2024年12月26日木曜日

「DJI MIC2」の音質を位置を変えてチェック。メーカーとのやり取りも。

どうも、ひらた店長です。

2024年12月12日に書いた『ワイヤレスマイク「DJI MIC2」にも手を出す。』という記事の続きとなるのが今回の話。ワイヤレスマイク「DJI MIC2」がどういう製品かは12日の記事をぜひ。

2024年12月26日時点の最新ファームウェア「v04.05.01.11」での音質チェック、及びメーカーとのやり取りの内容、購入動機や個人的に感じたメリット・デメリットなどをお伝えした動画を紹介します。(ファームウェアのダウンロードは『DJI MIC2 ダウンロードセンター』にて)

ワイヤレスマイク本体。
マイク内蔵のトランスミッター(送信機)。

DJI Mic 2(トランスミッター×1 + レシーバー×1)
購入はレシーバー(受信機)とのセットを。

↑その他のセットはこちら。
※トランスミッター単体では「32bit フロートへの変更」などの設定はいじれない点に注意。

音質チェックの動画がこちら。
前半は音質チェックで後半はVlog的なパート。

個人的に現状の「DJI MIC2」は高音部分を持ち上げすぎているように感じる。ホワイトノイズも目立つ。(音声編集時、ノーマライズした際などヘッドホンからかなり聞こえる。気になるかどうかは人によると思うが…個人的にはとても気になる)

後半のVlog的なパートでは、音声編集時に音質をいじっています。音質をいじるとホワイトノイズを目立たなくさせることは可能です。
(ローカットとハイカットをかけて、ホワイトノイズをさらに消すためにEQで5k辺りを少々カット。その後にコンプレッサーをかけてます)

その辺は文章では伝えられないので、気になる方はぜひ動画をご覧いただければ。

ただお伝えしたいことを喋っていたら約30分の動画になってしまいました…。
前半パートがファームウェアアップデートを検討している方の参考に、そして後半パートが購入を検討している方の参考になれば幸いです。
(ちなみにDJI MIC2のファームウェアはダウングレード不可)


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2024年12月24日火曜日

一眼レフカメラを借りたことがアクションカメラを購入する決め手になった。

どうも、ひらた店長です。

2024年7月に一眼レフカメラをお借りしたことがありました。「カメラに興味がある」的な話をしたらバンドメンバーが貸してくれたのです。
そのカメラを借りたことが色々と考える機会になり、9月にアクションカメラを購入するに至ったというのが今回の話。

お借りしたカメラ。
「CANON EOS Kiss X7」
すでに返却済み。

一眼レフカメラを借りたことで「自分は何を撮りたいのか?」ということを真剣に考える機会になったんです。

あらためて考えると、現在の自分は「動画撮影がメインである」ということ。そして「手ブレを抑えた動画を撮りたい」というのが強く思うところでした。(写真撮影は好きだけど、優先度が動画撮影の方が上だった)

「手ブレを抑える」という目的のため
デジタルビデオカメラにスタビライザーを
組み合わせることを模索。

スマホに使うジンバルにも手を出した。

室内での動画撮影だけではなく、例えば歩きながらの撮影や屋外での撮影に興味が出てきていて、そのためには「手ブレ」というものに向き合う必要が出てきたわけです。
スマホであればジンバルが必須で、デジタルビデオカメラであってもスムーズな映像を求めるならスタビライザー(またはジンバル)が必要だなと。それらを模索している時期に一眼レフカメラを借りたわけ。
(「ジンバル」「スタビライザー」はともに「手ブレを抑える装置」のこと)

一眼レフカメラは写真撮影はもちろん、動画撮影もできるわけです。
しかし、やはり自分が求める「スムーズな映像」のためにはジンバルが必須。

むむ…一眼レフとジンバルはさすがに費用面がヤバい…
(数十万は当たり前にする世界。一眼レフカメラは沼です)

