2022年12月29日木曜日

セリアにてF2-BTの収納にちょうど良いケースを発見。

どうも、ひらた店長です。

今年2022年にフィールドレコーダー「ZOOM F2-BT」を購入しまして。間違いなく「今年買ってよかったもの」のトップに君臨しております。
↑F2-BTについて詳しくはこちらを。

このF2-BTを収納するためのケースを長らく探す旅をしてました。しばらくは小さめのタッパーに収納していたんです。それもなかなか良かったのですが、本体が傷つかないように布の袋に入れてからタッパーに収納するなどしていて、出し入れに少し手間がかかっていたわけ。
なので「もっと良いものがあれば…」と日々思っていた次第。

そんなある日。100円ショップ「セリア」さんのコーナーでちょうど良いものを発見。

写真右下のケースがそれ。
左上がF2-BT本体で
中央上がラベリアマイク(ピンマイク)。

手に乗せるとこんな感じ。
ウェットスーツの素材のようなもの。
商品名は忘れてしまいましたが
携帯・デバイスケースのコーナーにて。

中は片側の側面に仕切りが一つ。

その仕切りの方に本体を入れ…

仕切りのない方にラベリアマイクを。

チャックを閉じるとこんな感じ。

先ほどの写真から裏返した図。
本体が入っているところは
金属の出っ張りが少し出ちゃう。
薬指の少し先辺り。

F2-BT本体のベルトなどに引っ掛けるための金具部分が、上の写真のように出っ張りになっちゃいます。本体を逆向きにすると良いのかもしれませんが、個人的には本体のスイッチ部分などを保護したいのでこの向きで収納を。この辺は好き好きですね。

ケースの仕切りがあることで本体とラベリアマイクが分けられてますし、一つのケースの中に本体のラベリアマイクが収納されているのがとても良い。小さいタッパーの時には2つに分けていたので。

収納場所もコンパクトで済むしこのケース、気に入りました。
F2-BTユーザーの方でケースに悩んでいる方はよかったら参考までに。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2022年12月22日木曜日

新しいマザーボードを組み込んだ後に見落としていたこと。

どうも、ひらた店長です。

2022年11月28日に自室で使っている自作PCの「CPU(APU)」「マザーボード」「メモリ」を新調。大きな問題なくPCを起動出来てホッとしたのですが…一つだけ見落としていて、Windowsのライセンス認証がうまくいきませんでした。

新調した部品たち。
詳細は以下に。

↑CPU(APU)は「AMD Ryzen5 5600G 6コア / 12スレッド」。
最近はCPUにグラボ機能も入っているので「APU」と呼ぶことを新調する際に初めて知りました。

↑マザーボードは「ASRock ATX B550 Pro4」。
値段も手頃だったのとグラフィックの「D-Sub端子」があるのが個人的に嬉しかったのでこちらに。

↑メモリは「Team DDR4 3200Mhz 16GBx2枚(32GBkit)」を。
「8Gx2」の方と迷ったけど動画編集などもするし気合を入れてみた。

マザーボード開封の図。

APUとメモリを搭載。

SSDはそれまで使っていたものを使用し問題なく起動したわけですが、ライセンス認証をしたところ出来なかったんです。原因はPCの「時間」でした。
ちゃんと時間合わせせずにライセンス認証しようとしたので認証が通らなかったわけ。時間を合わせたらすんなり通りました。

中古のマザーボードを仕入れて組み込んだ経験はあったのですが、今回初めて新品のマザーボードを扱いまして。新品って時間が合ってないんですね。恥ずかしながら知りませんでした。

それ以外は問題も発生せず、約一ヶ月間使っていますが元気に動作してくれています。
後は新しめのグラフィックボードがあれば完璧なのですが…それは追々ってことで。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2022年12月17日土曜日

【OBS】「VLCビデオソース」が表示されていない場合にチェックすべきこと。

どうも、ひらた店長です。

YouTubeでのライブ配信の際に「OBS」というソフトを使っています。
BGMをPC内部に保存されているものを使いたいと思い、色々と調べたところ「メディアソース」よりも「VLCビデオソース」が便利とのこと。

メディアソースでは曲を一つしか指定できないのに比べ、VLCビデオソースの場合は複数の曲を指定したり、それをランダム再生したりも出来るそう。

OBSのソースを指定する欄。
一番上がVLCビデオソース。

これを使うためにはPCに「VLC media player」というフリーの動画再生ソフトをインストールしておく必要があるんです。たまたま以前からこのソフトを使っていたので、調べている時には「ちょうど良い」と思ったのですが…

