2024年11月20日水曜日

【Insta360 Ace Pro】スポンジ風防を切ってフリップ時に干渉しないようにしてみた。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」のアクセサリーに「スポンジ風防」または「スポンジカバー」「風防カバー」と呼ばれるものがあり、本体にスッポリと被せることで風切音の低減ができるというものでございます。(以下、呼び方を「スポンジ風防」で統一)

そのスポンジ風防について前回『【Insta360 Ace Pro】スポンジ風防の使用感と注意点。』という記事を書きました。今回はその続きとして「スポンジ風防を切って細工してみた」という話。


スポンジ風防の風切音低減効果は良いものだが
装着時にフリップスクリーンが使えなくなる。

上の写真の状態のまま撮影したのがこちら。
動画の最初のシーンで左上に映り込んでいる
黒い影がこのスポンジ風防。無理やり使うとこうなる。

スポンジ風防を装着中の裏側。
スクリーンをフリップするのを想定していない構造。

スポンジ風防を装着中にも画面をフリップさせるために、このスポンジの一部を切り取って細工をしてみました。

スポンジの一部を切り取ったのがこちら。
人差し指で指しているところも
切ってスポンジを薄くしています。

その状態でフリップさせたのがこちら。
レンズ部分にスポンジがかからなくなった。

作業工程については、すっ飛ばしてお伝えしていますがもし真似されたい方がいらっしゃいましたら、上の写真を参考にしてみていただければ。

ポイントとしては「画面をフリップさせる両脇のボタンを出す」「上部の丸い穴や、側面の穴まで切り込みがいかないように注意する」「写真で人差し指を当てている部分を薄くしないと画面開閉時に干渉する」という3点。

この状態で使用してみましたが、切り取る前と比べてスポンジ風防のフィット感が少しなくなります。本体裏側の画面にまでかかっていたスポンジを切ってしまっているので、スポスポと抜けるという感じ。
ただ、スポンジ風防下部にはクイックリリースマウント用の穴があり、そこにマウントが入っている状態なら、使用中に勝手にスポンジ風防が取れたりはしないと思います。(実際に風のある屋外で使ってみましたが、自分の場合は外れませんでした)

スポンジの一部を切ってしまったことによって、風切音の低減効果が減少したかどうかは…自分には実感できませんでした。たぶんほぼ変わっていないが、もし効果が減少するとしたら、本体裏側から風が吹く場面だと思う。本体の前面(レンズ側)や側面からなら効果は変わらないんじゃないでしょうか。


自分の場合はスポンジ風防を2つ所有していたので、1つを試しに改造してみました。結果は悪くなかったと感じております。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年11月18日月曜日

【Insta360 Ace Pro】スポンジ風防の使用感と注意点。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」のアクセサリーとして「スポンジ風防」または「スポンジカバー」「風防カバー」と呼ばれるものがありまして。スポンジ製で「Ace Pro」にスッポリと被せることができるものです。
(以下、呼び方を「スポンジ風防」で統一)

これがスポンジ風防。
マイクの先端に被せるようなスポンジ素材。

スポンジ風防の下側アングル。
上部には録画ボタン位置などに穴が、
下部にはクイックリリースマウント用の穴がある。

↑Amazonでの販売ページはこれら。

「Insta360 Ace Pro」本体。

スポンジ風防を装着するとこういう感じ。

裏側はこういう感じ。

このスポンジ風防を装着することで、野外撮影時などの風切音が低減されるというわけ。そして、本体を落としてしまった時の耐衝撃としての役割も。
実際に野外撮影時に何度か使用してみたところ、スポンジ風防を未装着時より確実に風切音は低減されます。「Ace Pro」本体の正面から風が吹いている時には、結構強い風でも風切音が入りにくく、本体側面からだと強い風だとさすがに風切音が入ってしまう感じ。(音声設定は「ステレオ」での感想。「方向性強調」だと前面のマイクがメインになるので、前面からの強風だと風切音が入る気がします)

