・ミュージック」という音楽ジャンルを確立したブライアン・イーノ氏は、アンビエントミュージックを『興味をそそる(おもしろい)ものであると同時に、完全に無視できるものでなければならない』『人々の注意を強制するのではなく、空間の「色」をそっと変えるような音楽』と定義しています。

この定義、個人的には共感できるなと思ったんですけど、それって子どもの頃からの「部屋が無音なのは寂しい」という感覚の答えのような気もしたんですよね。特に「(音で)空間を変える」という部分です。
そして「自分にとっての音楽」というのは「聴くもの」であると同時に、「BGMにする」という側面も大きくあったんだなと。


具体的な話じゃないけど、たぶん「アンビエント・ミュージック」というものに興味を持つ素養は、子どもの頃からすでに持っていたんじゃないかなと思った次第。


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