あらためてOBSのソース指定欄を見ても「VLCビデオソース」がなかったのです。間違いなく「VLC media player」はインストールされているにも関わらず、です。

OBSを最新バージョンにしても、VLCを最新バージョンにアップデートしても表示されずネットの海を彷徨った次第ですが原因は単純でした。


PCのWindowsが64bitにも関わらず「VLC media player」は32bit版をインストールしていたせいでした。


なので一度アンイストールして64bit版をインストールすることで、OBSに無事に「VLCビデオソース」が出現。もし同じように悩んでいる方がここに辿り着いた際には、32bitなのか64bitなのか確認して再インストールを。

さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2022年12月7日水曜日

テレコン「TC-DC58C」を「iVIS HF S21」に装着するためにカスタム。

どうも、ひらた店長です。

現在使用しているデジタルビデオカメラは「Canon iVIS HF S21」で、以前からそれに合う望遠レンズ、つまりテレコンバーター(以下「テレコン」)が欲しいと思っていた次第。
そこに手頃な価格でCanon純正テレコン「TC-DC58C」が販売されているのを発見したので飛びついたわけ。

S21にTC-DC58Cを装着した図。

中古なので傷あり。
焦点距離は約2倍のレンズ。

このテレコン「TC-DC58C」は「PowerShotG7/G9用」として販売されていたもののようで、そのままだとS21など他の製品にはちょっと都合が良くない。

そのまま取り付けると
全然ねじ込めず脱落の危険が。

テレコンを側面から見た図。
原因は赤い矢印の部分。
ネジ山のない部分が2mmくらいある。

一方S21の取り付け部分は…

せいぜい2mm程度。

そのため、そのままだとまともにねじ込むことが出来ない。なのでしっかり取り付けるためにカスタムすることに。カスタムと言っても単純な話で、先ほどの「ネジ山のない部分を削る」という原始的な方法。

まずはレンズが傷ついたりしないよう
何かを詰めて保護。

それをマスキングテープで固定。
くっつきにくくて手こずりました…。
外周のテープは保護&削る目安として。

いきなりですが削った直後。
ここの部分の素材はプラスチック

当店にあった手動サンダーのようなもので
一気に削りました。
手のヤスリでも可能ですが時間と根気は必要。

その後、ヤスリで平面に整えて、
バリなども慎重に除去。

プラスチックの粉があまり飛び散らないように慎重に掃除などをしてカスタム作業は完了。

カスタム後の写真。
赤い矢印の部分が短くなってます。

こっちはカスタム前。

カスタム前の取り付け写真。
ほとんど固定されていない。

カスタム後の写真。
まだ隙間が見えるけど
しっかりと奥までねじ込まれている。

こうやって削ればサイズ(58mm)が合うならTC-DC58Cを取り付けることが可能。少なくともS21では本体の最大望遠でもピントも合い、望遠もされていて個人的に満足な結果でした。さすがCanon純正。(以前に中華製テレコンを試しに買ったけどありゃ失敗だった…)

↑TC-DC58Cは製造終了しているようで現在はほぼ中古のよう。


この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
あ、カスタムは自己責任にて。

↑TC-DC58Cを使った写真などはこちらのブログ記事で紹介してます。


それでは今回はこの辺で。


2022年11月21日月曜日

アコベ弾き語り動画は2つの録音機器での生音にて。

どうも、ひらた店長です。

先日、アコースティックベースを使った「ベース弾き語り動画」というのを投稿しまして。2022年11月11日の「ベースの日」に合わせた投稿でした。(その動画はこの記事の後半に紹介してます)

その動画、なるべく簡単に録音して、かつ良い音に出来ないだろうか?ということで、PCなどを経由せずに完全な生音で録音した次第。その方が撮影前のセッティングが楽になるので。機材は「ZOOM F2-BT」と「ZOOM Q2HD」の2つを使用。

こちらはF2-BTに付属している
ピンマイク(ラベリアマイク)「LMF-2」。
写真のようにマイクスタンドと
コンデンサーマイクの金具に固定。
F2-BTについては
こちら←の記事にて紹介。

