今回は「アコースティックベース(以下「アコベ」)」の音作りの話。
コントラバスではなくアコースティックギターのベース版の方のアコベです。
前回は『アコースティックベースにアコースティックシミュレーターを試してみた。』という記事。
この時に「MOOER D7(ディレイ)」を外して「Rowin アコースティックシミュレーター AC stage LEF-320」にエフェクターを変更したわけだが、アコースティックシミュレーターが思ったような結果が得られなかったので「MOOER D7」へ戻しました。
そして「Game Changer Audio PLUS Pedal」というエフェクターも外してチューナー「KORG DT-10」に変更。変更した意図などは下記で。
ちなみに「PLUS Pedal」を組み込んだ時の話は『エフェクターボードにプラスペダルを組み込んで変態仕様に。』という記事にて。
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| 現在のエフェクターボート全景。 マルチエフェクター「ZOOM B3n」は 現在の音作りの要なのでこれを軸に。 |
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| 「KORG DT-10」はデカいが見やすい。 そして曲間のミュートスイッチとしても。 |
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| 「MOOER D7(ディレイ)」は常時ルーパーモードに。 |
「MOOER D7」は7番目のルーパーモードにして、タイムとフィードバックのツマミは0に。その状態で右上のMIXつまみをわずかに回すと素直なディレイがかかるということに最近気付いた。
色々と試した結果、常時、ほんの僅かにディレイをかけている状態が今のところ良い結果が得られているように感じる。
さて。ここからは「ZOOM B3n」の設定の話。
「B3n」の前回の設定は『イコライザーを5つ配置するのが現状ではベストかも。』にて。
前回に設定したイコライザーの一つ「HIGH EQ」。不要な高音域を削る目的で配置していたが、そちらの効果が薄いと感じたのでそちらを外して、再びプレートリバーブを配置。
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| したがって現在のエフェクトチェインはこちら。 右端の「PLATE」がプレートリバーブ。 |
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| パラメータがこちら。浅い効果なのだが これがないと音の広がりがない。 |
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| これは7バンドイコライザー。AとBの2つの設定を切り替えられる。 これは「A」でバッキング用。「A」の表示は右上に。 |
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| こちらは「B」でメロディを弾く用の設定。 ちなみに切り替えは向かって右下のフットスイッチで。 |
バンド練習中にイコライザーを色々と試していたところ、バッキングとメロディのイコライザー設定を共通にすることに限界を感じた。そのためバッキングを「A」、メロディを「B」として分けた次第。
再配置したプレートリバーブとD7のディレイ、そしてイコライザーのAB切り替えでかなり良い結果が得られたと思う。空間系を再配置したのは、アコベのボディの鳴りを再現したいというのが意図。浅くかけているだけなのだが、これがあるとないのとでは本当に違う。
とりあえず現状では不満点はなく、アコベの音作りはこれでほぼ完成、と思ってもいいのかもしれない。
ちなみにアコベでメロディを弾く際のピッキング(指弾き)のやり方もちょっと変えました。それについてはまた次回にでも。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。







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