前回の記事『フレットすり合わせ。その2』に引き続き、最終フレットが20のアコースティックベース(以下、アコベ)を29フレットまでにする指板延長計画の話。
フレットの頂点を合わせる「すり合わせ」と、それに伴って平らになったフレット頂点をなるべく丸めようとしたのが前回まで。
フレットの高さは合わせたのですり合わせ作業は完成とし、フレットを磨いていくのが今回の話。
前回の終わりに使った 荒めの紙ヤスリで 平らになった部分を丸めつつ 深い傷をなるべく取る。 |
次に細かい紙ヤスリを 木材に貼り付けて擦る。 フレットの角のバリ取りも。 ちょっと艶が出てきた。 |
次にスチールウールを使う。 金属磨きとして販売されている。 |
指指しているフレットが スチールウールで磨いたところ。 向かって左が既存のフレットで 右側はこれから磨くフレット。 スチールウールで艶々になる。すごい。 |
全体をスチールウールで磨いたところ。 ピカピカで気持ちいい。 この時、結構細かいゴミが出ます。 |
最後の仕上げは研磨剤を。 フェルナンデスの946。 |
綿棒に取ってフレットの上に 少しずつ乗せておき それぞれのフレットを磨く。 |
ネック側から延長指板を見た図。 フレットは全体的に艶々に。 |
フレットの角も丸まって 見た目の違和感などはない。良かった。 |
上から全体を見た図。 うん。いいね。 |
フレット磨きは以上で完了。
つまり、これにて延長指板の作成、及び取り付けとフレットの加工が完了したので、次回はいよいよ弦を戻して音を出してみる作業に。
もし延長指板上の音が弾いた時に詰まったりするようならフレットのすり合わせを再度行う必要がある。そんなわけで緊張の一瞬でございます。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
※指板延長計画の続きの記事は以下。
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