2021年9月10日金曜日

TACOMAアコベのブレーシング剥がれが発覚。

どうも、ひらた店長です。

今週月曜日9月6日に『ライブ配信したらアコベに問題が発生してるのが発覚。』という記事を更新いたしました。

半月振りくらいにアコースティックベースを弾いてみたら音に違和感が…。今までなかった「ビリビリ」という音が加わって、歪んだような音になっていたんですね。それがライブ配信中に発覚したって話でした。

そのブログ記事を書いた際にも「ブレーシング(ブレイシング・力木)」という、アコギやアコベの内部に貼りつけてある木材が一部剥がれてしまったのでは…と予測していたわけ。


それから少し調べて、ご報告をしたのがこちらの動画。


アコベの現状とトラブル内容、今後の報告。


アコベの裏側の板を押すと「ギシギシ」と音が鳴る場所を発見しまして。それがブレーシングが剥がれてしまっている音らしいのです。
その音なども上の動画内にてご確認いただけます。

この動画を公開後、さらに調べてアコベ自体も調べて行ったところ…

ブレーシング剥がれが原因、と確定しまして。


「TACOMA ThuderChief CB105C」
赤い線は裏板のブレーシングの位置。


表板(トップ材)のブレーシングには問題はなさそうでしたが、裏板のブレーシングに剥がれがありまして。上の画像の向かって右から2本のブレーシングに剥がれがあるっぽいのです。

アコベの内部を撮影した写真がこちら。


アコベのブリッジ側から2本目のブレーシング。
赤い線のところに剥がれが発生。


こっちはブリッジ側1本目。
ヘラは入らなかったが隙間はあるっぽい。


ブリッジ側2本目は金属ヘラがすんなりと入るほど剥がれていて、1本目はヘラは入らなかったのですが、ボディ裏板を押すとギシギシしているのでブレーシング中央辺りは剥がれかけている感じ。

これ、撮影するのも確認するのも正直大変でした…。サウンドホールが遠くて手を入れるのも一苦労なんですよね(笑)
そしてプリアンプを一度外し、側面に穴を作ってからライトを当てて撮影しているのです。

それからよくよく観察すると、サウンドホールから手の届く範囲のブレーシングにはすでに「修復した跡」が確認できました。タイトボンドを入れてあって、色が変わっていたんですね。(上の写真でも確認できます)


簡単に手が届かなかった一番奥とその手前のブレーシングは修復&補強できなかったようで、それが店長が使っている内に剥がれた、というわけです。(このアコベは2002年製)

そういえばこの文章を書いていて思い出しましたが、先月末辺りに部屋にいる時、アコベ付近から「パキッ!」と音がしてましたね…。その時にちょうど剥がれたのかもしれません。
湿度の変化で裏板が動いたせいかもしれませんね~。


とりあえず、です。

原因はハッキリとわかって、なんとか手を入れたりすることはできることがわかりました。
一番奥は何か道具を用意してやれば何とかなるかな~と。
そんなわけで今後は道具を用意したり、作業の手順を考えたりする感じかなと。

作業を開始したらまたご報告させていただきます。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

ひらた店長でした!


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