前回の記事『延長指板のフレット磨き。』に引き続き、最終フレットが20のアコースティックベース(以下、アコベ)を29フレットまでにする指板延長計画の話。
フレットのすり合わせ作業とフレット磨きが完了したというのが前回まで。
今回はマスキングテープを外して弦を戻し、ついに音出しチェックを。
マスキングテープを外した直後。 磨いたフレットが光ってていい感じ。 |
指板にレモンオイルを塗り込む。 指を差している向かって左の 既存の指板に塗ったところ。 右の延長指板にはまだ。 |
延長指板にも塗ったところ。 色が濃くなっていい感じ。 既存の指板が赤っぽくて 延長指板のローズウッドは紫っぽい。 |
延長指板についた擦り傷は オイルを塗ると目立たなくなるかと 思っていたが… そんなことはなかった。ここは反省点。 |
弦を戻したところ。 ネック調整&弦高調整がまだなので 見るからに弦高が高い。 |
上から見たところ。 うん。なかなかいいじゃん。 |
マスキングテープを外してレモンオイルを塗り、トラスロッドを回してネック調整&弦高調整、そして音出しまではYouTubeでライブ配信をしながら行ってました。
そのアーカイブはこちら。
00:00~ 待機画面
01:02~ オープニングトーク
07:27~ 作業工程の話とマスキングテープ剥がし
19:27~ 指板にレモンオイル塗布
39:02~ 弦を張ってネック調整
1:04:49~ 延長部分の音出しチェック
1:19:03~ スラップとタッピングのチェック
1:32:36~ 総括したり各部のチェック
2:07:07~ エンディングトーク
チャプター設定もしてあるのでこの時の実際の音が気になる方は「1:04:49~」をぜひ。
結果としては音詰まりなどはなく延長指板上の音はすべて無事に出ました。これでフレットのすり合わせを再度行う必要がないので一安心。
ただネック調整が甘くて弦高はまだ下げられる状態でした。ライブ配信時では弦高がまだ高くて延長指板上の27~29フレットは結構押すのがキツいくらい。そしてピッチが安定しておらず、音が少し低い状態になってます。
なのでしっかりと弦高の調整をしてから再度、音出しの動画はあらためて撮影する予定。上のライブ配信時の音はあくまでもテスト&参考ということで。
さて。
今年に入ってから計画してきた「アコースティックベースの指板延長計画」。
無事に音が出たことで「完成」と言って大丈夫じゃないかなと。
作業はなかなか大変でしたがここまで来れてとても嬉しく思っております。
今後は先ほど書いた通り、しっかりとした動画での報告と作業内容の話も動画作成する予定。そんなわけで個人ブログでもまだしばらくこの話題になるかと。まだネック調整&弦高調整もちゃんとしなきゃいけないですし。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
※指板延長計画の続きの記事は以下。
0 件のコメント:
コメントを投稿