2025年4月18日金曜日

【Leica X vario】ステップアップリングでテレコン「TC-DC58C」を装着。

どうも、ひらた店長です。

ライカのカメラ「Leica X vario」にステップアップリングをつけると、以前に購入&改造していたテレコンバーター(望遠レンズ)「Canon TC-DC58C」を装着できるのでは?と、ふと思いまして。
「X vario」が43mmでテレコンが58mmなのでそれに合うステップアップリングをさっそく仕入れてみた次第。

写真中央にあるのがステップアップリング。

側面にサイズが記載されている。

Canon TC-DC58C」の倍率は約2倍。
PLフィルターをつけている状態。

このテレコンは「Canon PowerShotG7/G9用」として販売されていたもので、ネジ山のところを加工しないと他のものには合わないようになっている。それを改造したのがこちら『テレコン「TC-DC58C」を「iVIS HF S21」に装着するためにカスタム。』という記事。詳細を知りたい方はこちらをぜひ。

「X vario」にテレコンを装着した図。
ライカファンの方に怒られてしまうかもしれない…。

向かって右から「テレコン」「PLフィルター」
そして「保護レンズ」の順でついてます。

保護レンズに関してはこちら『カメラを大切にするべくレンズガードを導入。』の記事にて。

PLフィルターがついたままだと
望遠端でもケラレたので外したところ。
保護レンズはそのまま。

「X vario」の70mm側。テレコンなし。
自室より当店の壁を撮影。

テレコン装着時。望遠端。
煙突の先端を狙ったけどピントがズレてる。
(AF任せにしたのが悪かったか…)

これはPLフィルターをかませた状態。
ケラレがあるのがお分かりいただけるかと。
ちなみにこれは煙突先端にピントが合っている。

テレコンをつけることで画質が目に見えてわかるくらい変わっちゃったりするのかなとカメラ初心者的に思ったりしていたのですが、上の試し撮りを見る限り自分にはわかりませんでした。これなら必要な時にテレコンを使った写真撮影も楽しめそう。

ステップアップリングを購入したことで
58mmのPLフィルターも使えるのは嬉しい。

ちなみに58mm経のワイコン(マクロレンズ付き)も持っているのですが、それはさすがに使用する機会はないと思う。今度試してみるけど。

とりあえずステップアップリングというのは非常に便利なものでございます。デジタルビデオカメラ用に購入していたテレコンやPLフィルターが活かせるのは本当に嬉しい。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年4月15日火曜日

カメラバッグに必要なものを詰め込んで。

今回のタイトルは曲のタイトルみたいにしてみました。どうも、ひらた店長です。

先日『カメラバッグに「Leica X vario」を収めるために一工夫。』という記事を書きました。リュックタイプのカメラバッグにライカのカメラ「Leica X vario」をしっかりと収めるようにしたという話題。そして、その記事の最後で「アクションカメラ用品やレコーダーなどもこのバッグに収めたい」ということを書いたわけです。

その後、バッグの中を整理してうまいこと収めることができたのでぜひご覧いただきたい、というのが今回の話。

さっそくですがカメラバッグの中身。
撮影の際に必要なものがすべて入っている。

カメラバッグはこちら。
TARION TB-02 ブラック
現在はデザインが変わって横が開くように。
(別色で旧デザインのものもある)

以前にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」と、それに関連した品を収めるために肩にかけるタイプのカメラバッグを用意していました。その時の話は『アクションカメラ用にUlanziのカメラバッグを用意。』という記事。

ミニ三脚にもなる自撮り棒やネックマウント、レコーダーなどなどの動画撮影に必要なものを収めていたのですが、そこには写真用カメラが入らない。なので、もともと持っていたリュックタイプのカメラバッグにご足労いただいたという次第。

写真上部に自撮り棒とネックマウントなど。
写真下部にレコーダー類が収まっている。

カメラの直下には充電器やGPSリモコンなど。
黒い仕切り板で蓋をしたが特に大きな意味はない。

バッグの蓋側にあるポケットには
クロスや予備のSDカードなどの小物。

バッグのポケットにある黒いケースには可変NDフィルターを入れてあります。
↑品物はこちら。NDフィルターは頻繁に使うわけじゃないけどあると安心かなと。それと単純に欲しかったから。
↑ちなみに黒いケースはこの保護フィルターに付属していたもの。

カメラバッグの外側にも網のポケットがあるんですが、そこにはカメラバッグ用レインコート(バッグに付属していたもの)と防寒用手袋を収めてあります。
ちなみにバッグの底には三脚を取り付けることができるようにもなっているので、フル装備の時にはそこに三脚もくっつける予定。

