2023年12月27日水曜日

ライブ映像とハウリングの原因、そして「ありがとう」と言われたこと。

どうも、ひらた店長です。
12月は家具屋的にバタバタするので個人ブログが後回しになってしまった…。そんなわけで久しぶりの更新。

今回は11月19日に標茶町博物館「ニタイ・ト」にてやったライブの映像紹介と、その際のアコベソロ演奏の際のハウリングの原因の話、そしてライブを見た方から言われた「ありがとう」という言葉の話を。

演奏中の「たまゆら」の3人。

客席後方から。

まずはライブ映像を。こちらです。

2023年11月19日のライブ映像。
動画公開は12月17日。

動画のチャプター分けは以下。

00:00~ 「SWEET MEMORIES / 松田聖子」
04:44~ 「少年時代 / 井上陽水」
08:35~ 「糸 / 中島みゆき」
13:43~ 「真夏の果実 / サザンオールスターズ」
19:48~ 「オリビアを聴きながら / 杏里」
24:23~ 「奏&水平線 / スキマスイッチ&back number」
29:44~ MC1
32:56~ MC2
34:01~ たかしソロ「Stand By Me / Ben E. King」
38:55~ MC3
40:35~ たかしソロ「Isn't She Lovely / Stevie Wonder」
44:40~ MC4
45:42~ たかしソロ「SUNDAY MORNING / Maroon5」
50:45~ MC5
53:11~ ゆきソロ「接吻 / ORIGINAL LOVE」
56:55~ ゆきソロ「白い恋人たち」
58:48~ ゆきソロ「枯葉」
1:03:30~ MC6
1:04:48~ まさあきソロ「舟唄 / 八代亜紀」
1:08:30~ MC7「エレクトーン紹介」
1:11:35~ まさあきソロ「サンバ・テンペラード」
1:14:16~ MC8
1:17:09~ まさあきソロ「銀河鉄道999メドレー」
1:20:47~ MC9「サックス紹介」
1:25:00~ まさあきソロ「I LOVE YOU / 尾崎豊」
1:29:21~ MC10

バンドでの演奏後、メンバーそれぞれのソロ演奏があったりしたので1時間30分くらいの長い動画になっています。音もいい感じに編集出来たと思う。気になる部分だけでも見ていただければ幸いです。

それで自分(たかし)のアコベソロのハウリングの話。

以前、ブログでは「アコベがハウった」と書いたわけです。でも、ハウリングの主な原因はマイクだったんじゃないか、というのを動画編集中に気づきました。

ソロ演奏の前、MCをしたわけですが、そのマイクがONのまま、しかもスピーカーの真ん前にある状態だったんですよね。その状態でベース音をループさせていけば当然ハウリングするなと。
もちろん、アコベのハウリング対策も十分ではなかったと思うのですが、この「マイクがONになっててスピーカーの前にあった」というのも大きな原因だったはず。

この点は今後、自分も気をつけなければ、と反省した次第。


そして最後にライブを見た方から「ありがとう」と言われた、という話。

ライブをしたのが地元だったということもあり、そもそも自分のことを知ってくれている人も見に来ていたわけです。60代~70代の方々です。そういう方からライブ後に会った際、「この間はありがとうね~」という感じで言われたわけ。

本来「ありがとう」と言うのはライブをした自分の側のはずで、観客の側から言われたのは初めての経験でした。
学生時代など、札幌でライブハウスなどでライブもしてましたが、そういう場合って観客側から「ありがとう」なんて言われたことはなかったわけです。自分も他のバンドを見た際、ありがとうと言ったことはないわけ。

おそらく「(楽しませてくれて)ありがとう」という意味なんだと思う。

標茶町は正直、田舎だし楽器の生演奏を見る機会はかなり少ないです。そういう中で「演奏会」というものを見ると、そういう風に思ってもらえるものなのかなと。

いずれにしても演奏して「ありがとう」と言われるのは、ライブ後に演奏を褒められるよりも嬉しいかも、と思った次第。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月16日土曜日

