2023年11月23日の記事『アコベのハウリング対策のグライコをパライコに変更。』の続き。アコースティックベース(以下、アコベ)の音作り、及びハウリング対策・共鳴音対策としてマルチエフェクター「ZOOM B3n」で試行錯誤中という話。
アコベの特定の場所(自分のアコベの場合は「E音」)を弾くと「ブーン」という共鳴音が強く鳴っていたわけです。その問題を解消するべくグラフィックイコライザー(以下、グライコ)を設定してみたけど、考えてみるとパラメトリックイコライザー(以下、パライコ)の方が良さそうだと気付いた、というのが前回の話でした。
パライコ「BassPEQ」のパラメータ画面。 |
前回の記事の後、音を出しながら色々と試した結果、上の写真のパラメータに落ち着きました。「FREQ(フリケンシー)」が160ヘルツ、「Q」は最大値の16、「Gain」は「-15」のカット、ボリュームは初期位置。(フリケンシーなどの説明も前回の記事にて)
この状態だとE音を弾いても共鳴音が鳴らず、しかしE音はちゃんと鳴っている、と感じる。つまり不要な共鳴音のみを排除出来たということ。音質の変化も最小限だと思うので満足の結果に。
前回、グライコで調整した際には「4.5kヘルツ」を少しカットすることで共鳴音が少しなくなった、と感じたんですが…今回試した結果、主な原因は160ヘルツ辺りだったんですよね。高音域の倍音が削られて共鳴音が減ったように感じた、ということなのか…?その辺はちょっと不思議。
そしてパライコって実はあまり使い慣れていなかったんですが、今回のように「特定の音域のカット」にはとても便利だと感じました。アコベで音作りする際、ノッチフィルタがアコベ本体のプリアンプやDIにない場合には必須かもしれない。
アコベの音作り前の音と共鳴音を排除した状態の音、「ZOOM B3n」で使ったエフェクトなどは今後、動画でお伝えにしてみようと思う。音は文章じゃ伝わらないし、いつかどなたかの役に立つかもしれないし。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
0 件のコメント:
コメントを投稿