YouTubeで昨年から、地元を歩きながらアクションカメラで動画撮影する「気まま散歩」というシリーズを投稿したりしているんですが、今回の装備は主にそれを想定してのもの。
ちなみにだけどこの状態のカメラバッグ、なかなかの重量感になってます。測ってませんが背負っててズッシリと重みを感じる程度。これで歩き回ると疲れるかもしれないけど…その辺は実際にやってみないと何とも言えないところかな。


とにかく、カメラバッグの中に必要なものはすべて収まったと思う。個人的には満足な結果でございます。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年4月14日月曜日

カメラバッグに「Leica X vario」を収めるために一工夫。

どうも、ひらた店長です。

リュックタイプのカメラバッグを2020年に購入しておりました。そこに「Leica X vario」を収めようとしたらブカブカというか、なんとも収まりが悪かったんです。
どうにかならんもんか…と考えた結果、一工夫するといい感じに収まるようになったので今回はそれについての話題。

TARION TB-02 ブラック
リンク先はAmazonですが
現在はデザインが変わったよう。
バッグの横が開くようになったみたいです。
(別色で旧デザインのものもあるみたい)

収めたいカメラ「Leica X vario」。

カメラバッグを開けたところ。

そこに単純にカメラを収めたところ。
個人的にはこの向きで収めたいわけ。

一眼レフカメラのように大きくないので
ご覧の通り隙間だらけでブカブカ。
このままでは移動中に動いてしまう。

そこで、余っている仕切り板で
レンズ部分を固定してしまえばいいのでは?
ということを思いついた次第。

そこにレンズを突き刺すとこうなる。

正面から見るとこんな感じ。
いい感じにカメラが固定されている。

これ、思いついた時に自分は天才かと思った次第ですが…カメラバッグの使い方としては一般的なのかもしれない。なので「一工夫」などと書きましたが、カメラ上級者の方は笑って許していただけると幸いです。

とにかくレンズ部分を仕切り板で包んでいるので、カメラ本体が移動中に揺れにくいし傷も付きにくい。精神衛生上も良い。もしどなたかの参考になれば幸いです。

後はカメラバッグの中身を整理して、アクションカメラ用の品とか無線マイクなども収めるようにしたいけど…うまく全部入るだろうか。今後は散歩中などはこのカメラバッグ一つを持つようにしたいんですよね。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年4月1日火曜日

「Leica X vario」と「Galaxy S9+」の写真を見比べてみた。

どうも、ひらた店長です。

3月末に『「Leica X vario」を思い切って購入。ちょっとした裏話も。』で書いた通り、ライカのカメラを手に入れ浮かれております。そして部屋でいじって悦に入っているわけですが…ふと思い立ってスマホとライカで写真を撮り比べてみようと思った次第。


以下に写真を2枚並べます。1枚目がスマホ「Galaxy S9+(SC-03K)」で、2枚目が「Leica X vario」。両方とも設定はフルオートにて。(オートフォーカス、ホワイトバランスもオート)
jpeg撮って出しで明るさなども撮影後にいじっておりません。

Galaxy S9+(SC-03K)
F1.5 4mm 1/33s ISO-320

Leica X vario
F3.5 18mm 1/30s ISO-1000

同じ位置で撮影したつもりが角度が若干違うのはご勘弁を。
(ピントは両方とも赤いベースのボディ部分に合わせてます)

写真素人がパッと見た感想としては、ライカの方が奥行き感があるのかなと。
スマホの方がピントが全体に合ってて一見スッキリと見えるわけですが、なんとなく「立体感」のようなものを感じないような…。ライカの方は写真上部が若干ボケていて奥行き感があるのと、ベースのボディ部分が生々しく感じる…気がします。
(向かって左の木目のベースが特に生々しく感じる。個人的に)

ライカの方がレンズが暗いので当然写真も暗く写っているんですが、これって実際に見た明るさに近いのかも。明暗差が出来やすいので生々しく感じる…のかな。

スマホの方がブログとかに使いやすい写真になっているけど、個人的にはライカの方が見た時に魅力的に感じるんですよね。不思議。


両方の写真ともにサイズはオリジナルのままで投稿しているので、写真をクリックしていただくとオリジナルの画質でご確認いただけるはず。ご興味ありましたら見比べてみていただければ。(スマホの機種が古くて恐縮ですが)


