2023年6月15日木曜日

簡易版ドラム練習環境がなかなか良い。

どうも、ひらた店長です。

先日、ドラムのキックペダルをリサイクルショップで購入し、そのための練習用パッドを自作したという『ドラムのキックペダル練習用パッドを作ってみた。』こちらの記事を書きました。(キックペダルは足で踏んでバスドラムを鳴らすペダルのこと)

そのキックペダルと約1年前に同じくリサイクルショップで購入したドラム練習パッドを組み合わせて「簡易版ドラム練習環境」を部屋に構築してみた次第。

その練習環境がこちら。
向かって左が練習パッドで
右がキックペダル+自作練習パッド。

キックペダル+練習パッドは
前回の記事の通りこの状態。
これの下に滑り止めを置いて使っている。

使用感ですがなかなか良い。練習パッドをスティックで叩きつつキックペダルを踏めるのはやはり大きいです。あるとないとじゃ全然違う。個人的には大満足。
ちなみに練習パッドは『EVANS 練習用パッド 12" Speed Pad RF12G』。汚れていたせいかめちゃ安かった。タイヤスプレーで清掃済み。

パッドはこういうイメージで
叩き分けて練習している。

以前にドラム練習パッドを使った練習方法の動画を見漁った時、「1つのパッド内でタム回しする」ということをしてたのを見まして。なるほどそれは良いなと。このパッド内で叩き分けられないのに、実際のドラムセットでやれるわけないし。

実際にパッド内で叩き分けるとこれが意外と難しい。自分が初心者なせいもありますが。単純に4回ずつ連打するタム回しだけでも慣れない内はリズムがめちゃめちゃになったりしました。

そんなわけで大きいパッドを使って、その中で叩き分けるイメージトレーニングは悪くないんじゃないかなと。それに今回、キックペダルも追加されてさらに良くなったという話。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年6月12日月曜日

ドラムのキックペダル練習用パッドを作ってみた。

どうも、ベーシストのひらた店長です。

地元で組んでいるバンドでドラムを演奏する機会があったのですが、それが個人的に納得出来ない出来で、そのためにドラム練習パッドを購入したという話を以前にしました。


この2つの記事がそうで上が練習パッドを購入した経緯など、下はパッド用にドラムスティックを購入した話。2022年5月の記事なのでちょうど1年前。

それで思い立った時などに部屋で練習パッドをスティックでペチペチしたりしてたわけです。おかげで最初よりはまともにスティックを扱えるようになったと思うわけですが…
どうしてもバスドラム(キックペダル)の練習は足を素振りするような感じでしか出来ないのが気になってました。

そこでこのようなキックペダルの
練習用パッドを自作してみました。

キックペダルはリサイクルショップで
TAMAの古いペダルが1,100円だったのを購入。

この木材はお店にあった廃材を
自分で組み合わせて作成。
ボンドとネジで固定してあります。

単純に組み合わせたところ。

木材に突起を作って
そこをペダルが噛むことで固定。

そのままペダルを踏むと
ゴンゴンと音がするので…

木材側とビーターに低反発スポンジを。
これも当店にあった廃材。

ビーターのアップ部分。
巻き付けてマスキングテープで固定。

木材側にもマスキングテープで。

ペダルを踏み込むとこういう状態。

試してみたところゴンゴンと音は鳴らず、マットの上に乗せて使用しているので階下にもそんなに影響はない…と思う。(ド、ド、と踏んだ時の低音は出ているかもしれない)

とにかくスティック用練習パッドと組み合わせることで、簡易的ではあるけどドラムの練習にはなるんじゃないかと。実際にしばらく試してみたら良い感じでした。

「キックペダルを踏む」という動作はやはり実物のキックペダルでしか練習出来ないので、ずっと気になっていたんですよね~。少なくとも「疑似ドラムセット」になったことで練習へのテンションは上がったことが一番の収穫かと。


後はしばらく使ってみて、ペダルが噛んでいる木材が砕け散ったりしないかだけが心配でございます。試作品的な部分も大きいので何かあったらまた。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年6月8日木曜日

バランスの微調整用にナットを複数用意【スタビライザー】

どうも、ひらた店長です。

前回『野外での撮影テストと手ブレ補正テスト』に引き続き、いわゆる「スレッド型ステディカム」と呼ばれるタイプの一番小型&簡易版という感じのスタビライザー(ジンバル)の話題。
初の野外での撮影テストをした話と、現状でのベストなバランスはこれっぽいという話でした。