重複しますが未装着時と比べると雲泥の差で風切音は低減してくれるので、本体の音声を使う前提の時にはスポンジ風防を装着するようにしております。ただ…

このスポンジ風防を装着していると、本体のスクリーンをフリップすることができない点に注意。

フリップさせるとこうなる。
(親指で手前にズラしているわけじゃない)

正確には「フリップさせることはできる」んだけど、フリップさせるように作られていないので、スポンジが前に押し出されてレンズ部分にスポンジがかかってしまう。このまま自撮りなどをすると、画面の隅にスポンジが映り込んで「ケラレ」みたいになります。

スポンジ風防の映り込みについては
この動画、最初のシーンの画面左上にてご確認を。
事前に撮影テストせずに使ったのでこうなってしまった。

画面をフリップしない方ならそのままでいいんですが、自撮りをしたい、スクリーンをフリップさせたいという方は、GPSリモコンで画角を確認するか、このスポンジ風防を切ったりする細工が必要。
実は自分はこのスポンジ風防を切って、スクリーンをフリップできるようにしてみたので、その話はまた次回に。

とりあえずこのスポンジ風防、効果はあるので、手軽に風切音を防止したい方には便利だと思います。


さてさて。
今回はこの辺で。

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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年11月11日月曜日

【Insta360 Ace Pro】曇りの日などは設定をいじった方が良さそう。

どうも、ひらた店長です。

今回はアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」にて撮影した中で「晴れの日」と「曇りの日」があったので、その参考写真・動画を提示しつつ自分が思ったことなどを。

晴れの日に撮影した紅葉並木の写真。
「Ace Pro」写真モードにて撮影。
カラーは「ライカ・ビビット」。

同じ並木道の別の場所、曇りの日。
同じアングルだと紅葉が全くないのでご勘弁を。
カラーは同じく「ライカ・ビビット」。

自分は写真撮影に関しては素人だと先にお伝えさせていただきます。その上での話だと思って読んでいただければ幸いです。

晴れの日は当然、光が強いので紅葉の色などもハッキリと、美しく写っているな~という印象。しかし、曇りの日では同じカラーモードにも関わらず色合いがハッキリしていない。肉眼で見ると写真左側の紅葉は綺麗な赤でした。

写真モードは「AUTO」で撮影したので、こういう結果になったんだろうなと。

曇りの日に自分が思ったような、肉眼で見たような写真を撮りたい場合は、やはり「MANUAL」で明るさなどをいじるべきなんだなと痛感した次第。

こちらが晴れの日の動画。
チャプター分けしてあるので紅葉の部分をぜひ参考に。
映像は撮影したままの撮って出し。

こちらは曇りの日の撮影。同じくチャプター分けあり。
前半が迷い犬との話なので、後半に紅葉あります。
これは撮って出しではなく動画編集で色合いをちょっといじってます。

曇りの日は動画の方も紅葉などがなんだか暗く、色合いがハッキリと出ていなかったので、動画編集時に「輝度」と「自然な彩度」を不自然にならない程度に上げています。上で紹介した写真よりも肉眼で見た時に近いと思う。

この時に初めて、曇りの日に動画撮影したのでわかっていませんでしたが、写真撮影時と同じく、撮って出しで使いたいならMANUALである程度は事前にいじっておくべきだったんだろうなと。

今まではスマホで撮影することはあったけど、あまり曇りの日とかには撮影してなかったはずなので、今回の結果は新発見でございました。同じ「AUTO」での撮影なのにこんなに違うものなんですね。


晴れの日はAUTOで十分だけど、曇りの日などは次回からは気をつけねば。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年11月10日日曜日

【Insta360 Ace Pro】金属ケースに改造手術を施してみた。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」用に金属ケース(保護ケース・保護シェル)を購入したわけですが…選び方を失敗してしまった、というのがこちら『金属ケース選びは使用用途に合わせて。【TELESIN】』という記事でした。
↑金属ケースはAliExpressで販売しているこちらの製品。