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年3月31日月曜日

カメラを大切にするべくレンズガードを導入。【Leica X vario】

どうも、ひらた店長です。

先日、『「Leica X vario」を思い切って購入。ちょっとした裏話も。』という記事にて、ライカのカメラを購入し、それを一生物として大切にしたいということを書き綴った次第。
そして「カメラを大切にする」という第一歩として「防湿庫」というものを導入した、というのが前回『カメラを大切にするべく防湿庫を導入。』という話。

今回は「カメラを大切にする」という第二歩として「レンズガード」を導入した、という話。(ちなみに第三歩はない予定)

手に持っているのがレンズガード。
「レンズフィルター」「保護フィルター」など
他の呼び名もあるが今回は「レンズガード」で統一。

箱の中に向かって左の収納ケースが入ってて、
その中にレンズガードが入っている。
ちなみにLeica X varioのレンズ経は43mm。

↑製品の詳細はこちらから。カメラがLeicaなのでむやみに良いものを選んでみました。

X varioに装着したところ。

レンズ先端にねじ込まれている。
デザイン的にも違和感なし。カッコいい。

「レンズガード」という名前の通り、カメラのレンズをキズや汚れから守ってくれる製品。前回の防湿庫の記事でも書いた通り、Leica X varioはメーカーでの修理受付が終了しているので、万が一にもレンズに傷がついたりするのを未然に防がねば…というわけ。X varioはレンズとボディが一体型なのでレンズだけ交換するというのも出来ないし。

散歩中の写真撮影も想定しているので、これで野外撮影も安心。部屋の中で大切にするだけじゃなく、写真撮影の相棒として活躍させていきたい。部屋で触ってニマニマするのもいいどね。

今後はLeica X varioで撮影した写真もお見せできればと思う次第。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年3月30日日曜日

カメラを大切にするべく防湿庫を導入。【Leica X vario】

どうも、ひらた店長です。

先日、『「Leica X vario」を思い切って購入。ちょっとした裏話も。』という記事にて、ライカのカメラを購入し、それを一生物として大切にしたいということを書き綴った次第。
そして「カメラを大切にする」という第一歩として「防湿庫」というものを導入した、というのが今回の話。

防湿庫に収まる「Leica X vario」。
ライトに照らされていい感じ。

防湿庫の全景はこんな感じ。
とりあえず望遠レンズと
コンデンサーマイクも収納してみた。

購入したのは『Re:CLEAN 25L 防湿庫 (庫内ライト付き, ブラック)』という防湿庫。サイズは幅40cm、奥行き27.5cm、高さ30cm。自分としてはちょうど良い大きさ。そしてこの製品は人感センサーのライトが付属されているのと、湿度計は日本製のアナログ表記なのがポイント高い。(防湿庫部分はチャイナ製)

防湿庫は名前の通り、箱の中を湿度をコントロールすることができる(乾燥した状態を保てる)ので、大切なカメラなどを湿気から守れるわけです。夏場などの高温多湿の状態で放っておくとカメラのレンズや内部がカビたりするケースがあるそう。

レンズ内部などにカビが発生した場合、メーカーなどで分解清掃などが必要になったりするそうですが…ライカに問い合わせたところ「X varioのオーバーホールは保守部品などがないのでできない」との回答。確かに2013年発売で現在は生産終了しているが、これはちょっと想定外でした。

そんなわけで「X vario」を一生大切にするためには防湿庫の導入は必須と判断。
普段の保管として防湿庫に入れておけばカビの発生はもちろん、密閉されているのでホコリからも守れるし。それに保管時の見た目もカッコいい。一石二鳥だ。

それにデジタルビデオカメラ用の望遠レンズとかコンデンサーマイクとか、湿気対策が必要なものも数点持っているので、そういうものも入れておけば湿度から守ってあげられる。だから一石三鳥か。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年3月27日木曜日

「Leica X vario」を思い切って購入。ちょっとした裏話も。

どうも、ひらた店長です。

ついにカメラを、しかも「Leica(ライカ)」のものを買っちったというのが今回の話。

購入したライカのカメラ。
Leica X vario」。

ライカの赤いバッジが映える。

個人ブログでずっと話題にしていたアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」は写真も撮影できるけど、自分の中ではあくまで動画用。今回購入したLeica X vario」は写真用、というのが自分の中の位置付け。(ちなみに動画撮影もできる機種)