こちらがQ2HD。
マイクの向きを手前に改造したもの。
改造については
こちら←の記事にて。

上記の2つの録音機器を以下の位置にセッティングしました。

赤い矢印がF2-BT。
黄色い矢印がQ2HD。
矢印の向きはマイクの向き。

「F2-BT(赤い矢印)」で主に歌声とアコベの低音部分を拾い、「Q2HD(黄色い矢印)」でアコベの高音を拾う作戦。この2つの音を録音後にPCに移して、DAWなどを使いノイズ除去やバランス調整したのが動画の音声ってわけです。

動画がこちら。
BUMP OF CHICKENさんの「スノースマイル」を
僭越ながら歌っております。

店長、「BUMP OF CHICKEN」は昔から好きなんですけど、こうやって歌がイマイチな弾き語り動画にするとバンプ好きの方からバッシングを受けないか一抹の不安がある、って話は置いておいて。

この動画の音、「F2-BT > Q2HD」って状態で比率で言うと最終的に「7:3」くらいになっていると思います。ちなみにF2-BTの音はノイズ除去とコンプのみで、Q2HDの方はノイズ除去とコンプ、リバーブなどを軽くかけている形。

Q2HDで録音した音がかなり高音のノイズが入っていたのと、音全体もキンキンした感じだったので、これならF2-BTをアコベのサウンドホールくらいの位置にセットして、F2-BTのみの音声でも今後は良いのかも?と思った次第。

録音環境についてはそんな感じ。


とにかく、アコースティックベースを購入してやりたかったことの一つがこの「ベース弾き語り」だったので、こういうして形に出来て良かったです。今後もたまにチャレンジしていきたいな、とは思っております。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2022年10月12日水曜日

ナット溝をタイトボンドで埋めて弦高を調整してみた。

どうも、ひらた店長です。

昨日(2022年10月11日)に『アコベのナットをタイトボンドで埋めてみることに。』という話をしまして。
アコースティックベース(以下、アコベ)の弦高を調整するためネックの反りを調整していたら、ある程度下げると3弦開放だけビビることに気付いた次第。色々と調べると3弦のナット溝だけが低いみたいだったので、自己責任応急リペアとして溝をタイトボンドで埋めて、硬化後に溝を彫り直してみることに、という話でした。

ナット溝にタイトボンドを塗布したところ。
昨日のブログではここまででした。

そんなわけで24時間ほど放置して、そろそろ硬化したっぽいので溝を作る作業を開始。

24時間ほど放置したところ。
溝を完全に埋めるために
タイトボンドを重ね塗りしてます。

先ほどの写真のヘッド側からのアングル。
こちらの方が見やすい。

棒ヤスリを使って溝を。

いきなりですが溝を作り終わったところ。
三角形の棒ヤスリで削り、
丸いもので仕上げをしました。

ヘッド側からのアングル。
ピンぼけ申し訳ない。

試しに弦を戻したところ。
はみ出しているタイトボンドは
処理しなかったけど悪くなさそう。

と思ったけどチューニングしたら
はみ出たタイトボンドが白濁しました。

なんちゃってフレットラップで
こんな風に隠れるので
とりあえずそのままにすることに。

弦を緩めてはみ出しているタイトボンドを削って見た目を良くする、という選択肢もあったのですが、弦を外したらナット溝のタイトボンドごとポロッと取れそうな予感がしたのでやめておくことに。

それはそうとタイトボンドで埋めた効果はバッチリでした。

ネックをフラットにしても3弦開放がビビらなくなっています。ただ、開放弦の音が少し変わったかも…?という気もしました。他の開放弦と比べると少し音がこもったような、「音のクリアさ」が少し減ったような気もいたします。個人的には許容範囲内なので大丈夫ですが、もしお試しになる場合はその辺も考慮されると良いかと。

アコベのネックをフラットの状態にすると弦高が下がり、もちろん弾きやすくはなったのですが…そうなるとピッキングした際に弦がフレットに当たる音、ビビビ…と金属音が実音に混じるようになります。低くなっているからそりゃそうだ。

思ったようなバズ音ではなかったので、その金属音が入らない程度に弦高を上げていき、鳴らないところで弦高のセッティングは完了。今までよりは少し低くなった印象。(それまではやや高めにセッティングしていた)


エレキベースならフレットに当たる音があっても意外と気にならないわけですが、アコベだとこれがかなり気になる。弦の音がそのまま増幅されているから、音の雑味もそのまま増幅されている印象を受けます。

