2023年6月3日(土)の夜、釧路市にて演劇の公演を観て来まして。釧路のクリエイティブ集団「大人×2(おとなのじじょう)」さんの公演でございます。観劇した感想などを書き綴って行こうってのが今回の話。ちょっと観てから数日空いちゃいましたが…。
ちなみに昨年2022年の公演を観た際の話は『2年半振りの生の公演に胸を打たれる。』という記事にて。今あらためて見ると記事のタイトルがちょっとクサかったなと思わなくもない。でも仕方ない2年半振りだったからね。
こちらはビラの一部。 日程や会場の情報など。 |
向かって右がビラの裏側。 左はパンフレットで下がチケット。 |
場所は釧路芸術館のアートホールにて。 |
催し案内も一枚。 この案内ってなんかいいよね。 |
ビラの裏側の解説文。 短編のお芝居が複数あるオムニバス形式。 |
行われた短編の演目。 全部で5つのお芝居がありました。 |
今回の公演には「旧新アラカルト」と銘打たれておりまして。過去にも上演されたことのある演目が含まれているわけです。上の画像で言うと「ケーキ」「実況見分」「しりとり」「面接」の4つ。
僭越ながらザクッとあらすじを。
・ケーキ=女性3人が残り一つのケーキをめぐってアレコレ言い合うお話。
・実況見分=とあるバス停でのやり取りを「国営の人」と「バス停のプロ」が観察するというお話。
・面接=合同会社説明会に参加した企業の、個性的な上司と一番下っ端の部下がすったもんだするお話。今回は男2人での芝居で大人×2さんでは初だった。
・しりとり=既婚の2人と奥さんの姉の3人が繰り広げるお話。途中から会話がすべて「しりとり」になっている。
演じる人が過去と違うので、それに合わせて台本が変わっていたりしているわけです。過去作も観てますが新鮮な気持ちで楽しませていただきました。初めて観る方ももちろん楽しめますけど、むしろ過去作を知っている人の方がより楽しめたかも。少なくとも私は「あ、こういう風に変わったんだ~」とニマニマしながら楽しませていただきました。
・古典落語「お化け長屋」=古典落語「お化け長屋」という演目を演劇にして大人×2さんらしくアレンジしたお話。
これが新しい演目だったわけですけど、とても楽しかったです。というか上演時間約80分、ずっと楽しかったんですけどね。
特に古典落語のお話は、通常一人で演じる落語が演劇になるだけでこんなに見やすくわかりやすく、とっつきやすいものになるんだな~と感心しきりでございました。そこは元にはない「大人×2さんらしさ」が加わったおかげもあるかと思いますが。
個人的には演目と演目の間のセットを変える際にもちょっと小ネタが入ったりして、しっかりと観ている方を意識されているんだな~と感心したりもしておりました。5年振りのオムニバス形式、堪能させていただきました。
あまりダラダラと感想を書くと野暮ってもんなのでこの辺にしておきましょう。語彙力がないのもバレますし。とにかく、いつも大人×2さんの公演を観て楽しませていただいているし、刺激をいただいているという話。
また次回の公演、楽しみにしております!
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
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