そう考えながら「カメラ」というものを色々と調べていた際に、選択肢に挙がって来たのが「アクションカメラ」という種類のカメラでした。

2024年9月に購入したアクションカメラ。
「Insta360 Ace Pro」

そもそも一口に「カメラ」と言っても「一眼レフ(ミラーレス)カメラ」「コンパクトデジタルカメラ」「アクションカメラ」「デジタルビデオカメラ」などの種類があるようで。
今では「スマートフォン」もカメラの一種と言えるし、撮影するジャンルによって「Vlogカメラ」という言い方もあったりする。

今の自分に必要なカメラ、撮りたいものを考えた時に条件として挙がったのが「手ブレに強い」「主に動画撮影」「気軽に持ち運べるサイズ」というところ。

その条件に合うのが、コンパクトで手ブレに強い「アクションカメラ」であったわけです。

アクションカメラは主にスポーツシーンの動画撮影に特化したカメラなので、手ブレには異常に強いわけ。車やバイクに搭載してもブレのないスムーズな映像が撮れるほどです。言うなれば「デジタルビデオカメラとジンバルが一体になっている」ようなカメラなわけ。
そしてアクションカメラを色々と調べていったところ、「アクションカメラの中でもVlogカメラとしての要素が強いカメラ」という特徴がある「Insta360 Ace Pro」に辿り着きました。

歩きながら撮影してもブレず映像が綺麗。フリップスクリーンで自撮り動画撮影もできる。広角レンズで屋外はもちろん、室内でも撮影しやすい。コンパクトなので普段から持ち運べる。写真も綺麗に撮影できる…

自分が求めている性能すべてが入っているカメラでした。
(もちろんデメリットもある。ズームができない、接写できないなど。しかし、それらは他でカバーできるので自分的には問題ではない)


自分が何を撮りたいか。そのために必要な機能は何なのか。

一眼レフを借りたことであらためて考えたこと、わかったことが多かったです。貸してくれたバンドメンバーには本当に感謝。

正直、一眼レフカメラは一眼レフカメラで欲しいが…それはもっと後かな。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2024年12月23日月曜日

【Insta360 Ace Pro】アクションカメラの持ち運びの話。その2

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」を普段から持ち歩く方法の話として『アクションカメラの持ち運びの最小装備。現状ではこれがベストかも。』という記事を以前に書きました。今回はその後、色々と試して大きな変更点が出たので、それをお伝えしたい。

前回は「ネックストラップにカメラを取り付けた状態で普段から持ち運んではどうか?」という話でした。
そして記事を書いた後にネックストラップをつけて普段の生活をしてみたのですが…ブラブラと揺れてどうにも馴染めなかったんです。特に仕事中は支障が出るくらいでした。

なので装備と持ち運び方法を変更。

ネックストラップではなく
手首ストラップに変更。

それを指差している腰バッグの中に。

仕事中も普段のプライベートでも腰バッグを基本的につけて生活してまして。約10年はほぼ毎日つけてます。
なのでネックストラップでぶら下げているよりも腰バッグの中に入れている方が自然に持ち運べています。実際に腰バッグに入れて一ヶ月以上、仕事中もプライベートでも持ち歩いてますが、邪魔に感じることはないです。(腰バッグに馴染みがない方には邪魔に感じるかもしれない)

動画・写真ともに撮影したい時に腰バッグからサッと取り出して撮影可能。自撮り棒などはカメラバッグに入れているので、それらが必要な際にはバッグ毎持ち運ぶか、自撮り棒にもカラビナをつけているので腰に装着する感じ。

前回も書いたが「撮りたいと思った時に手元にある」というのがカメラの大事なポイントだと個人的には思っています。現状では手首ストラップ&腰バッグが、その状況のベストだと感じています。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年12月18日水曜日

「DJI MIC2」と「Insta360 Ace Pro」はBluetoothで接続可能だった。

どうも、ひらた店長です。

先日、こちら『ワイヤレスマイク「DJI MIC2」にも手を出す。』という記事を12月12日に公開いたしました。題名の通りワイヤレスマイク「DJI MIC2」を購入したという話だったのですが、その中で「アクションカメラ「Ace Pro」と「DJI MIC2」はBluetooth接続できなかった」と間違えた情報を発信してしまいました。大変申し訳ありません…。(現在、記事の内容は追記で修正済み)

