どうも、ひらた店長です。
2002年製TACOMA5弦アコースティックベース「CB105C」。それのブレーシング剥がれを自力でリペアしていく様子を綴っているのが本シリーズ。本日は8回目。
↑今までのシリーズや経緯説明などは以前の記事でぜひ。
残るブレーシングはボディの一番奥のみ。しかし、手が届かないので「その7」で使った重りを置く方法も出来ないわけです。なので、どうにかしてブレーシングに荷重をかける方法を考えなくては、という状況でした。
そんなわけで問題を解決するため、治具を再び製作。
その「製作した治具」について、というのが今回「その8」での話。
ブレーシングにタイトボンドを塗布した後、簡単に考えると「ブレーシングに荷重を掛けておけば良い」ということになるわけです。押さえつけるために重りを乗せれば良い、というわけ。
それが前回「その7」で、重りを乗せるという行動につながったわけです。
なので、手が届かなくて重りが乗せられないなら、重りを何かに乗せて、その「何か」ごと重りをブレーシングに乗せれば良い、と考えたわけなんですね。
それを形にしたのが上記の治具というわけ。
このようにシュミレーションしたところ、奥のブレーシングにちゃんと設置することができました。荷重もしっかりと掛かっているかと思います。
そんなわけで、この「5番ブレーシング用治具」は完成。
今後は5番ブレーシングの両端部の剥がれを接着して参ります。剥がれは2ヶ所ありますが、両方ともこの治具を使ってリペアできるはず。リペアの完了が見えて来て「いよいよ」という感じです。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
ひらた店長でした!
※「その9 ~ブレーシング接着3~」はこちら。
0 件のコメント:
コメントを投稿