2023年10月14日土曜日

ブログのヘッダーを替えると雰囲気も変わるね。

どうも、ひらた店長です。

ブログのトップページや記事を表示した時、画面の一番上に表示されている画像が「ヘッダー」というものでして。その画像を思い立って新しくしたという話。

こちらが今までのヘッダー。

こちらが新しいヘッダー。

今までの方がエレキベース「Bacchus WOODLINE」を使用中の様子でした。新しい方が先月に地元の博物館でアコベ「TACOMA CB105C」を試し弾きした時の写真から。

ヘッダー画像はスマホで文字などを入れているんですけど、このデータ、スマホに残っているので写真を差し替えて文字の位置を移動、そして色を一部いじったくらいで文章などに変更はなし。

以前のものも気に入っていましたが、このアコベを弾いている写真、気に入っているんですよね。そんなわけでふと「これをヘッダーにしたい」という衝動に駆られた次第。

ちなみに全体がこちら。いい感じだよね。
バンドメンバーに撮影してもらったもの。

やはりヘッダー画像を変えるとブログを表示した瞬間の印象も変わるな~と実感。明るい印象になったんじゃないかなと自画自賛しているところです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年10月12日木曜日

楽器に名前をつける派?つけない派?

どうも、ひらた店長です。

そういえばだいぶ前に、X(旧Twitter)のアンケート機能を使って「自分の楽器に名前をつける派orつけない派」というのを聞いてみたことがあるんですよね。

確かその時の結果は半々くらいだったと思う。
とは言っても投票数はそんなに多くなかったと思うけど…。

最近ふと、あらためて気になったのでXで「楽器に名前をつける」みたいな感じで検索してみたところ、やっぱり名前をつける派という方々は一定数いるみたいで。ギターやベースが多い感じ。「名前をつけると愛着が湧く」「うまくなりやすいと聞いた」という理由がチラホラと見られました。

ギターやベースばかりじゃなく、吹奏楽部の慣例として「自分の担当楽器には名前をつける」というのがあったりするらしく、初めて知る情報で驚きました。何となく吹奏楽の方々の方が「自分の楽器」と冷静に向き合っているようなイメージがあったんですよね。なので名前なんかつけない、という感じなのかと勝手に思ってました。

こちら店長のメイン楽器たち。
左のアコギ以外には名前がついている。
公表は恥ずかしいから絶対にしない。

ピアニストの方って、例えば演奏会があったりすると「その場にあるピアノ」を使うのが通常かと思うわけで、なので「ピアノに名前をつける」というのは自分が検索した中では見られませんでしたね。
その他の「自分の楽器」「自分で持ち歩ける楽器」に関しては愛着というか相棒というか…自分の楽器ってやっぱ特別な存在なわけで、こっそり名前をつけたりする場合が多いのかなと。
ちなみに名前をつける場合、楽器の機種名をもじったものや異性の名前が多い感じでした。

自分に関してもメンテから何から自分でやっているし、やっぱり好きで所有している楽器なので「特別」なわけです。店長の感覚では楽器は「相棒」という感じ。(所有数も少ないし)


対して「名前をつける感覚が全く理解できない」という方も当然いらっしゃいまして。

目についた理由は「身体の一部のようなものだから」というもの。その方が書かれていたのは「自分の身体の一部に名前はつけないだろう?」という理屈です。(一部の変態さんは、だからこそ名前をつけるという理屈になると思うが…)

その他、単純に「名前をつける習慣がない」「名前をつける意味がわからない」「必要がない」など、そんな感じ。おそらくそういう方々は「楽器を100%道具として見ている」という感覚なのかな~と推察いたします。


店長に関しては先程の写真のところで「名前をつけている」と書きましたが、これって「ベースに限って」なんですよね。アコギやエレキギター、カホンなんかも持っていますが、それらには名前はついていないんです。

たぶん楽器をベースから始めたので「自分の担当楽器はベース」という特別な感情からだと思います。だからと言ってギターなどを特別だと思っていないわけじゃないんだけど…名前がついていないものに関しては「道具としての楽器」という割合が大きいのかもしれません。

そんなわけで名前をつける派の意見も、つけない派の意見もわかるな~という感じ。


そして最後に。

店長は別に「名前をつけた方がいい」とか「名前をつける必要がない」とか、そういう議論をしたいわけじゃなくてですね。つける派の人も、つけない派の人もいて、それぞれの形で楽器を愛していたらそれでいいじゃない、ということ。

考えを押し付けたいわけじゃないというのはご理解いただければと思う次第です。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年10月11日水曜日

指板延長カスタムでアコベの生音に影響があったのでは?

