前回の記事『弦高を下げるためにフレットの一部を削る。』に引き続き、最終フレットが20のアコースティックベース(以下、アコベ)を29フレットまでにする指板延長計画の話。
外部パーツ「延長指板」を取り付けてネック調整&弦高調整をし、そこで障害になった1フレット中央を少し削ったというのが前回まで。
その問題も解決出来たので前回で「計画の完了」は宣言してました。
そしてその後、フィンガーレスト&フィンガーランプも取り付けたので我が「TACOMA CB105C」は究極進化体になったわけです。その報告&宣言をあらためてしたいというのが今回の話。動画もあります。
延長指板とフィンガーレスト、 そしてフィンガーランプを装着している図。 |
全景がこちら。 うん。いいね。 |
ちなみに進化前はこちら。 この見た目も好きなんだけどね。 |
音出しを含めた報告動画がこちら。
計画の概要やフィンガーレストなどの話も。
00:00~ カスタム内容概要
03:27~ 延長指板上の音
06:51~ ピッチについて
09:17~ 指板延長した理由
13:47~ 使用可能なフレット
16:00~ フィンガーレストについて
17:43~ フィンガーランプについて
20:00~ パーツの色合いについて
20:44~ カスタムしてみて
22:21~ 作業工程について
23:18~ エンディングトーク
動画は約25分という長さになってしまったのでご興味ある方は上のチャプターをご利用いただければ。延長指板上の音だけ気になる方は太字にした「延長指板上の音」をぜひ。
フィンガーレストとフィンガーランプも 強力両面テープで接着。 両面テープに付属しているマスキングテープも使用。 この角度で見ると両面テープなどが見える。 |
光の当たり方によっては 既存の指板と外部パーツの色合いが このように違って見えます。 同じ木材じゃないから仕方ない。 |
フィンガーレストは幅2cm。 |
下側も約2cm。 |
フィンガーレストは動画内でも言ってますが「緩やかなS字」を描くように削った…つもりだったんですが、思ったよりもS字になっていませんでした。削っている時にはS字になったと思ったんだけどな…。
そして幅2cmあるので5弦を弾く時にフィンガーレストに親指を置くと「ちょっと遠い」とも感じます。この辺は慣れると思いますが、1~1.5cmくらいでもよかったと思う。S字も大胆にやっておけばよかったかも。
フィンガーランプに関しては「指が入り過ぎないので弾きやすい」という情報の通り、思ったよりも弾きやすいです。普通に指弾きする際にはそもそも指がそんなに深く入ってないので効果がわからなかったんですが、フィンガーランプ上でコード弾きをするフォームの時にはとてもいい感じ。
しかし、写真の通りフィンガーランプは1弦の直下くらいで木材がなくなっているので、1弦でも効果を発揮するには木材はもうちょっと長い方がよかった。これは今後、その部分だけ木材を追加するかも。
詳しい話は動画を見ていただければと思うわけですが、とにかく指板延長計画は完了し、それについて大変満足しております。最初に言った通りこのアコベは「究極進化体」になり、店長カスタムとしてこの世で一本しかないものになったわけですから。
実は手持ちのベースを改造したのは今回が初めてで、そういう意味でも満足、そして愛着の増すカスタムとなりました。これは眺めながらお酒が呑めるレベル。
さてさて。
それでは名残惜しいですが完了報告はここまで。
今後は「作業工程の報告動画」を作ったり、ブログではフィンガーレスト&フィンガーランプの作成過程の記事も書いておこうと思います。
ではまた。
※指板延長計画の続きの記事は以下。
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