前回の記事『指板面のRを調べるために「ラジアスゲージ」を導入。』に引き続き、アコースティックベース(以下、アコベ)の指板延長計画の話。
延長指板を作成するためにアコベのRに合った「サンディングブロック」を購入するかどうか…と悩んでいたのが前回の話でした。しかし、アコベのRが17インチで、17インチのサンディングブロックってなかなか手に入らないんですよね。購入できないわけじゃないけど、それだけ買おうとすると割高感がスゴくて…。
↑例えばAmazonだとこういう感じ。そもそも17インチがない…。
そんなわけで。
自分で作っていまおう! という結論に至りました。 |
これは使う機会がない センターテーブルの脚。 これを17インチRに削ります。 |
ラジアスゲージから厚紙で 17インチRの型をとって 脚の側面に鉛筆で目印を。 |
そして電動カンナで大雑把に削る。 |
17インチRのゲージを当てている図。 |
大雑把に削っただけなので 直線が出ている木材とか紙やすりで 地道に調整していく。 |
金属の定規で直線を確認中。 出っ張っているところに鉛筆で目印を。 |
ゲージも当てて鉛筆で目印を。 |
それをひたすら繰り返して 地道に手作業で形を合わせていく。 |
これ、2月11日に作業スタートしたんですが…実はまだ完成してません。仕事の合間を縫って一日に30分~1時間ほどしか作業出来てないってのもありますが、木材が硬くて削るのが大変だったり正確に合わせようと思って時間がかかっている次第。
そして今作っているのが「凸」の形でして。つまり「17インチRの凸」を作ってから、他の木材、サンディングブロックにする木材をその凸に当てて削り「17インチRの凹」を作ろうって作戦。タイトルにある通り「サンディングブロックを作るための工具を作っている」という状態なわけです。
ちなみにサンディングブロックになる 予定の木材がこちら。 |
木材が歪んで奇跡的に17インチRになっている。 ただし逆側はあまり歪んでいないので そのままでは使えなかった。 |
先程書いた通り非常に大変な作業なわけですが、この「サンディングブロックを作るための工具」さえ出来てしまえば、後は結構スムーズに作業が進むのでは?と考えてまして。つまり、ここの作業が一番の「肝」かなと。
そして地道に作業してましたが完成も近いです。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
※指板延長計画の続きの記事は以下。
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