博物館ライブの映像は12月17日にプレミア公開。

どうも、ひらた店長です。

2023年11月19日に地元、標茶町博物館「ニタイ・ト」にてバンド「たまゆら」としてライブをしました。

↑その時の話と動画編集中という話はこれら。

博物館の1Fラウンジにて。
写真は2Fより撮影。

演奏中のバンド「たまゆら」。
吹き抜けで音がすごく響いた。

ライブ映像の編集&公開作業が12月14日に完了し、バンドメンバーと相談した結果、12月17日(日)の夜にプレミア公開しよう!ということに。

プレミア公開される動画はこちら。
12月17日19:30より公開。

動画の長さは約1時間30分。バンドでの演奏が6曲と、メンバー3人がそれぞれソロ演奏で各3曲ずつやっているので、曲間のMCも合わせるとそれくらいの長さになっちゃったわけです。セットリストは動画概要欄に記載しているので、気になる方はそちらを見ていただければ。


映像は3つのアングルを使ってますが…ピアノメインに撮影していたカメラのバッテリーが途中で切れたので、途中から2アングルを駆使。そして音も現状、自分が出来ることは全部やって悪くない仕上がりだと思う。

プレミア公開中は自分もリアルタイムで見ていて、チャット欄で何かつぶやこうと思っております。タイミング合いましたらお付き合いいただけると幸いです!


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月12日火曜日

趣味は「何を目指しているの?」と言われてなんぼ。

どうも、ひらた店長です。

今回はタイトルに書いたことがすべてっちゃすべてなんだけど…趣味について思っていることの話。

愛用のアコースティックベース。

所有しているその他のベースなど。

「趣味は?」と聞かれると「ベースを弾くこと」と答えております。

そもそも「趣味」という言葉の意味を調べてみると「楽しみとして愛好する事柄」と出てくるので、「趣味は?」という質問って「やっていて楽しいことは?」という意味と同義なのかなと。

すると楽器の演奏はもちろん、音楽を聴くのも楽しいしスノボも楽しい、手品にハマった時期があって見せて驚いてくれると楽しいし、漫画・アニメ・ゲームも楽しい。近年だとYouTube用に動画を撮影するのも楽しい。ライブ配信も楽しい。自作PCをいじくり回すのも楽しいし、こうやってブログを書いているのも楽しい。

これらは全部、「趣味」ってことになるんだと思う。

所有しているデジタルビデオカメラ。

カメラ用クランプ。

録音用ショットガンマイク。

レコーダーと組み合わせたところ。

カメラ用スタビライザー。

カメラ用クイックシュー。

ハマると色々と必要になったりして買い揃えたりしちゃうよね。そういうのをこだわって買ったりするのも楽しい。「やっていて楽しいこと」はもっとじっくり考えるとまだまだ出てくるかもしれない。

「趣味は?」と聞かれて困ってしまったり「ない」と答えてしまう方はきっと「自分が楽しいと思っていることを人に言うのが恥ずかしい」または「人に言うほどではない」と思ってしまうんじゃないかな。その辺の気持ち、ちょっとわかる。(自分も人を見て答えを変えることがあるし)


それはさておき。


こうやって色んなことをやっていて、何かにハマっていると不意に「何を目指しているの?」と聞かれる、というか言われることってあるんじゃないかと思う。

店長の場合、こうやってカメラ関係のものを買ったり、楽器を夢中で弾いていたりすると、社長(兄)に悪意なく「何を目指しているんだ(笑)」と言われることがたま~にある。悪意がないのがわかっているので「(*´σー`)エヘヘ」と言って終わるのでそれは幸いなことだ。

この「何を目指しているのか」というのは悪意を持って言う人が稀にいるけど…そういう人とは距離を置くべきだと自分は考えている。


そもそも何かを目指していないと、楽しいことをやっちゃいけないんだろうか?

楽しいことを夢中でやっているうちに、気付いたら何かになっていた、というのが正しい順だと自分は思う。それは人から見て「何かになっている」だけで、自分から無理に何かになろうとする必要はないと思う。

楽器演奏などは楽しいから突き詰めて上手になりたいと思う。動画撮影などは良いものを撮影したいから色々と機材を買ったり、必要なものを揃えたりしちゃう。自分の場合、すべての趣味の根源は「どうせやるならうまくなりたい」という風に思っている。(見るだけで楽しい漫画とかアニメとかそういうのは別ね)

何を言いたいか、いまいちまとまりがないけど…

とにかく「楽しい」と思ってやっていることなら、どうせなら「何を目指しているの?」と言われるくらい楽しめれば、突き詰めてやれればいいかなと自分は思う。

そういえば、そういう風に言われるのって特に「新しい趣味を始めた頃」かもしれない。そういう意味では「何を目指しているの?」と言われるのは、その趣味のスタートラインに立ったということでもあるかもしれない。

