2021年9月21日火曜日

ヘッドに少し木材割れがあったのでリペアしてみた。

どうも、ひらた店長です。
今回はTACOMA5弦アコースティックベース(略して「アコベ」)のヘッドの話題。

最近はアコベのブレーシング剥がれを自力でリペアするべく、色々と調べ物をしたり考え事をしたり、そのことを記事を書いたりしております。

↑その辺の詳しい話はこれらの記事で。

そんなアコベですが、実は手元に来た2021年1月の時点で気になる部分が一ヶ所あったんですね。「ヘッドの木材に少しひび割れ」がありまして。トラスロッドカバーを取り付けてあるネジ穴の一ヶ所が、ちょっとだけヒビ割れていてネジの効きが甘いというか…効いてなかったのです。

そのヒビ割れ部分をリペアしてみた、というのが今回の話。


ヘッド部分の写真。


このヘッドにはすでにクランプを取り付けてありますが、向かって右の、ネック側(写真上側)へ飛び出している鉄板を取り付けるのが目的のクランプ。その鉄板が後で活きてきます。


ヒビ割れているのは右上のネジ穴。
ヒビが確認できますよね。


ヒビにタイトボンドを入れている図。
爪楊枝でヒビをちょっと広げて奥まで。


小さいクランプでヒビを締める。
このクランプを固定するために鉄板が出ている。


ある程度締まったら
濡れた筆でタイトボンドを拭き取る。


~12時間後~


クランプを外した図。


こっちはリペア前。
ヒビが少し締まったのがわかる。


トラスロッドカバーを取り付けた図。
右下がリペアした場所。


上の写真のようにトラスロッドカバーを取り付けたところ、ネジがちゃんと効くようになりました。思いっきり締めると空転しそうな不安な手応えでしたが…(笑)
ただ、今までは全く効いてなかったので、とりあえずは効いているので妥協点かなと。また効かなくなったら今度は穴を埋めるか、ネジに何かを塗るしかないかな。

カバーで普段は見えない位置なんですけど、こういう細かいところって地味に気になりますよね~。とりあえずこの部分はリペア完了ってことで一旦問題は解決。


さて。またブレーシング剥がれの方に戻ろうっと。

それでは今回はこの辺で。
ひらた店長でした!


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