どうも、ひらた店長です。

今回は…いや今回もアコースティックベースの話題を。(以下「アコベ」で統一)

愛機「TACOMA CB105C」。

このアコベは指板延長カスタムが施されていまして。もともとは最終フレット20だったものを29まで延長してあります。

これがカスタム前と後の比較画像。

ボディ部分のアップ。

カスタムは自分で行っていて、その詳しい様子が気になる方はこの『指板延長計画の作業工程を動画で公開。』という記事をご覧くださいませ。


このカスタムは2023年5月に完了宣言をしたわけですけど、現在は10月で、これまでに不具合などは発生しておらず結果には大満足しているところです。

しかし、ふと気付いたことが1つ。

この指板延長カスタムによって、アコベの生音ってちょっと変わったのでは?ということ。

21~29フレットがある板(延長指板)を「アコベのトップ材に貼り付ける」という方法で29フレットまで伸ばしているわけですけど、冷静に考えるとアコギやアコベってトップ材が振動することで生音が出ているわけで。サウンドホールから出る音ももちろんありますが、それってそもそも「トップ板の振動音をボディが増幅して穴から出している」という構造だったはず。(どこかのサイトでそういう情報を見た…はず。全然違っていたらご指摘いただけると幸いです)

音の経路は「弦が振動する」→「ブリッジに振動が伝わる」→「トップ材に振動が伝わる」→「ボディが振動音を増幅する」→「サウンドホールから音が出る」となるはずで、生音として聴こえるのは「サウンドホールから出る音+トップ材の振動音」だったと見聞きした知識では記憶しております。

そのアコベにローズウッドの板が複数枚貼り付けたわけで、トップ材の振動はそれによって減った・阻害されている、と考えるのが妥当ですよね。
ってことで、カスタム前と後で生音は変わったのでは?少なくともボリュームは減ったのでは?と考えたわけですが…これの検証、できるかな~。

以前にYouTubeにアコベの生音は記録されていますが、同じ環境で撮影して検証できるようなものがあったかどうか…。可能なら検証動画は作ってみたいところ。


とにかく、です。

指板延長カスタムによって「生音が変わる可能性がある」というのは全然考えていなかったな~という話。部屋で弾いている分にはカスタム前も後も全然わからないんですけどね。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年10月10日火曜日

ヨルシカさんの「斜陽」をソロベースで練習中。

どうも、ひらた店長です。

ベースのみで曲を奏でることを「ソロベース」と言いまして。曲の間にベースがソロを弾く「ベースソロ」とは意味が違うわけです。

そんなソロベースでヨルシカさんの「斜陽」という曲を練習中だ、というのが今回の話。

アコースティックベースで練習中。
ショート動画も記事内にあるよ。

まずはヨルシカさんの「斜陽」を紹介いたします。こちら。

2023年5月に公開になった曲。
ヨルシカさんの公式チャンネルより。

いわゆる「最近の曲」にはそんなに詳しくない方なんですが、以前からYouTubeでヨルシカさんは聴く機会があり、嫌いじゃないっていうかむしろ好きなんですよね。曲調と声が。

そしてこの曲はアニメ「僕の心のヤバイやつ」のオープニングテーマになっていて、最近アニメを見た店長がハマった、というのはこの個人ブログを見てくれている方だけにこっそりとお伝えいたします。でも内緒ね。(あまり大っぴらに言ってないけど、漫画・アニメは好きな方です)

そんなわけで弾きたくなったので練習している、という次第。

練習中の動画がこちら。
ショート動画にて公開してみた。

まだ途中までしか弾けないのでショート動画にしていますが、ちゃんと弾けるようになったら通常の動画としてアップ予定。(曲の長さはアニメのオープニングのサイズ。フルは無理)

このソロベースは店長がアレンジしました、というとカッコいいわけですが…そんなことはなくて、YouTubeにソロベースでのスコアを投稿されている方がいてそれを参考にさせていただきました。

