先日にライブ配信をしようとした際、リバーブ「EBS DynaVerb(Black Label)」をオンにしたら、リバーブ量を増やすと「ジリジリジリ…」というノイズが発生していることに気付きました。
ベースアンプから音を出している時には気付かなかったのですが、MTRに接続してヘッドホンで音を聴いた際に気付いたわけです。
今回はその原因とノイズの解決方法について。
↑上が使用感などの話で、下がライブ配信をした報告。
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| 「EBS DynaVerb(Black Label)」 「Black Label(ブラックレーベル)」は生産終了してます。 |
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| オーディオインターフェースとして使用しているのは MTR(マルチトラックレコーダー)「ZOOM R4」。 |
実際のノイズは以下のアーカイブの「23:39~」からイヤホンやヘッドホンで聴くとご確認いただけると思います。大きなノイズではないのですが、リバーブ量を増やした時やトーンツマミで高音域も活きるようにした時などに目立ちます。
ベースを音を出している時には気にならなくなるのですが、ベースの音が小さくなってくるに連れて、「ジリジリジリ…」というノイズが目立ってくる感じ。
ライブ配信後に調べた結果、原因と解決方法が分かりました。
原因は「EBS DynaVerb」に入力される音量が小さかったことで、解決方法は「EBS DynaVerb」の前段でボリューム(ゲイン)を増やすということ。
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| ライブ配信時の装備。 DynaVerbの前段にあるB3nでボリュームを稼げば解決。 |
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| B3n内のエフェクトチェイン。 パライコやローカット、DIとコンプがあるので いずれかでアウトプットゲインを増やす。 |
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| DIとコンプの「VOL」を増やしました。 |
エフェクターを使う際、ベース(またはギター)って「ベース本体のボリュームを全開」にした状態と、「エフェクターをオンオフした際のボリューム」が変わらないようにセッティングするのが定番だと思うんです。どこで見たのか、誰に教わったのか忘れましたが自分はずっとそうしていました。
ベースからエフェクター、そしてベースアンプに繋ぐ場合にはその定番で問題なく、仮にその状態でDynaVerbなどのリバーブペダルで「ジリジリジリ…」というノイズが発生していても「ベースアンプの特性上聴こえない」か、音が空気中を伝わる際に耳に届く前に消えてしまうので「ノイズは聴こえない」という理屈みたい。
しかし、ベースからエフェクターを経由してMTRやオーディオインターフェースに直接接続した場合はボリュームが足りずに「ジリジリジリ…」というノイズが発生し、配信の音声や録音した際にそのまま収録されてしまうんだそうです。(録音時にもノイズがあるのは確認済み)
この「ジリジリジリ」というノイズの正体は、古めのデジタルエフェクター特有のノイズとのこと。以下、「Google検索 AIモード」で調べた際の記述を引用。
・「ジリジリ」の正体:初期デジタルエフェクター特有の「量子化ノイズ」
ベースを弾いた後、音が小さくなる(サスティンやリバーブが消えかける)タイミングで「ジリジリ」と聴こえるのは、デジタル処理における「量子化ノイズ」(または過渡応答ノイズ)と呼ばれるものです。
仕組み: デジタルリバーブは、入力されたアナログ音を一度デジタルデータ(0と1)に変換して残響を計算し、再度アナログ音に戻します。音が大きい時はデータが細かく再現されますが、音が小さくなるとデジタルの限界(階段状のガタガタな波形)になり、これが高音域の「ジリジリ・チリチリ」という砂嵐のようなノイズとして現れます。
なぜ今気づいた?: ブラックレーベルのDynaVerb(特に初期〜中期型)は非常に高品位ですが、基本設計は少し前の世代のデジタルエフェクターです。現在の24bit/32bitプロセッサーを積んだ超最新MTRのヘッドホン端子で聴くと、当時のデジタル特有の粗さ(仕様としてのノイズ)が、アンプ時とは比較にならないほど鮮明に聴こえてしまうのです。
そして、その解決方法として『MTR側ではなく「リバーブの前に」十分な音量を送る』ということをAIモードは提案してくれました。
TACOMA(アクティブ)のボリュームをしっかり上げ、DynaVerbのインプットに入る段階で「ノイズに対してベースの音が十分に大きい状態(高S/N比)」を作ってあげると、相対的にジリジリノイズを小さく抑え込むことができます。
そんなわけでDynaVerbの前段にあるマルチエフェクター「ZOOM B3n」にてボリュームを上げたところノイズは発生しなくなりました。「発生していない」というよりも、ベース音とリバーブ音が大きくなったので「相対的にノイズが聴こえなくなった」ということ。
B3nでボリュームを上げたことで、心なしかDynaVerbのリバーブもさらに良い音になった気がします。(これは本当に気のせいかも)
ただしB3nの方でボリュームを上げすぎると、今度はB3nの内部のノイズが目立って来ます。上げまくればいいというわけではないので、MTRに接続したヘッドホンなどからノイズが目立たないボリューム具合に調整しましょう。
今回は「EBS DynaVerb」の話でしたが、古めのリバーブなどのデジタルペダルだと同じ問題が発生するかもしれないので、どなたかが困った際の参考になれば幸いです。
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