悪意を持って言われてしまうと凹んでしまったりするかもしれないけど…逆に胸を張って楽しんでいきたいところだ。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月11日月曜日

恥ずかしながら「欲しいものリスト」を公開してみた。

どうも、ひらた店長です。

Amazonには自分が欲しいものを保存してリストにしておく「欲しいものリスト」っていうのがありまして。そのリストは非公開・公開を選べるようになっているわけです。

店長も欲しいもの・気になっているものをリストにしているんですが…それを公開してみたという話。いや、実は公開自体はしてたんだけど、このブログとYouTubeチャンネルから見られるようにしたという話。

このブログをPCから見た場合、
上部の赤い丸のところに追加。

スマホからこのブログを見た場合、
「ホーム」と書かれたところをタップ。

するとリンク一覧が出てくる。

この「欲しいものリスト」ってライブ配信されている方とか、されていない方でもSNSのプロフィール欄に公開したりしてますよね。店長はさすがにSNSのプロフィール欄に書くのは恥ずかしいので…こうやって個人ブログとYouTubeチャンネルにのみ公開してみたわけ。

とは言っても、よほど店長に興味がある方しかこういうリストは見ないと思うわけですが。なんとなく公開してみた、というのがほぼすべての動機です。(変な期待をして公開したわけじゃないよ。マジで)


「欲しいもの」って考えると、現在自分がハマっていること・ものが反映されるな~とリストの中身を整理してみてあらためて思った次第。録音機材や楽器系機材がほとんどです。

ちなみにこの「欲しいものリスト」って複数作成してタイトルを変えておくと、ジャンル毎に分けて整理できるので定期的に買うものとかはそうすると便利だよね。自分はベース弦とか腕時計用の電池とかを公開したリストとは別に作っていたりします。(そっちは非公開)


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月8日金曜日

ショットガンマイク「ZOOM ZSG-1」は現在、在庫切れが多い?

どうも、ひらた店長です。

2023年10月末にモノラルショットガンマイク「ZOOM ZSG-1」を購入し、その後、音質比較動画なんかも作っておりました。その時の話は11月14日の記事『ショットガンマイク「ZOOM ZSG-1」の音質テスト動画を作成。』にて。

「ZOOM ZSG-1」本体と付属品。

このショットガンマイク、2023年11月中旬のブラックフライデーセール辺りからAmazonでは在庫切れになってまして。12月8日現在も在庫切れのよう。


↑Amazonでの販売ページがこちら。
Amazon以外では売っているサイトもあるようだけど、発売当初よりは圧倒的に少なくなっている印象。

ZSG-1の音質などはこちらにて。

個人的にこのショットガンマイク、超オススメでございまして。フィールドレコーダー「ZOOM F2/F2-BT」をお持ちの方には特にオススメしたいところ。したいところなのですが…

こう在庫切れになっちゃっているとオススメもしにくいってもんでして。

ブラックフライデーでめちゃ売れたからなのか、そもそも最初はそんなに生産していないものなのか…オススメしたいので生産が追いつくのをお待ちしております。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月7日木曜日

ライブの動画編集、ようやく要の音声編集が終わってホッと一息。

どうも、ひらた店長です。

先月11月19日にあった博物館でのライブの話『アコースティックベースのライブ初陣の話。』というか、そのライブを撮影した動画編集の話。

11月19日のライブの一幕。
標茶町博物館「ニタイ・ト」にて。

このライブの様子、映像はデジタルビデオカメラ3台、音声も3つの機器で録音していました。それらを全部使ってライブ映像を編集中でございます。

一番苦戦したのが3つの音声ファイルを合わせる音声編集の作業。

音声編集中の画面。ソフトは「Ableton Live」。
タイミングやボリュームなどを合わせている。

音質調整はイコライザー「Red2 EQ」を使用。
オーディオインターフェースにバンドルしていたもの。

「Red3 Comp」も使用している。
これもバンドルされていたもの。

1つはピアノ直上に設置したレコーダー「ZOOM Q2HD」の「ピアノをメインに録音していたファイル」で、1つはスピーカーから出ている音を「ZOOM F2-BT & ZSG-1」で録音した「アコースティックベースと電子ドラム・電子オルガン、マイク音声を録音していたファイル」、もう1つは客席に置いてあるカメラ上にあったショットガンマイク「COMICA V30 PRO」の音声ファイル。