見た目が好みという理由でよく考えずに購入したのですが、レンズ部分を保護するための出っ張りが自分の想定する使用用途と合わなかったんです。出っ張りがあることで、シリコンキャップと、レンズに被せるタイプのフィルターが使えない状態でした。(それとバッテリー開口部へのアクセスがケースを外す以外にない点も)

その個人的問題点の一つ「レンズ保護部分の出っ張り」を乱暴に切り落とす、という改造手術を施してみたというのが今回の話。

レンズ保護部分の出っ張りに
カッターで目安のラインを入れる。
金属ケースの詳細は前回の記事を参照くださいませ。

そこで金属用ノコギリで切り落とす。
素材はアルミニウムなので人力でいける。
横着してマスキングテープで保護しなかったので
余計なところに傷を入れてしまった…。

ノコギリで切った部分をヤスリで整形。

家具などの小キズを塗って目立たないようにする
住まいのマニキュア』で傷口を塗装。
この写真ではうまくいっているように見えるが…

光が当たっている状態はこちら。
合う色が黒しかなかったので
模様っぽく見えるようにしてみたが…
まぁこんなもんでしょう。

「Ace Pro」に装着してみるとこんな感じ。
光の当たる方向によっては違和感なし。悪くない。

レンズ保護部分の出っ張りがないので
このようにシリコンキャップが装着可能に。

被せるタイプのフィルターもこの通り。
金属ケースがあることでフィルターをつけても
格好がついている感じがする。いいね。

金属ケースを装着したまま
アクションカム用の保護ケースにも入る。
指さしているネジを押し込む感じ。

ただし若干、パンパンにはなる。
特に指さしている部分がキツそう。

クイックリリースを装着したままだと
こういう感じ。

ここまで読んでいただいた方の中には「…始めから保護レンズの出っ張りがないものを購入したらよかったのでは?」と思われた方もいらっしゃったことでしょう。その通りでございます。
最初にも書いた通り、単純に私の金属ケース選びのミスから始まった話でございます。

なので一応お伝えしたいのは、今回の改造手術は「TELESIN」さんの製品の売りの一つを無に帰すという大変乱暴なもので、決して「TELESIN」さんの製品が悪いわけじゃないということ。シリコンキャップやフィルターが使えなくなることは、製品を見ればわかることなわけです。

そんなわけで「TELESIN」さんの製品には悪いことをしてしまいましたが、今回の改造手術によって個人的には大変満足な結果を得ることができました。これでバッテリー交換時以外は、常時金属ケースを装着しておけます。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年11月7日木曜日

アクションカメラ用にUlanziのカメラバッグを用意。

どうも、ひらた店長です。

前回にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」を持ち運ぶ時の話として『アクションカメラの持ち運びの最小装備。現状ではこれがベストかも。』という記事を書きました。その際に「普段はカメラバッグを使っている」ということも書いたわけです。

そんなわけで今回は使用しているカメラバッグの話を。

使用しているカメラバッグがこちら。
「Ace Pro」用に新たに用意した。
Ulanzi BC08 カメラスリングバッグ(Amazon)

バッグ入口を閉めるとシワが出ちゃう。
これ製品ページの写真ではわからない部分。

バッグ入口を開けたところ。
アクションカメラに関わるものを
ほぼすべて収めてある。

大きなものだとこれら。

上の写真の向かって右から「GPSリモコン」「アクションカメラ本体(ネックストラップ付き)」「自撮り棒」「ネックマウント」「小物入れケース」。

小物入れケースの中には
レコーダー「ZOOM F2-BT」とラベリアマイク、
ウインドマフなどそれに関わるもの。

上記の他に内ポケットなどに予備バッテリーを2つ、レンズを拭くクロス、「Ace Pro」用NDフィルターなど各種を収めてあります。ちなみに散歩に行く際にはスマホもこのバッグのポケットに入れる感じ。