とにかく弦高調整そのものは満足のいく結果に。応急リペアも悪くないので一安心。

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※2023年2月追記
その後、弦を思いっきり緩める用事があったので緩めたのですが、ナット溝を埋めていたタイトボンドが弦をある程度緩めた際にポロッと取れました。なので本当に応急的な処置という感じ。一時的な解決方法としては有りだけど、根本的には解決してないということですね~。
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さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2022年10月11日火曜日

アコベのナットをタイトボンドで埋めてみることに。

どうも、ひらた店長です。

昨夜、「TACOMA(タコマ)」の5弦アコースティックベース(以下、アコベ)の弦高を調整していたのです。強く弾いた時だけバズ音が鳴る、くらいの弦高にしてみたらどうか?とふと思い立ったので早速作業していたわけ。

ブリッジサドルは調整済みなので
トラスロッドでのネックの反りで調整を。
現状はやや順反りで高めのセッティングにしてる。

ネックをフラットに近づけて行き、
弦高はかなり低く出来る。しかし…

弦高を低く(ネックをフラットに近づけていく)と、3弦の開放を弾いた時だけビビりが発生していることに気付いたんです。これは気持ちよくない。

色々と調べるとナット側が
低くなっているのが原因と判明。

5弦ベースを通常のLow-BではなくHi-C仕様にしている(6弦ベースの1~5弦を張っている状態にしている)わけですが、その際、ナットの交換などはしていないんです。なので、それが原因かもしれない。

とにかく3弦のみが開放で弾いた時にビビる、つまり3弦のナット溝だけが低いってこと。
ってことは…埋めて高くするといいってことか?そう考えて調べた結果、タイトボンドで埋めた後に削って調整するという方法もあるみたい(自己責任)。
(他にはレジンで埋めるか、ナット自体の交換という手段があった)

すぐに試せるのがタイトボンドで
埋めてからの調整だったので
マスキングして埋めてみることに。

とりあえず昨夜はここまで。
タイトボンドが完全に乾くのを待ち、その後に削って調整します。

取り急ぎ現状報告はここまで。作業後の報告は後日に。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


※作業後の報告はこちらの記事にて。


2022年9月9日金曜日

YouTubeの字幕設定に注力する日々。

どうも、ひらた店長です。

YouTubeに投稿した過去の動画すべてに字幕設定をしようと思い、昨年から少しずつ作業を進めていたんですね。投稿した動画に日本語の字幕を自分で設定し、それをYouTube側の「自動翻訳」を使って各言語に設定するという手順で行っておりました。

その作業、先月8月末に「やり直さなければいけない」という状況になった次第。

理由はこの画像の赤い丸のところ。
「ゲイン調整不要で~」という日本語が
ギリシャ語だと一言になっている。

自分で設定した日本語字幕を
自動翻訳で各言語に翻訳してくれるんだけど…

翻訳後の画像。一見すると出来ている。
しかし、もっと時間を進めてみると先ほどのような
ちゃんと翻訳されていない箇所があることが判明。

そんなわけで現在、過去に設定済みの動画、すべてを修正するという地獄のような作業に追われる毎日でして。空いた時間を見つけて少しずつ修正しているところです。

↑もうちょっと詳しい状況説明などはこちらの「ひらた家具店のブログ」にて。

幸い、すでに日本語の字幕が設定されているものはそれをYouTubeからダウンロードし、文字起こしに活躍している「Vrew」というフリーソフトにて各言語に翻訳できるので、手間は最小限で作業できている…と思う。

とにかく、です。

空き時間はそういう作業をしているので、ちょっとこの個人ブログの優先順位が落ちちゃっている、というご報告をしたいってのが今回の話。
作業自体は波に乗っている状態なので、このままの勢いで年内の設定終了を目指したいところ。

それでは。
今回はこの辺で。


2022年8月26日金曜日

F2-BTは16GBで何時間録音できるのか?