その3つを合わせて自然に聴こえるように調整するというのが、今回の動画&音声編集の要だったわけです。やっぱ自分なりに音にはこだわっていきたい気持ちがあるので。

その音声編集がようやく、昨夜に終了しまして。一日2時間程度の作業を一週間くらいやっておりました。大変でした…。


何が大変って、音声ファイルってどういう理屈かわからないんですが、機器が違うと長時間録音した音声が「わずかにズレる」んです。一番最初の音を3つのファイルで合わせても、20~30分後にはズレを感じるくらいズレてました。

たぶんですが、曲の間、音が鳴っている間はズレてないんですが、無音になった際にコンマ数秒ズレる、みたいな感じかなと。(完全な店長の憶測なので「個人の感想」だと思ってください)

そのズレを修正するために一つのライブ音声を細切れにして編集したので、その手間や労力がなかなかのもんでございました。


とにかく。

そんな作業が終わり、後はカット割りの編集をしてある動画と合わせて、MCの文字起こしやテロップを入れるだけ。進捗で言うと70%くらい終わったところだと思う。

少なくとも来週中には動画自体は完成するかもしれない。(公開時期はメンバーと相談の上で決める感じ)


そんなわけでもう一息、動画編集がんばって参ります。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月3日日曜日

「ZOOM F2-BT」の固定方法にはマジックテープが便利かも。

どうも、ひらた店長です。

ここ数日、カメラアクセサリーのクランプの話をしていました。
↑こちらの2つの記事。

そのクランプには主に、ショットガンマイク「ZOOM ZSG-1」とフィールドレコーダー「ZOOM F2-BT」を取り付けて使用する予定。

クランプにZSG-1を付けた状態。
指さしているところにF2-BTを付けたい。

↑「ZOOM ZSG-1」について詳しくはこちらの記事を。
↑「ZOOM F2-BT」についてはこちらにて。

クランプにF2-BTと固定する方法として、最初はマスキングテープでの固定を考えていたんですが…ネットで色々と情報を見ている時、「F2-BTを三脚にマジックテープで固定した」という主旨の記述を目にしまして。それは良さそうだなと。

手にしているのはマジックテープ。
以前に100円均一で購入したもの。

それをF2-BTの背面の金具に通し、
クランプ部分に引っ掛ける感じ。

別アングルだとこんな感じ。

ZSG-1と結線した状態。

F2-BTはピンマイク(ラベリアマイク)での使用の際に、本体をベルトなどに引っ掛けるための金具があるわけ。そこにマジックテープを通すと写真のようにクランプに固定可能。

これ、クランプじゃなくても三脚などにも付けたり外したりしやすいので最高かも。以前には固定にマスキングテープを使っていたけど、いちいちマスキングテープを消費しなくてもいいし。
F2-BTの何か良い固定方法・取り付け方法ってないかな~と漠然と考えていたんですが、これはスマートでいいですね。今後はこれでいこう。

「ZOOM F2」をお持ちの方はぜひお試しあれ。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月2日土曜日

クランプへのデジカム固定実験とクランプ新旧比較。

どうも、ひらた店長です。

昨日12月1日の記事『クランプ「Ulanzi R094」はなかなか良さそう。』にて、クランプを一つ、新たに手に入れたという話をしました。手元に届いたばかりで、ろくに使ってもいない状態だったわけですが…。

その記事の最後の方に、デジタルビデオカメラ本体(広角レンズ装着状態)がクランプに付くかどうか?ということを書いたわけ。ちなみにクランプの最大荷重は1.5kg。広角レンズを装着した状態はそこそこ重いので実際に試してみないと、という話でした。

そんなわけでさっそく昨夜、実験を。

自室の適当なポールで実験。
この通り、無事に装着できました。

クランプのアップ。
重さで緩んだりはしなかった。

広角レンズ装着状態のデジカムの重さはおそらく1kg~1.25kgってところだと思う。自室にある2kgダンベルと交互に持ち比べてみての「自分の感覚では」って話だけど。

クランプに上の写真のように固定して、この状態で4~5時間くらい放っておいたのですがクランプの角度が変わったり、クランプ本体がズレたりはしませんでした。これならデジカムも安心してクランプで固定できる。