Amazonの製品ページのレビューでは「一眼レフなどで使用すると小さい」という主旨のものがありますが、「アクションカメラなどにはいい」というものも。
自分はアクションカメラ用として用意して、「Ace Pro」関連のものを目一杯詰めてますがピッタリと収まっているという感じ。確かに一眼レフなどだと本体のみならいいですが、交換用レンズを1~2本入れるとそれだけで一杯になりそうです。

写真ではレコーダー関連も詰めてますが、これは外してもいいのかなと悩んでいるところではあります。実際に使用・撮影する際にはレコーダーは身体に取り付けているので、普段から小物入れケースに入れて持ち歩く必要はないんですよね。

とにかく。

アクションカメラ用として個人的に大変満足しているバッグです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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2024年11月6日水曜日

アクションカメラの持ち運びの最小装備。現状ではこれがベストかも。

どうも、ひらた店長です。

今回はアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」を持ち運ぶ時の話。色々と思案した結果、現状では最小装備はこれがベストかな?というのを書き綴っておきたい。

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↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。
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ネックストラップの先にカラビナ・紐を使い
アクションカメラを装備しているところ。

白い紐はブラインドの紐の余りを。
これを職権乱用と言います。
紐は丈夫なものなら何でもいいと思う。

ケースを開けたところ。シリコンキャップも使用。

▼写真に写っている製品はこれら。

ネックストラップの先にアクションカメラはそのままでは取り付けられないので、クイックリリースマウントに紐を結んで、ネックストラップの先に取り付けたカラビナへ。

そもそもアクションカメラは「Ace Pro」に限らずストラップ穴がないので、本体のみを手で持つと落としそうで怖い。怖くない?
なので色々と調べていると、ストラップをクリックリリースマウントにくくりつけている方がいらっしゃいました。チラッと見かけただけでその時のサイトを保存していないのですが…なるほど、と思ったので真似させてもらった次第。

シリコンキャップにストラップ穴はあるが
カメラ本体にはストラップ穴がないので
ケースのファスナーの取手に通してます。
こうするとケースを外すと同時にキャップも外せる。

ケースのカラビナとストラップのカラビナを
紐で連結しているのでケースを外すと
そのままストラップにぶら下げたままにできる。

見た目がカッコいいかはさておき…利便性は十分な状態なんじゃないかと思う次第。
以前はケースとストラップを繋げていなかったのですが、そうするとケースを外すといちいちポケットなどにケースをしまわないといけなかった。繋がっていることでケースをしまう一手間がいらなくなり個人的には快適。

ケースとストラップの紐をカラビナで外し
クイックリリースマウントから外すことで
自撮り棒への換装も手早くできる。

自撮り棒にもカラビナを使うことで
腰に固定して持ち運べる。

最小装備としては上記のような形。

カメラ本体のみを持ち歩くのがもちろん最小装備だとは思うのだが、自分としては本体を落下させてしまうのは本当に怖い。なので落下防止としてネックストラップや自撮り棒(手首ストラップ使用)が必須だと感じている。

色々と試行錯誤した結果が上記なので、もしどなたかの参考になれば幸いです。
特にシリコンキャップ(シリコンレンズカバー)を使用している方は、ケースの取手などに紐で連結すると本当に便利なのでオススメしたい。(普段開け閉めしない方の取手がオススメ)


もちろん、普段の持ち歩きとしてはカメラバッグを使用して持ち運んでいるが、実際に散歩中などに撮影しようとすると、いちいちバッグから出すと手間なのでネックストラップや自撮り棒に取り付けて手で持って歩くというのが現実だと思う。「撮りたい」と思った瞬間に撮れる状態にしておくのがカメラの鉄則なのかな、と個人的に思っております。

1ヶ月程度しか使っていないが、自分が試行錯誤した結果は上記がベスト。また大きな変更などがあれば書き綴っておこうと思います。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2024年10月25日金曜日

【Insta360 Ace Pro】外部マイクアダプターの外し方とデータ転送、プラグインパワーについて。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」の外部マイクアダプターの外し方、そしてアダプター装着時のデータ転送とプラグインパワーについての話題を。
ちなみに外部マイクアダプターは「Ace」「Ace Pro2」とも共用のアダプターです。

↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。

「Ace Pro」の向かって右についているのが
外部マイクアダプター。

このアダプターはパチっと音がしてハマり、しっかりと付いているのですが、その分、外し方がわかっていないと結構苦労するというか、外しにくく感じるものでして。自分も大変苦戦いたしました。

なのでInsta360のサポートへ問い合わせて、正しい外し方はあるのか?と聞いてみた次第。(外し方については公式アナウンスがされていない…はず。自分は見つけられませんでした)
すると数時間の内に返答があり、なんと動画付きで解説いただいたんです。とても丁寧な対応でした。

そんなわけで今回は、そのサポートの返答で教えてもらった外し方を共有する形で、僭越ながら解説動画を作成したのでよろしければぜひ参考にしてもらいたい、というわけです。

解説動画がこちら。
以下に写真でも外し方を解説してますが
動画の方がやっぱりわかりやすいと思います。


では以下は写真にて解説を。

まずは左手で本体をしっかり持ちます。
そして右手でアダプターを持つのですが、
こうやって横を持つのではなく…

このように縦に持ちます。

縦に持ったまま、まずは上部を外します。
写真で言うと親指に力を入れてちょっと引く感じ。

上部を外した状態のまま
やや下方向に回転するように引くと外れる。

写真と文章で解説するとこのような感じなのですが…やはり伝わりにくいんじゃないかと思います。わかりにくいと感じる方はぜひ動画もご参照くださいませ。

アダプターの下部には爪があって、そこが本体にガッチリとハマっている感じになってます。なので、その爪を外すために「やや下方向に回転させながら引く」という動作が必要になるわけです。

慣れると簡単に外せるようになりますので、ぜひ何度かトライして、コツ・感覚を掴んでいただければ。

次にはアダプターのmicroCポートについて。

外部マイクアダプターには充電しながらの撮影ができるようにmicroCがあるわけですが…ここはPCなどとデータ転送ができない仕様になっています。
つまり撮影したデータをPCなどに移行するためには、現状は外部マイクアダプターを外してから本体のmicroCでデータ転送するか、直接microSDを外すしかないわけです。

この点も公式ではアナウンスされていないので、外部マイクアダプターの購入を検討中の方はご注意を。

一応、外し方を問い合わせた際に「ソフトウェアアップデートでアダプターのmicroCからデータ転送できるようにして欲しい」と要望を出しておきました。サポート窓口の方の返答では「技術者に伝えておきます」とのこと。

自分はこれが技術的に可能なのかはわからないのですが、サポートに要望がたくさん集まればもしかするとソフトウェアアップデートでデータ転送可能になる…かもしれませんので、よかったらぜひメールなどで要望を送ってみていただければ。(その際はぜひ丁寧な文章で)


それと最後にこの外部マイクアダプターがプラグインパワーに対応しているかどうかについて。これまた公式ではなぜかアナウンスされていないんですよね。

自分調べでは「プラグインパワーに対応していることを確認」いたしました。

↑外部マイクアダプターへのリンクはこちら。

確認した機器は現在所有しているプラグインパワーが必要なショットガンマイク『ZOOM ショットガンマイク プラグインパワー方式 ZSG-1 (Amazon)』と、同じくプラグインパワーが必要なラベリアマイク(ピンマイク)『ZOOM ラベリアマイク LMF-2 (Amazon)』にて。

ただ、その他のプラグインパワーが必要なマイクすべての動作を保証するものではありません。あくまでも、私の所有しているプラグインパワーが必要な機器では動作確認できた、ということなのであしからず。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2024年10月18日金曜日

【Insta360 Ace Pro】低照度での写真はAUTO・MANUAL、動画撮影中の写真でどう違うのか確認。

どうも、ひらた店長です。

10月22日にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro 2」の詳細が発表されるようです。
そんな中、相変わらず「Insta360 Ace Pro」についての話題を。今回は「低照度での写真撮影」について個人的に確認したのでその報告を。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。