そんなわけで今回はあらためてアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」とワイヤレスマイク「DJI MIC2」は接続可能だという話、そして接続手順について簡単にお伝えしたく思う。

まず最初にそれぞれの最新ファームウェアは、記事を書いている2024年12月18日現在「Insta360 Ace Pro(v1.0.63)」「DJI MIC2(v04.05.01.11)」となっている。確認したのはこの組み合わせです。

アクションカメラ『Insta360 Ace Pro

DJI Mic 2(トランスミッター×1 + レシーバー×1)

その他のセットは以下。


接続する手順は、まず「DJI MIC2」のトランスミッターの「録音ボタン」を長押しします。

向かって左がレシーバー。右がトランスミッター。

上の写真のトランスミッターの、逆側の側面に録音ボタンがあるので、それを長押しすると「Bluetooth接続待機モード」になる。その際、写真では緑に発光している部分が青く発光する。
青く発光している状態で、「リンクボタン(電源ボタンの上にあるボタン)」を長押しすると青い光が速く点滅する状態に。これが「DJI MIC2」のBluetooth接続待ちの状態です。

その速く点滅している状態で、次に「Insta360 Ace Pro」のBluetooth接続画面へ。(Bluetoothイヤホンを接続する画面)
その画面を開くと自動で周辺のBluetooth接続可能な機器を検索するので、お使いの「DJI MIC2」が見つかるのを待つという感じ。(検索が始まらない場合は、画面右上に検索スタートのアイコンがあるのでそこを押す)

「DJI MIC2」が見つかれば表示されるので、それを「Ace Pro」の方でタップすることで接続完了となり、動画撮影画面などに戻ると画面右上に「Bluetoothイヤホン」のアイコンが増えているはず。アイコンがあれば「DJI MIC2」が接続されたということ。

接続手順は以上。
取り急ぎなので文章のみになってしまい、分かりにくい部分があるかもしれない。申し訳ないです。その内ちゃんと動画で接続手順を解説してみたいと思う。(バタついているので年明けになるかもしれないが…)


接続された状態で動画撮影テストもしてみたが、間違いなく音声は「DJI MIC2」のものが録音されていた。(「DJI MIC2」をポンポンと叩くと音が入り、「Ace Pro」本体を叩いても音が入っていなかった)

ただし、録音されている音のボリュームは少し小さいかも。マイクを襟元、口から15cmくらいの位置につけてテストしたが小さく感じた。個人的には動画編集時にボリュームを上げないといけないかなと思う。

「Ace Pro」に外部マイクアダプターを取り付け、そこに「DJI MIC2」のレシーバーを接続することで、「Ace Pro」本体のマイクゲインの調整、「DJI MIC2」のレシーバーとトランスミッターのゲインも調整できるので、撮って出しに使えるボリュームで録音&撮影が可能かと思うが…
そこまでするならば「DJI MIC2」のトランスミッターに32bitフロートで内部録音しておき、ボリューム調整などを後でする方が個人的には手間が少ないかと思う。


以上が前回記事の訂正&補足。

それでは今回はこの辺で。


2024年12月12日木曜日

ワイヤレスマイク「DJI MIC2」にも手を出す。

どうも、ひらた店長です。

2024年9月にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」を購入して以来、この個人ブログでは「Ace Pro」関連の話題が続いてました。今回は久々に違う話題を…とは言っても自分の中では「関連した話題」の一つではあるんですが。