ちなみにこういうカメラアクセサリーのクランプはもう一つ持っているんですが、それではデジカムは怖くて固定できないんです。

下が新しく購入したクランプ「Ulanzi R094」。
上はもともと持っていたクランプ「UTEBIT」。

「Ulanzi R094」は写真で指さしてる部分が一体型、完全に固定されているんです。対してもともと持っている方は写真の通り、ねじ込み式で外せるようになっているわけ。
これはこれで便利なんですが、重いものを取り付けた際には気をつけないと「ネジが緩んでポール部分が動いてしまう」ことがある。実際にスマホを取り付けた際には何度か動いてしまったことが。

なのでちょっと重いものを固定したい場合には、ねじ込み式じゃない方が安心かもしれない。(ねじ込み式でも緩まないように対策できるなら大丈夫だとは思う)

ちなみに挟み込むクランプ部分の比較。
新しい方は60mmまで挟める。

UTEBIT マジックアーム 11インチ
↑もともと持っている方のクランプ。

Ulanzi スーパークランプ
↑こっちが新たに購入したクランプ。

こういうクランプ、あると便利だなと再認識。三脚ももちろんいいけど、クランプがあると三脚が使えない場所でもカメラなどを設置できるメリットがある。室内でも本棚とかメタルラックとかに設置できるからね。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年12月1日金曜日

クランプ「Ulanzi R094」はなかなか良さそう。

どうも、ひらた店長です。

数日前、「あると今後の役に立つな」とふと思い立ってAmazonにて、カメラやショットガンマイクなどを固定するための「クランプ」を購入した次第。ちょうどブラックフライデーの最中でお得になっていたし。

2023年12月1日の本日に届いた。
「Ulanzi(ウランジ)」の「R094」というクランプ。

パッケージの裏面。
「Ulanzi」はスマホ・カメラ用アクセサリーを
製造・販売している中国メーカー。

パッケージを開けるとこんな感じ。
右側に謎の小袋が。

小袋の中にはこんな部品。
これって確かGoPro用のアダプター…だよね?
Amazonの販売ページには付属しているとは書いてなかった。

ちゃんと梱包されてて好印象。

サイズ感はこんな感じ。

手に持って触ってみた感じ、想像していたよりもしっかりしている印象。ガタつきのようなものはないし、固定するネジの動きもスムーズ。自分は安っぽさを感じませんでした。(高級なクランプを触ったことはないけど…)

↑Amazonの販売ページはこちらから。

販売ページにはカメラ本体はもちろん、ショットガンマイクや照明なども固定している例が。自分の場合は主に先日手に入れたショットガンマイク「ZOOM ZSG-1」を付けて、クランプ本体にどうにかしてレコーダー「ZOOM F2-BT」も括り付けて使用することを考えている。

以前にライブをした時に「ZSG-1 x F2-BT」で録音したけど、その際には小さい三脚に取り付けるしかなかったわけ。

こういう状態。
F2-BTはマステで固定。

クランプがあればショットガンマイクの設置場所をもっと自由に選べるんじゃないか、というのが購入の大きな動機。
同じく販売ページの説明文によるとこのクランプ、最大荷重が1.5kgのようなので、デジタルビデオカメラ本体を取り付けるのも選択肢に入る。(使用しているデジカムは広角レンズをつけるとそこそこ重いので事前の実験は必要だけど…。レンズなしなら間違いなく大丈夫だと思う)

とりあえず、これから自室内でのライブ配信・動画撮影の際や録音など、色々な面で活躍してくれそう。まだちゃんと試しているわけじゃないので今後、色々と試していきます。楽しみ。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年11月27日月曜日

やはり「続けること」に意味があるのかと考える。

どうも、ひらた店長です。
最近は楽器系の話が主でしたが今回は雑記という感じで。

アコースティックベースを弾く店長の図。
最近はアコベと音作りの話が続いていました。

社長(兄)と毎日更新しているアメブロ「ひらた家具店のブログ」とは別に、そちらで書くには「はばかられる」ようなマニアックな話を書き綴る場所が欲しい、ということで立ち上げたのが本ブログ。更新頻度も「書きたい時だけ」という不定期なものとなっています。

なので毎日のように更新したかと思ったら、突然何週間も書かなかったりしたりしているわけ。それはそれで良いと考えているわけです。

そんな「気ままブログ」ですが、立ち上げて初投稿したのは2015年3月。何気に8年も前のことでした。初投稿記事は自己紹介なんだけど、その時の年齢が「32才」って書いててビビったよね。(ちなみに現在は41才。それと初期の頃は文体が現在と違うのはご愛嬌)


基本的には「自分が書きたいことを書く」というのが主な主旨で「誰かに見て欲しい」と思って書いてはいないんですね。(ただ「記事に辿り着いた方の役に立つ場合があれば嬉しい」とは思っている)