しかしそのバランス、またちょっといじったというのが今回の話。

サイズの合うナットを用意して
一つ追加してみました。

これが前回の状態。
この下部分にナットを一つ、
合計3つ追加したわけ。

前回の状態でもかなり安定していたのですが、スタビライザーを持って左右に振り回した際、ほんの僅かに揺れが発生する感じでした。それが「わずかに下が軽いのでは?」と思われたので、小さい(とは言っても通常サイズの)ナットを複数用意して、バランスが合うように追加してみようと思った次第。

試しに一つ(合計3つ)を追加してみたらピタッと合った感じなりました。

寸切りボルトで錘を外側に伸ばしているので、そのボルトとサイズが合えば、こういうナットで微調整が出来るのは大きいかも。スタビライザーは操作技術ももちろん大事ですけど、上下のバランス調整もかなり大事なんじゃないかな~と素人ながら思っております。

とりあえず。

今回の話で「スタビライザーの改造」については一旦終了。
後はデジカムを取り外しやすくするクイックシューが欲しいかも、と思ってはいますが…その辺は後々になるかな。今は現状でとにかく練習をと思っております。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年6月7日水曜日

5年振りのオムニバス形式のお芝居を堪能。

どうも、ひらた店長です。

2023年6月3日(土)の夜、釧路市にて演劇の公演を観て来まして。釧路のクリエイティブ集団「大人×2(おとなのじじょう)」さんの公演でございます。観劇した感想などを書き綴って行こうってのが今回の話。ちょっと観てから数日空いちゃいましたが…。

ちなみに昨年2022年の公演を観た際の話は『2年半振りの生の公演に胸を打たれる。』という記事にて。今あらためて見ると記事のタイトルがちょっとクサかったなと思わなくもない。でも仕方ない2年半振りだったからね。

こちらはビラの一部。
日程や会場の情報など。

向かって右がビラの裏側。
左はパンフレットで下がチケット。

場所は釧路芸術館のアートホールにて。

催し案内も一枚。
この案内ってなんかいいよね。

ビラの裏側の解説文。
短編のお芝居が複数あるオムニバス形式。

行われた短編の演目。
全部で5つのお芝居がありました。

今回の公演には「旧新アラカルト」と銘打たれておりまして。過去にも上演されたことのある演目が含まれているわけです。上の画像で言うと「ケーキ」「実況見分」「しりとり」「面接」の4つ。

僭越ながらザクッとあらすじを。
・ケーキ=女性3人が残り一つのケーキをめぐってアレコレ言い合うお話。
・実況見分=とあるバス停でのやり取りを「国営の人」と「バス停のプロ」が観察するというお話。
・面接=合同会社説明会に参加した企業の、個性的な上司と一番下っ端の部下がすったもんだするお話。今回は男2人での芝居で大人×2さんでは初だった。
・しりとり=既婚の2人と奥さんの姉の3人が繰り広げるお話。途中から会話がすべて「しりとり」になっている。

演じる人が過去と違うので、それに合わせて台本が変わっていたりしているわけです。過去作も観てますが新鮮な気持ちで楽しませていただきました。初めて観る方ももちろん楽しめますけど、むしろ過去作を知っている人の方がより楽しめたかも。少なくとも私は「あ、こういう風に変わったんだ~」とニマニマしながら楽しませていただきました。


・古典落語「お化け長屋」=古典落語「お化け長屋」という演目を演劇にして大人×2さんらしくアレンジしたお話。

これが新しい演目だったわけですけど、とても楽しかったです。というか上演時間約80分、ずっと楽しかったんですけどね。
特に古典落語のお話は、通常一人で演じる落語が演劇になるだけでこんなに見やすくわかりやすく、とっつきやすいものになるんだな~と感心しきりでございました。そこは元にはない「大人×2さんらしさ」が加わったおかげもあるかと思いますが。


個人的には演目と演目の間のセットを変える際にもちょっと小ネタが入ったりして、しっかりと観ている方を意識されているんだな~と感心したりもしておりました。5年振りのオムニバス形式、堪能させていただきました。

あまりダラダラと感想を書くと野暮ってもんなのでこの辺にしておきましょう。語彙力がないのもバレますし。とにかく、いつも大人×2さんの公演を観て楽しませていただいているし、刺激をいただいているという話。

また次回の公演、楽しみにしております!