どうも、ひらた店長です。

以前8月18日にフィールドレコーダー「F2-BT」を手に入れたという話をしまして。
↑その時の話はこちら。特徴や購入時の注意点など。

今回は「F2」及び「F2-BT」が何GBのSDカードを入れると何時間録音できるのか?という話。手短に。

16GBのMicroSDを入れている図。
ピンぼけ申し訳ない。

F2にBluetooth接続した際の
スマホの画面。

16GBのMicroSDで「22:43:46」録音可能と記載されています。これ、16GBのMicroSDをフォーマットした直後のスクショだったはず。とにかくF2は16GBで約22時間は録音できるというわけ。

事前にそういうところを詳しく調べておらず、F2用にと思って256GBのMicroSDも同時に購入しちゃったのですが…明らかなオーバースペックでした。

↑このMicroSDです。


MicroSDがF2より遅れて手元に来ることになっていたので、手元に空いている16GBを暫定として使ってみたところ、上のように約22時間は録音できると知りまして。256GBだと単純計算で約352時間も録音残量があることに。
自分の使い方として録音したものはすぐにPCに移すので、そんなに必要ないわけです。

ってなわけで256GBの方はスマホの外部SDに使用し、スマホに入っていた32GBの方をF2へ。16GBはまたストックとすることに。スマホの方で動画撮影したりもするし、容量もキツくなってきていたので良い機会だったかも。


そんなわけでF2の録音残量の話でした。
購入前のどなたかの参考にでもなれば幸いです。

それでは今回はこの辺で。


2022年8月25日木曜日

分割されたMTSファイルをコマンドプロンプトで結合する方法。【コマ落ち音落ちなし】

どうも、ひらた店長です。

動画の撮影にデジタルビデオカメラ「CANON iVIS HF S21」を使ってまして。

こちら。以下、S21と呼称。
2010年に発売された機種。

↑Amazonではこちら。

このS21。2020年6月にAmazonにて中古で購入したわけですが、今なお現役で十分使用可能なスペックなのです。画面サイズは最高フルHDでフレームレートは60iまで。詳しくスペックを知りたい方は上記のAmazonのページなどをぜひ。ちなみに現在、CANONは家庭用のデジタルビデオカメラの開発から撤退してます。(業務用は作っている)

これ、店長は気に入っているのですが…唯一の不満としてはフレームレートが「60p」に対応していないという点。購入当時に色々と調べたのですがそこまで理解できておらず、購入後に対応していないことを知った次第。

S21は「60i」まででフレームレート30もCANON独自の「PF30」という方式。「30pで撮影したものを60iに変換して記録する」というもの。動画編集ソフトに撮影したデータを入れると、60iもPF30も「30p」として出力できるという理解で良いはずなので店長は何となく60iで撮影しておくことにしました。

おっと話が脱線しました。フレームレートの話はややこしいのでここまでにして…。

今回は「撮影したデータ」についての話で、動画データをSDカードにコピーしたりしてPCに移した際、拡張子が「MTS」というファイルになるんですね。そして、このMTSファイルは2GBくらいで分割されて保存されるのです。(物によって4GBのこともあるはず)

デジタルビデオカメラの使用は初めてで、中古にて購入したため付属の編集ソフトがなく、そういう編集ソフトがあれば分割されずに一つになる、ということも知りませんでした。なので分割ファイルを編集ソフト上に並べて、繋ぎ目が一瞬(1フレーム)コマ落ちと音落ちするのは「そういうもの」なのかと思って今まであまり気にしてなかったのです。

いや嘘です。すごい気になってたんですが、仕方のないことなのかと思ってたんですね。

しかしながら最近、気になりすぎて「何とかならないんだろうか?」と思って数日間色々と調べたり実験したりしてたところ、ついに解決方法に行き当たりまして。
(調べ方が悪かった。最初はフレームレートの問題なのかと思ってフレームレートについて調べてた。実は先程のフレームレートの話はここ数日で知った話)


解決方法っていうのがこちらのブログ記事に。

↑「とある技術者の備忘録的情報」というブログ様。

Windowsのコマンドプロンプトを使うことで、分割されたMTSファイルを一本に結合するという方法で、実際にS21で60iにて撮影したMTSファイルで実験したところ見事に結合。結合部分にはコマ落ちも音落ちもなく店長は今、猛烈に感動しております。

一応、手順を以下に。

・「Windowsキー+R」を押し「ファイル名を指定して実行」、「cmd」と入力して【OK】を押す。(コマンドプロンプトの起動)
         ↓
・コマンドプロンプトでMTSファイルを保存してあるドライブを指定「◯:」と入力(例:Dドライブなら「d:」と入力)
         ↓
・エクスプローラーでMTSファイルがあるアドレスを右クリックでコピー
         ↓
・コマンドプロンプトで「cd」と入力後に半角スペース、右クリックするとアドレスがコピーされる。その後Enter。
         ↓
・「copy /b 00000.mts+00001.mts+00002.mts all.mts」と入力後Enter(ファイル名は保存されているファイル名に変更すること)
         ↓
・結合後に「all.mts」が作成されて保存される。新たに保存されるため事前に空容量があることをチェックすること。

こんな感じ。
上記のブログ記事内に画像付きで解説されているので、ぜひそちらもチェックしてからお試しになることをオススメいたします。

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※2022年8月30日追記
僭越ながら上記のブログ様で紹介されていた手順を元に、結合する手順の解説動画を作成いたしました。よろしければ動画もぜひ参考にしていただけると幸いです!

