2025年9月26日金曜日

アコベでメロディを弾く場合のピッキングを変えてみた話。

どうも、ひらた店長です。

今回も「アコースティックベース(以下「アコベ」)」の音作りの話。毎度お伝えしていますがコントラバスではなく、アコースティックギターのベース版の方のアコベです。

前回『ZOOM B3nのEQをフル活用するためエフェクターの構成を変更。』の最後に「メロディを弾く際のピッキング(指弾き)のやり方もちょっと変えました」と書きまして。そして、それは次回にでも、と書いたわけですがちょっと記事を書くのに期間が空いてしまいました。申し訳ないです。

さて。それではさっそくですがピッキングの話を。

メロディを弾く際に「コード弾きの時のフォーム」で弾いたところ、高音弦でも低音を出せるということに気付いた次第。そして、その音の方が自分の好みだったわけです。

普段の指弾きのピッキングフォーム。
バッキングではこのフォームだが
メロディを弾く際には以下の写真のように。
メロディを弾く際のピッキングフォーム。
コード弾きをする際のように
手を寝かせるようなフォームです。
自分から見た視点。
これはバッキング時のフォーム。
親指が5弦に触れていない点にご注目。
こちらがメロディを弾く際のフォーム。
親指と親指の根元で3,4,5弦に触れている状態。

「メロディを弾く際のフォーム」はコード弾きの際にやっていたフォームと同じなんですが、コード弾きの際にはもっとブリッジ寄りで弾いています。それをネック側に持ってきただけ。

これ、やろうと思ってやったわけじゃなく、たまたまバンド練習中にいつものフォーム(バッキング時のフォーム)でメロディを弾いていた際に低音弦のミュートが出来ていないのが気になり、4,5弦をミュートするために親指を弦に当てた、というのがキッカケ。すると上の写真のような位置でコード弾きをする際のフォームになったというわけです。

その状態で1弦や2弦のハイフレットを弾くと、低音がよく出て柔らかい音になった。バッキング時のフォームだと「高音は出ているけど低音が足りない」と以前から感じていたので、このフォームはいいなと。

親指を持ち上げてピッキングしている
人差し指の指先が見えるようにした写真。
これはバッキング時のフォームで
当たっているのは指先。
こっちがメロディを弾く際のフォーム。
人差し指の側面が当たっている状態。

指先の硬さはどちらのフォームもあまり変わらないように思うのだが…当たる面積のせいなのか力のかかり具合のせいなのか音が違うんですよね。不思議。

何はともあれメロディを弾く際、写真で紹介したようにコード弾きをする際のフォームにしたところ低音が出て好みの音になったという話。そして、それに伴ってメロディを弾く際の音をイコライザーで補正するため、前回の話のようにパラメータなどをいじる必要が出たというわけです。

このフォームにしたおかげでメロディを弾く際の音もイメージに近くなったので、前回にも書いた通りアコベの音作りもほぼ完成と思って良い気がする次第。あとはイコライザーのパラメータの微調整くらいのような気がしています。


そんなわけでそろそろ、アコベの現状の音などは動画でお伝えするように準備をしていきたいとも思っている次第。もしご興味ある方がいらっしゃいましたら気長にお待ちいただけると幸いです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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