こちらの方がタブ譜で解説してくれております。
たいへん助かりました。

ただ、この動画のスコア通りじゃなく、自分が弾きやすいようにポジションを変えたり、弾いていない音があったり逆に足している音があったりします。なので「参考にさせてもらった」という形。でもほぼそのままです。(自分のアコベがHi-Cなのでキーも変わっている)

そんなわけで。

ヨルシカさんの「斜陽」を練習中という話でした。
ちゃんと弾けるようになったらまた。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年10月5日木曜日

アコベのピエゾピックアップについて調べてみた。【TACOMA CB105C】

どうも、ひらた店長です。

所有している5弦アコースティックベース「TACOMA CB105C」。そのピックアップってエレキベースに一般的に使われているマグネティックピックアップではなく「ピエゾピックアップ」というものなんですね。

こちらが「TACOMA CB105C」。
指板延長カスタムを施してあります。

「TACOMA(タコマ)」というメーカーのアコースティックベースについては『「TACOMA」という楽器メーカーの歴史とアコースティックベースについて。』を、指板延長カスタムについて詳しくは『指板延長計画の作業工程を動画で公開。』をご参照くださいませ。

ボディの側面にある
プリアンプのコントロール部分。
これは真鍮製のプレートが使われている。

長年、エレキベースを弾いてきたので、そちらに使われるマグネティックピックアップは何となく知っているわけですが…考えてみるとアコースティックベースやアコースティックギターに使われる「ピエゾピックアップ」についてはあまりよく知らないなと。

そんなわけであらためて調べてみたところ、ピエゾピックアップというのは「ピエゾ素子(圧電素子)」という結晶が使われていて、それで「振動を拾って音にしている」という構造だそう。
ちなみに先程から出てきているマグネティックピックアップは名前の通り「磁石で弦の振動を音にしている」という構造。

「振動を音にしている」という点では両方とも一緒ですが、マグネティックピックアップは「弦の振動のみを拾う」ものに対して、ピエゾピックアップは「すべての振動を拾っている」ものなんですね。

なのでエレキベースでは気にならない「弦と指が擦れる音」もそのまま拾ってしまったり、「ボディを叩いた音・擦った音」などもすべて「音として出力される」わけです。
弦がラウンドワウンドの場合、弦と指が擦れる「キュキュ」というフレットノイズが特に気になりました。自分が下手というのもありますが…。

ピエゾピックアップについてはこちらの『ピエゾピックアップの仕組みと種類を解説』という楽器文庫さんの記事で勉強させていただきました。もっと詳しく知りたい方はこちらをぜひ。


「TACOMA CB105C」の場合、ピエゾピックアップはブリッジサドルの下に敷かれている形で、それが弦の振動、そしてボディの振動を拾っているわけです。なので見た目上、マグネティックピックアップのように見えないわけ。

使われているピエゾピックアップは調べたところ「Tacoma E3 Preamp」というものらしい。TACOMAのアコベで先程の写真の真鍮製プレートが使われているものはこの「E3」のよう。

↑過去に使われたプリアンプとその説明についてはFenderのこちらのページにて。英文なので翻訳して読んでいただければ。(プリアンプ=ピエゾピックアップの種類、みたいな感じ)

こちらから「Tacoma E3 Preamp」についての翻訳した説明文を引用すると…
Tacoma E3 Preamp : Tacoma Guitars専用のLR Baggs製。Tacoma E3 プリアンプ システムは、ギターのトップからの振動を感知することにより、無制限のダイナミック レンジを備えたリボン トランスデューサー エレメントを利用しています。プリアンプは純A級ディスクリートFETです。疑似パッシブ EQ セクションは、オリジナル信号と並列に合成されたキャップとコイル回路です。これらのユニットは、Tacoma Guitars のライン用にカスタムボイス化されており、ギターまたはベースのいずれかで使用するために特別に調整されています。このプリアンプは、調節可能なボリューム、低音、中音域、高音域、位相コントロールを備えており、すべてファッショナブルな真鍮のフェイスプレート取り付け部に収められています。
こういう感じ。


ふむ、なるほど。わからん。

とにかく「LR Baggs」がTACOMAのアコギ・アコベ用にカスタムしたピエゾピックアップで、E3は真鍮製プレートが使われているということだけはわかりました。
真鍮製プレートがカッコいいし、使用感としては全く不満は感じないので自分はとても気に入っております。


とりあえず、です。

自分が使っているアコベのピエゾピックアップについて、ちょっと詳しくなれたので調べてよかったという話。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。