本日はアコースティックギターのベース版である「アコースティックベース(以下、アコベ)」の話題。正式に言うと「アコースティックベースギター」の方です。ウッドベース(コントラバス)ではなく。
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その音作りについて このブログでずっと書き綴っています。 |
自分の使っているアコベは「TACOMA CB105C」でピックアップはピエゾのみ。それをマルチエフェクター内のDIやEQを駆使して音作りをしている、ということを過去のブログ記事で散々書いておりました。
ちなみに地元で組んでいるバンドは電子ピアノと電子ドラム、そして自分のアコベという3人編成が基本。曲によってドラムが電子オルガン(エレクトーン)になったりする。
その中で「アコベらしさを活かしたい」というのが自分なりの目標。
しかし、なかなか上手くいっている気がしないというのが現在の個人的な感想。(現状でも悪い音ではないけど自分の理想とは少しズレているように感じている)
なんとかできないか…と悩んでいたところで本日の本題。
かなり前になんとなく購入したお安いアコースティックシミュレーター『Rowin アコースティックシミュレーター AC stage LEF-320』が眠っていることをふと思い出したんです。
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アコースティックシミュレーターを持っているのを ふと思い出したので試してみることに。 |
かなり前になんとなく購入したお安いアコースティックシミュレーター『Rowin アコースティックシミュレーター AC stage LEF-320』が眠っていることをふと思い出したんです。
購入は2018年7月でエレキギターに試してみて「おぉアコギの音がする」と感心したっきり、棚にしまっていたことを忘れておりました。
そのアコースティックシミュレーターをアコベに使ったらどうなるんだ?と思い立って試してみたわけです。部屋のアンプから音を出しながら試すと「ピエゾの音」がまるで「アコベの生音」のように。
…なんでもっと早く試さなかったのか…
と、若干後悔した。本当に生音がアンプから出ているよう。
最高だ!と喜び勇んでバンド練習へ。
しかし。ピアノ、ドラムと合わせると「アコベ×アコースティックシミュレーター」の音は埋もれる埋もれる…
エフェクターのツマミをいじると低音・ローポジションではなんとか使える音にできたが、高音・ハイポジションでは音が埋もれてしまう。アタック時の「バリッ」とした音しか聴こえないくらい。自分の場合はハイフレットでメロディを弾く曲があるのでコレでは使えない。
指弾きでピッキングしているわけだが、指の当たり具合を色々と試してみたがそれでも「バンド内で埋もれない音」にすることは自分にはできなかった。
そんなわけでアコースティックシミュレーターは足元から外すことに。良い思いつきだと思ったのだが…良い結果にならず残念だ。
ただ、最後にお伝えしておきたい。
アコベとアコースティックシミュレーターは自分の場合、バンド内では使うことはできなかったが、アコベでのソロ演奏とかならいいと思う。試していないがアコギとアコベの演奏とか、アコギとアコベとカホンみたいな完全なアコースティック編成ならハマるかもしれない。
あくまでもここまでの話は「自分のバンド内では使えなかった」ということで、アコベにアコースティックシミュレーターは意味ないとかそういう話ではないことは明言しておきます。むしろソロ演奏ならめちゃ気持ちいいです。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
エフェクターボードの中身、もう一度見直してみるか…。
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