そんなわけで「ブログのアクセス数」というのは全然気にしてはいないのですが…不定期とは言え8年間やっているとやはり増えては来るみたい。気にはしていないけどチェックはしています。ブログの管理画面を開くと見えるからね。

例えば3年くらい前だと「月間のアクセス数」が200前後だったんだけど、2023年の11月は現時点で1000を超えて来ています。(ちなみに初期の頃は20前後ってとこ)


アクセス数は先月辺りから増えて来た印象なんですが、増えている主な理由は「検索して見られている記事」がちょとずつ増えてきていること。
マニアックなことを書いてはいますが、検索して見られる場合に役立つように、とは思って書いているので嬉しいことです。この辺は「ひらた家具店のブログ」も同じだけどね。

単純な話、記事が増えていけば見られる確率は増えていきますからね~。
そういう意味で「続けることに意味があるのかな」と思って今回のタイトルを付けてみた次第。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年11月25日土曜日

B3nのパライコのパラメータはこんな感じに。【アコベ共鳴音対策】

どうも、ひらた店長です。

2023年11月23日の記事『アコベのハウリング対策のグライコをパライコに変更。』の続き。アコースティックベース(以下、アコベ)の音作り、及びハウリング対策・共鳴音対策としてマルチエフェクター「ZOOM B3n」で試行錯誤中という話。

アコベの特定の場所(自分のアコベの場合は「E音」)を弾くと「ブーン」という共鳴音が強く鳴っていたわけです。その問題を解消するべくグラフィックイコライザー(以下、グライコ)を設定してみたけど、考えてみるとパラメトリックイコライザー(以下、パライコ)の方が良さそうだと気付いた、というのが前回の話でした。

パライコ「BassPEQ」のパラメータ画面。

前回の記事の後、音を出しながら色々と試した結果、上の写真のパラメータに落ち着きました。「FREQ(フリケンシー)」が160ヘルツ、「Q」は最大値の16、「Gain」は「-15」のカット、ボリュームは初期位置。(フリケンシーなどの説明も前回の記事にて)

この状態だとE音を弾いても共鳴音が鳴らず、しかしE音はちゃんと鳴っている、と感じる。つまり不要な共鳴音のみを排除出来たということ。音質の変化も最小限だと思うので満足の結果に。


前回、グライコで調整した際には「4.5kヘルツ」を少しカットすることで共鳴音が少しなくなった、と感じたんですが…今回試した結果、主な原因は160ヘルツ辺りだったんですよね。高音域の倍音が削られて共鳴音が減ったように感じた、ということなのか…?その辺はちょっと不思議。

そしてパライコって実はあまり使い慣れていなかったんですが、今回のように「特定の音域のカット」にはとても便利だと感じました。アコベで音作りする際、ノッチフィルタがアコベ本体のプリアンプやDIにない場合には必須かもしれない。


アコベの音作り前の音と共鳴音を排除した状態の音、「ZOOM B3n」で使ったエフェクトなどは今後、動画でお伝えにしてみようと思う。音は文章じゃ伝わらないし、いつかどなたかの役に立つかもしれないし。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年11月23日木曜日

【ZOOM B3n】アコベのハウリング対策のグライコをパライコに変更。

どうも、ひらた店長です。

昨日、2023年11月22日の記事『ハウリングの原因について。その対策をB3nにて仮セッティング。』にて、アコースティックベース(以下「アコベ」)がライブ中にハウリングしたため、その対策をマルチエフェクター「ZOOM B3n」の設定で仮にやってみたという話をしました。

マルチエフェクター「ZOOM B3n」
アコベの音作りをこれでやっていた。

昨日の記事を書いた後、というか今朝なんですけどふと「ハウリング対策にもっと良いイコライザーがあるのでは…?」と思い、B3nのエフェクトリストを再度確認してみたわけです。

これは昨日の記事の状態。パッチ全体を表示中。
右側2つ目にある「Bass GEQ」がイコライザー。

こちらは今日に変更した状態。
「Bass GEQ」を「BASS PEQ」2つに変更。

変更前の「Bass GEQ」は「ベース用7バンドグラフィックイコライザー」で、変更後の「BASS PEQ」は「ベース用1バンドパラメトリックイコライザー」。

「7バンドグラフィックイコライザー」は周波数の帯域が7つに分けられていて、それを上下して、つまりブーストしたりカットしたりして使うイコライザー。帯域の数値はすでに決められていて変えることは出来ない。(俗に「グライコ」と呼ばれるヤツ)