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2023年6月3日土曜日

【スタビライザー】野外での撮影テストと手ブレ補正テスト

どうも、ひらた店長です。

前回『ダイナミックバランスを合わせるのは非常に重要だと感じる。』に引き続き、いわゆる「スレッド型ステディカム」と呼ばれるタイプの一番小型&簡易版という感じのスタビライザー(ジンバル)の話題。
上下の重さのバランスを合わせるのは大事だと実感したのが前回の話。

上に重りを乗せているのは
バランスと重心の調整として。

全体図。
これが現時点でのベストな設定だと思う。

この個人的にはベストな設定の状態で店内にて撮影の練習をしていたのですが、一度は野外で撮影テストを、と思っていた次第。
そんなわけで先日、天気の良い夕方に近所の公園へ。

撮影した動画がこちら。

スタビライザーを使用しての初野外撮影。
素人が撮影したにしては悪くない…と思う。

風の影響などをどういう風に受けるのか?というのを確認したりするために行ったのですが、そんなに強い風があったわけでもありません。

そんなわけで、映像が揺れているのはやはり「私の腕」ということでございます。

店内の平らな床と違って、凹凸のある地面を歩くのはやっぱり違うものです。たまに外で撮影の練習をするのは必要だと実感。
それとこういう撮影の時、通るルートというか、全体のカメラワークというか…ある程度は決めておくか、撮影しながら先々を考えてやらないと「急なカメラアングルの変更」というのをしてしまうなとも実感しました。直線をただ歩くわけじゃないならある程度はイメージしてから撮影開始した方が最終的には綺麗な映像になる気がします。


それで、です。

ついでなので上の映像に動画編集ソフトで少し手ブレ補正をかけてみるテストも。

動画編集ソフトは「PowerDirector17」。
ビデオスタビライザーからモーションレベルは7。
回転ブレ補正にチェックを入れてます。

プロの方々もスタビライザー(ジンバル)で撮影した映像に、後で手ブレ補正をかけることがあるそう(YouTube情報)。わずかに揺れているのを抑えるため、そして映像をより綺麗に仕上げるためのよう。

そんなわけで上のように手ブレ補正をかけてみたのですが、確かによくなった…気がします。ただ、これだけだと効果がわかりにくかったので比較動画も作成。

補正をかけてないものとかけているものを
並べて同時に見れるようにしてみた動画。

この比較動画の方が効果がわかりやすいです。映像が回転するような揺れが軽減されて見やすくなっていて、特に真っ直ぐに歩いているところでは効果がわかりやすい。

映像も歪んでいないようなので、今後、撮影テスト以外のちゃんとお見せするための映像はこうやって手ブレ補正を軽くかけていこうかな。

もちろん「後で手ブレ補正をかけるからスタビライザーでの撮影はそこそこでいいや」ということではなく、スタビライザーでの撮影の出来次第で、この手ブレ補正もより効果を発揮するということかと。

そんなわけで、今後もスタビライザーを使った練習を地道に積み重ねていこうと思います。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

※この記事の続きはこちらから。

2023年6月2日金曜日

ダイナミックバランスを合わせるのは非常に重要だと感じる。【スレッド型スタビライザー】

どうも、ひらた店長です。

前回『小型スレッド型スタビライザー「Movo vs7」の改造。2【錘の追加とガタツキの調整】』に引き続き、いわゆる「スレッド型ステディカム」と呼ばれるタイプの一番小型&簡易版という感じのスタビライザー(ジンバル)の話題。
手軽に出来るカスタムと微調整をして、かなりバランスがよくなったという話でした。

その後、撮影のための練習や好みのバランスを探っていたところ、ダイナミックバランスが微妙に合っていないことに気付いた次第。

ダイナミックバランスは「カメラを載せたスタビライザーを動かした時のバランス」のことで、合っていると急に横に動かしたりしてもカメラを含むスタビライザー全体が揺れないわけなのです。

そのバランスを微調整したというのが今回の話。

ダイナミックバランス調整後。
おそらく現状ではこれがベスト。

下は寸切りボルトと中ウェイト。
そして長いナット。

以前はカメラの上にこのマイクを
載せていたんですが、
これがちょっと軽かったみたい。

考えた末、手元にあった三脚に使う部品を
こんな感じで乗せて調整を。
ちなみに音声は別で録るのでマイクはなくてOK。

ショットガンマイクが乗っている状態の時に、スタビライザーを急に横に動かすと「下(錘側)が少し遅れてついてくる」という状態だったわけ。つまり「下の方が重い=上が軽い」という状態だったわけです。

下の錘はもう微調整出来ない状態だったので、後は上側を重くして調整するしかないということで先程の写真の状態に。
この状態にするとスタビライザーを急に動かしてもほぼ同時に全体が動いていて、揺れは最小限になっていると思います。

ダイナミックバランスって、上と下の重さを調整してちょうどハンドル(ジンバル部分?)があるところに重心が来るようにする、というバランス調整なんだと思うのですが、これが合うと移動している時の揺れが軽減されるように思うわけです。

もし、このような小型のスタビライザーを使っている方で、どうしても下の錘だけじゃ合わないという場合は、上(カメラ側)に何かを取り付けて重くしてみると良いかもしれません。自分の場合もデジタルビデオカメラのみではどうしても軽すぎてバランスが取れなかったので。

よろしければ参考までに。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

※続きの記事はこちらから。