12月の頭、いわゆる「ブラックフライデー」に合わせて購入したのがこちら。

主にカメラに使うワイヤレスマイク。
専用ポーチとレシーバー、
トランスミッターのセット。

向かって右がパッケージの箱。
左が箱に入っていた専用ポーチ。
専用ポーチは防水仕様っぽい作り。

ポーチを開けると左にコード類が、
右に受信機と送信機が入っている。

向かって左がレシーバー(受信機)、
右がトランスミッター(送信機)。

トランスミッターの上部にマイクがある。
モフモフ(風防)も付属しているもの。
写真で見ているよりコンパクトな印象だ。

トランスミッター上部のマイク部分。
穴には外付けマイクを使用可能。

レシーバーをカメラと繋ぐと、トランスミッターで拾った音声をレシーバーに飛ばすことができて、カメラ内部に(映像と一緒に)DJI MIC2の音声も録音されるという使い方が一つ。
もう一つは「トランスミッター単体で音声を録音できる」というもの。

トランスミッターはマイクが内蔵されているので、単体でコンパクトなレコーダーとして機能させることができる。メモリも8Gが内蔵。なのでSDカードを用意する必要がない。
そしてレコーダーとして機能させた時、録音方式に「32bit フロート」が選べるというのが最大の特徴だと思う。というか個人的にはそれが購入の決め手。
(ただし、32bitフロートに設定するのはトランスミッター単体ではできないので、レシーバーか「DJI Osmo Pocket」かDJIのアクションカメラなど、MIC2と接続できる機器が必要)


自分の使い方ではアクションカメラ「Ace Pro」で映像を、音声を「DJI MIC2」で、ということを想定しての購入。(映像と音声を編集時に合わせる使い方)

ちなみに「Ace Pro」は発売当初、Bluetooth接続で「DJI MIC2」と直接リンクできたそうだが…2024年12月現在の「Ace Pro」のファームウェアでは接続できなくなっているそう。実際に自分も試してみたけど「Ace Pro」が「DJI MIC2」を認識しなかった。
認識できたら便利だなとは思うが、個人的には音声は別に録音したいので現状で不満はない。(別に録音する理由は32bitフロートの利点を活かすためなのと、どうせ音声編集ソフトで音質もいじるので)
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※2024/12/16追記
「Insta360 Ace Pro(v1.0.63)」と「DJI MIC2(v04.05.01.11)」で試したところ、「Ace Pro」にBluetooth接続できました。リンクのやり方を間違えていただけでした…。大変申し訳ありません。
動画撮影してみましたが、しっかりと「DJI MIC2」で拾った音声が「Ace Pro」の動画に入っていたので、2024年12月16日現在では「Ace Pro」と「DJI MIC2」のBluetooth接続は可能です。
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※2024/12/18追記
接続手順などの補足をお伝えしたのがこちらの記事。
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今までは音声をレコーダー「ZOOM F2-BT」に付属していたラベリアマイクを使用して録音していました。それでももちろんいいんだけど、「DJI MIC2」のようにコンパクトでマイクも内蔵している製品が一つ欲しかったわけです。その方が録音したい時にパッとセッティングできるので。

自分が購入したのはこちら『DJI Mic 2(トランスミッター×1 + レシーバー×1)Amazon』のセット。
DJI Mic 2 トランスミッターのみ Amazon』このようにトランスミッター単体でも販売されているが、先述した通りトランスミッター単体では32bitフロートに設定できないので注意。(その他、ローカットなどの設定も単体では不可)

フルセットは『DJI Mic 2(トランスミッター×2 + レシーバー×1 + 充電ケース)Amazon』こういう感じ。勢い余ってこれを購入しそうになったが…冷静に考えてトランスミッターはまずは一つでいいし、自分の使い方では長時間使わないので充電ケースも今すぐ必要ではない。なのでトランスミッター一つとレシーバー一つのセットにした次第。(トランスミッターと充電ケースが追加されているせいでお値段もなかなかだし…)

ちゃんとした製品スペックなどが気になる方はリンクからAmazonページをぜひご参照ください。


とにかく。

ブラックフライデーで前々から欲しかったワイヤレスマイクを買っちった(*´σー`)エヘヘというのが今回の話。音質などについてはまた別の記事にて。
(※チラッとテストした感じ、2024年12月12日現在の最新ファームウェア「v04.05.01.11」では、トランスミッターの音質は高音が強めになっている。なのでホワイトノイズもちょっと目立つ感じでした)


さてさて。
それでは今回はこの辺で。