作業しながら解説した動画。
最後の方にコマ落ちしてないかの検証部分も。

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YouTubeではWindows10に標準インストールされている「フォト」を使って結合する方法なんかも紹介されてて、まずそれを試してみたのですが保存後は「mp4」になるし、何よりも結合部分のコマ落ちが改善されてませんでした。(これは「60i」の影響もあるのかもしれない)

その他、フリーソフトや有料ソフトなどを使う方法もあり、最終的にはそれらを試してみようかなという前に、このコマンドプロンプトの方法を試した次第。

他のソフトのインストールも必要ないし、結合する際の時間もそんなに長くないので、コマンドプロンプトを使える人は断然この方法がオススメです。使ったことない方も手順通りに落ち着いて行えば使えると思いますのでぜひ。


とにかくこれで、S21の設定を最高画質で60iのまま、繋ぎ目を気にせずに撮影し続けることができます。上記ブログ様にはマジで感謝。多謝です。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2022年8月18日木曜日

「ZOOM F2-BT」は個人的に最高の機材。

どうも、ひらた店長です。

2022年8月始め。フィールドレコーダー「ZOOM F2-BT」を購入。遅めの自分への誕生日プレゼントとして。(ちなみに誕生日は7月29日。2022年で40才となりました)

「F2-BT」を手に乗せている図。
想像していたよりも小さくて驚き。

パッケージがこちら。
ラベリアマイク付き。

パッケージ裏の説明書き。
ちょっと見づらいかも…。

パッケージ裏に特徴などが書かれてますが、詳しいスペックなどはこちらの「ZOOM F2」のページにてどうぞ。

最大の特徴は何と言っても「32bit float」であること。
これによって録音開始時にゲイン調整をせず、ほぼ音割れの心配なく録音することが出来るわけ。録音後にPCにてデータをゲイン調整し、適正音量に劣化なく調整することが出来るんですね。

「ほぼ音割れの心配なく」と書いたのは、ネット上では「音割れしないレコーダー」と紹介されたりしてますが「絶対に音割れしない」ということはないため。F2-BT側じゃなくマイク側の性能を超える音量が入力されれば当然音割れします。なので「音割れの心配なく」というのは「適切なマイク選びとマイクセッティングがされていれば」というのが大前提。

「32bit float」がどういうものか?というのは詳しく書かない(書けない)ので、気になる方はぜひ検索を。


テスト録音の動画はこちら。
ついでに購入前の注意点について
お伝えしてみたのでよかったら参考に。

こちらはF2-BTのラベリアマイクを
テーブルの上に置き、それを挟んで
二人でしゃべってみた動画。
声を張っていないのに
後でゲイン調整するとこの通り。


とりあえず、購入後10日ちょっと経ち何度か試したりしておりますが、難しい話は抜きにして控えめに「F2-BT」について個人の評価をお伝えすると「最高」の二文字です。

録音さえ出来ていれば後で編集ソフトで何とかできる、という安心感があるのはとても良いです。動画撮影前のマイクセッティングって結構な手間なので、それが省けるのも本当に助かります。(自室での撮影でもマイク位置を一からセッティングしているので)

PCで使っている編集ソフトが32bit floatに対応していて、これから新たにピンマイクを購入したいぞという方にはマジでオススメいたします。(ゲイン調整などが自分で出来るのが前提になりますが…)

↑Amazon F2-BT

↑Amazon F2

2022年8月18日現在、「F2」はBluetooth搭載モデルである「F2-BT」の方がAmazonではなぜか安くなってまして。(以前はBTの方が数千円高かった)
購入前に色々と他のサイトも見ましたが、現在のところAmazonが最安値だと思われます。購入を考えていたという方は今がチャンス…かもしれません。もしよかったら参考までに。

ちなみに個人としては近年で一番買ってよかった機材でした。
これからの撮影などで活躍すること間違いなしで、使うのが楽しみなレコーダーです。


さてさて。
それでは本日はこの辺で。