上記リンク「夕焼け写真撮影」の時に、写真全体にノイズが入っているのが気になるという話をしてました。
動画では暗所に強い「Ace Pro」ですが、低照度での写真撮影にはそこまで強くないのか、または撮影の設定によるものなのか、はたまた「動画録画中の写真撮影」ならノイズは少ないのか…その辺を検証&確認するべく再び色々と写真を撮影してみました。

以下、カラーフィルターは一切使用せず、すべて「標準カラー」にて。
その他の設定については各写真の説明欄に記載。


まずは低照度の室内。肉眼だと「ちょっと薄暗いかな」と感じるくらいの明るさにて。被写体は当店の電動ベッド。

解像度:48MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
8064x6048ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps AUTO EV値:0 WB:AUTO
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

あらためて設定を見ると、動画撮影モードでは「シャープ」の項目があるけど、写真撮影モードでは「シャープ」はない。これは…なんでなんでしょうね。写真撮影モードにも「シャープ」の項目があると嬉しい気がします。

上の写真、動画撮影中に撮影したものはシャープを「中」に設定してますが、写真を画面でズームして見ていくと、写真モードで撮影したものよりも輪郭がボヤッとしています。撮影するものによると思うのですが、撮影したいものによっては動画撮影時ならシャープは「最大」でもいいのかも。

暗所でのノイズも48MPが一番少なく、動画撮影中の写真の方が多いように自分には見えました。


続いて夕焼けの写真を。カラーはすべて「標準」。

解像度:48MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
8064x6048ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps AUTO EV値:0 WB:AUTO
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

解像度:12MP MANUAL EV値:-1
WB:6500K S:1/50 ISO:200
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:-1 WB:6500K
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps MANUAL EV値:0
WB:6500K S:1/50 ISO:200
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

一つ上で動画撮影したものを
スマホのInsta360アプリにて保存した写真。
設定は上記と同様。動画撮影中にクラリティーズーム使用。
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

以上。

AUTOやMANUALで色々と変えてみたり、動画撮影中の写真を試したりしましたが…正直に言うと素人目には極端には違いはないのかなという印象。ノイズに関しても、ある程度暗い部分ではどのように撮影しても出てしまうという感じでしょうか。

上にも書いた通り、動画撮影中のみ「シャープ」を変えられるので風景写真などの場面によってはシャープを高い状態にして、動画撮影中に写真撮影するとディテールはややハッキリとするのかも?と思ったり。


ちなみに「Ace Pro」での動画撮影中の写真撮影は、動画撮影中に画面左下に「◯」ボタンが出ているのでそこを押すと写真撮影になる。しかし「4K」の時にしか出来ない点にご注意を。
試してみたところ「8K」「2.7K」「1080P」のいずれでも「◯」ボタンが出ず、写真撮影出来ませんでした。(フレームレートの設定は関係ない模様。本体バージョン1.0.62)

ただし、スマホアプリにて動画を確認している最中、気に入った場面を写真として保存できる機能があります。それを使えば「4K」「2.7K」「1080P」で撮影した動画を後から写真として保存可能。しかし「8K」では出来ず。

これらの点、PC版のinsta360の動画編集アプリでは未確認。


さて。

今回、色々と写真撮影について試してみましたが、個人的に気になっていたのは「写真モードでの写真撮影よりも、動画撮影中に保存した写真の方が綺麗なのか?」という点。
そして個人的に「趣味の範囲」で撮影するなら、そこまで違いはないのかなという結論に至りました。

例えば写真コンテストに応募したり、プロの方が写真を撮る場合については私はわからないので、あえて「趣味の範囲」と書かせていただきました。

ただ、再三書いてますが「シャープの有無」があるので、風景写真をよりハッキリさせたいとか、なるべく接写したい場合には動画撮影でシャープを「最大」にして撮影しておくと思ったような、もしくは使いやすい写真になったりするのかもしれません。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

どなたかの参考になれば幸いです。