「1バンドパラメトリックイコライザー」は「自分で指定した周波数の帯域」をブーストしたりカットすることが出来る。ただしいじれる帯域は1つ。(こっちは「パライコ」と呼ばれる)

7バンドグラフィックイコライザーのパラメータ画面。
向かって右の2つのディスプレイにパラメータがあり
「50,120,400,500,800,4.5k,10k」が決められた帯域。

こっちは1バンドパラメトリックイコライザー。
「FREQ(フリケンシー)」で帯域を指定して、
「Q」は帯域の幅の指定。
「Gain」で帯域をブーストするのかカットするのか指定。

Qの「帯域の幅」というのは、数値を大きくすると「指定した帯域をピンポイントにブースト・カットできる」状態で、数値を小さくすると「指定した帯域の周りも一緒にブースト・カットできる」状態にできるということ。(グライコだとこれが出来ない)
(※「ピンポイントに」と言ったけど、ある程度は指定した帯域の周辺にも影響は出る、はず)

「イコライザー」を設定している目的は「特定の音域をカットする」ためで、アコベを弾いてハウリングの原因になりそうな「共鳴音が強い音域(弾いてブーンと鳴る場所)」をカットしたいわけ。

昨日は7バンドグライコでやってみて目的は達成できたんだけど…ちょっと「音が削れ過ぎている」と感じなくもなかったんですよね。それで考えてみると1バンドパライコの方がよりピンポイントにカットが出来て、それによってアコベの音そのものに影響が少ないのでは?と思い立った次第。


ここまでの話。PCで波形データを見慣れていないとちょっとイメージしにくいかも…。実際、昔の自分に言ってもピンと来ないと思う。この記事『イコライザーについて(それぞれのツマミ編)』を見ると分かりやすいと思うので気になる方はぜひ。


1バンドパライコを2つ配置しているのは、1つは先程の「共鳴音が強い音域(周波数帯)をカットする」ため。もう1つは練習やライブ会場などでハウリングが起きた際に「原因になっていそうな帯域をカットする」ため。要するに予備で配置している感じ。

エレアコ・エレアコべに使うプリアンプには「ノッチフィルタ」という名前の「特定の周波数帯をカットする」という機能があったりするんですが、これがハウリング対策なんですね。そのノッチフィルタをパライコで代用しようってわけ。


まだB3nに設定しただけで実際にアコベで音を出して実験はしていないんだけど、たぶんグライコよりも良い結果になるんじゃないかと思う。そんなわけで試してみたらまた報告します。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年11月22日水曜日

ハウリングの原因について。その対策をB3nにて仮セッティング。

どうも、ひらた店長です。

昨日11月21日の記事『アコースティックベースのライブ初陣の話。』にて「ライブ中にアコベがハウリング(フィードバック)してしまった」ということを書いたわけ。そして「ハウリング対策について調べておこう」ということも書いた次第。

その後、さっそく調べてマルチエフェクター「ZOOM B3n」でハウリング対策の設定(仮)をしたというのが今回の話。実際に組んだエフェクトとパラメータもお伝えします。


では「そもそもハウリングはなぜ起きるのか?」という話から。それを知らないと対策もヘッタクレもないってことで調べた結果を簡単に。正直あまりちゃんと知らなかったし。


まず「ハウリング(フィードバック)」とは「音がループすることで起きる」現象。「楽器で鳴らした音→スピーカーから出る音→その音を楽器が拾う→拾った音を楽器が出してしまう→さらにスピーカーから出る→…」という感じ。その原因は以下。

▼ハウリングの主な原因
・ボリュームが大きすぎる
・スピーカーに近すぎる
・スピーカーと向かい合っている
・スピーカーなどから出た音がボディ(弦)で共鳴&共振している

アコベ(あるいはアコギ)は「空洞のボディ」があって、弦を弾いた振動が「ボディで増幅」され、それをブリッジに仕込まれている「ピエゾピックアップで拾っている」という構造。ボディ内にマイクがあるタイプもボディで増幅した音を拾っている。(マグネティックピックアップの話は除外)

なので上記のように、スピーカーから出ている音量が大きければ、あるいはスピーカーとの位置関係によって、さらに会場などによっては反射した残響音をボディが拾って増幅してループしてしまう。その対策は以下。

▼ハウリングの主な対策
・ボリュームを下げる
・スピーカーから離れる
・サウンドホールに蓋をする
・原因になる音域をカットする

シンプルと言えばシンプルな話。調べた感じだと「原因になる音域をカット」することが出来れば、その分ボリュームを上げることが出来るという解釈で良いはず。


さらに詳しく知りたい方はこの2つの記事がオススメ。1つ目は分かりやすく、2つ目は専門的に書かれています。本記事ではこれ以上詳しく触れないので気になる方はぜひ。
(2つ目の記事が分かりにくい、という意味ではない。詳しく書かれているので専門的にならざるを得ないという感じ)


さて。ここまでの話を踏まえて。

自分が現状、アコベに出来るハウリング対策としては「サウンドホールに蓋をする」ことと、「原因になる音域をカットする」ことと判断。この対策をした上でスピーカーとの位置関係を現地で考えるという感じかと。

なのでさっそくマルチエフェクター「ZOOM B3n」で現状思いつく対策を。

※「ZOOM B3n」のエフェクト一覧などについては以下の私の記事を。

ハウリング対策で組んだエフェクトの一覧。

以前のアコベ音作りの記事『続・「アコベ×B3n」での音作りの話。』で書いた通り、基本の音作りはプリアンプ「DI-5」(左から2番目)にて。そして不要な低音域をカットするための「Low EQ」(左から3番目)、ブースターとして「RC BOOST」(右端)をすでに設定済み。

その他として左端から順に「ZNR(ノイズリダクション)」、「High EQ(高音域用のイコライザー)」、「Bass GEQ(7バンドグラフィックイコライザー)」の3つをプラス。

軽くそれぞれの役割&導入理由などを。左から順に。
・ZNR:無演奏時のノイズによるフィードバック対策
・DI-5:アコベの音作り用。ハイカットも。
・Low EQ:不必要な低音域のカット用
・High EQ:不必要な高音域のカット用
・Bass GEQ:特定の音域をカットするため
・RC BOOST:ソロ時などの音量増加用

それぞれのパラメータ。その1。

それぞれのパラメータ。その2。

それぞれのパラメータ。その3。

ディスプレイが見やすいように写真が暗くなっております。もしパラメータの数値が見づらくて読めないけどめちゃくちゃ気になるぞ!という方がいらっしゃいましたらコメントなどいただければ。

アコベをあらためて弾いてみたところ「E音」で音が共鳴しすぎている(E音の他に「ブーン」という音の成分が多い)と感じた。「ハウリングする寸前のような音」になってしまうため、「Bass GEQ(7バンドグラフィックイコライザー)」で調整した形。上記のパラメータで「4.5kを-1.5」にしているのがそれで、これによって共鳴音が抑えられた。
他には「50」「10k」の音域を全カットしている。つまり不必要な低音域&高音域のカットを「Bass GEQ」でもやっているということ。

その他のエフェクトでも低音域や高音域を執拗にカットしていますが、自室でアンプから音を出しながらセッティングして「アコベらしい音(「DI-5」で作った音)」が損なわれないギリギリに出来た…と思う。

他のアンプやスピーカーからはどうなるかわからないけど、今回はあくまでも「仮セッティング」ということで、またバンド練習などがあった際に微調整していく予定。(とは言ってもしばらくバンド練習の予定はないんだが…)

そしてもう1つ大事な対策。
サウンドホールのカバー。

外すとこういう感じ。
手に持っているものが穴にハマる。

実はライブ中には
サウンドホールカバーをしてなかった…。

このサウンドホールを覆うカバーの役割を十分に理解していなかったので、ライブの際にはカバーを持って行ってはいたけど装着していなかったんですよね。

最初に記載した通り、ライブ中に背後のスピーカーから出ている音はもちろん、会場で反射した残響音がサウンドホールの穴から入り、それをボディが増幅してしまってハウリング(フィードバック)の原因になる。なので、このカバーをつけるだけで防げた部分も大きかったはず。これは凡ミス。

ただこのサウンドホールカバー。結構緩いんですよね。装着した状態でアコベを下に向けるとポロッと落ちてしまうくらい。なので、ポロッと落ちないように手を加える必要はありそう。これは今度やろう。


長々と書いて来ましたが、ライブが終わって現状で出来るセッティングなどはしたつもり。「B3n」のセッティングはまだ大音量で試していない「仮セッティング」というところは最後にもう一度お伝えさせていただきます。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。