カメラ上部にモデル名。
カメラ上部のことは「軍艦部」というらしい。

レンズは交換式ではないタイプ。
コンパクトデジタルカメラに類するそう。

2013年に発売され現在は生産終了しているモデル。なので中古品での入手となりました。

▼「Leica X vario」のスペック
 撮像素子:CMOSセンサー(APS-Cサイズ)
 総画素数:1650万画素 有効画素数:1620万画素
 レンズ:ライカ バリオ・エルマー f3.5-6.4/18-46mm ASPH.
 焦点距離・画角:18-46mm(35mm判換算28~70mm相当)
 開放F値:f3.5-6.4
 最短撮影距離:30cm~∞
↑さらに詳しく知りたい方はこちらのページをぜひ。

入手に当たっての資金作りはヤフオクにて。
思い出の品や趣味で所蔵していた品々を出品して、購入できる目処がついたので3月19日にフリマアプリにてポチりました。

喜びの声はもちろん、購入した理由や
なぜライカなのか、なぜこのモデルなのかなど。

一番大きな理由としては「フォーカスリングがあるから」というもの。
個人的な気持ちとして、カメラを操作するなら自分でピント合わせしたい、というのが強くあったんです。

オートフォーカスやオート設定で便利にパシャパシャ撮影するというよりは、マニュアル操作で一枚一枚にじっくりと向き合って撮影したいというのが心の中にあり、それが可能なライカのカメラで「手の届く範囲のもの」というのが、今回手に入れた「Leica X vario」というモデルでした。
この辺、詳しい話にご興味ありましたら動画をご覧くださいませ。

もともとライカについては詳しくなかったのですが、色々と調べている内にこのシンプルなデザインにも惹かれました。機能美を感じます。そして、実際に手にしてみてその質感にも強く惹かれた次第であります。


さて。ここからがちょっとした裏話。
動画では喋っていない内容です。


生産終了品なので中古品しか選択肢になく、色々と調べると「個人からではなくカメラ店から購入した方が良い」という記述を目にしていました。その方が安心だから、という理由です。確かに。

なので実は一度、Amazonにて出品されている「有名ではないカメラ店」から購入したんです。最安値ではなかったし、説明文や写真を見て問題はなさそうなものを選びました。(有名なところには良さそうな出物がなかったんです…)

しかし結果は失敗。

説明文にはないセンサーへのゴミの混入があり、写真に黒い斑点や糸くずが写り込んでいる状態の製品が届いたんです。確認のために販売元へ問い合わせたところ、「説明文にはなく確認していなかった」との回答。なので「納得いかない場合は返品を」とのこと。

そんなわけでAmazonにて返品。

その後にあらためてネットの海、フリマアプリも含めて「Leica X vario」を調べたところ、ちょうど個人所有の方が出品されていたんです。出品後数時間というタイミングです。

説明文を呼んでみると誠実さが伝わる文章で、普段の保管も防湿庫にてされているとの記述。「センサーへのゴミ写りはございませんか」との質問に「ない」との返答でしたので、そのままその方から購入。
購入時のメッセージのやりとりを通してもその方の誠実さが伝わり、この方から購入してよかったという気持ちになりました。(ライカの別機種への買い替えのために出品されたそう)

手元に届いてみると説明文の通りの美品、そして動作も全く問題なし。
むしろ最初にAmazonにて手に入れた品よりもフォーカスリングなどの動作が軽快。バッテリーも純正でヘタリもあまりないようでした。(Amazonでの品は社外品バッテリーで、ヘタリもかなりあった)


結果として私の場合は「フリマアプリでの個人売買で正解」だったわけです。

なので、有名ではないネット上のカメラ店よりも、場合によってはフリマアプリでの個人売買、特に実際に使っている前オーナーさんからの購入が安心な場合もある、というのがお伝えしたいところ。

しかし注意点もあります。

フリマアプリで妙に安く出品されているものは危険な可能性はありますので、あくまで「実際に使っている前オーナーさんから」というのが条件になると思います。(頼まれての出品や使用状況の記載がない場合は注意が必要かもしれません。もちろん全てとは言いませんが…)
その辺の判断は、説明文をよく読んだり質問したりして見極める必要があると思いますので購入は慎重に。特に高額品や人気の商品は。

そして有名なカメラ店からの購入が一番安心なのは言うまでもないところです。

何はともあれ。


今回手元に来てくれた「Leica X vario」。
一生物のつもりで大事にして、これから写真もどんどん撮影したいと思っている次第。

嬉しいです(*´σー`)エヘヘ


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年3月1日土曜日

【Insta360 Ace Pro】写真撮影時の解像度48MPと12MPでISOのMAX値が違う。

どうも、ひらた店長です。

2024年9月にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」を購入。主に動画撮影で使用しているわけですが、写真撮影にも使っています。
それで先日は「Ace Proで星空を撮影してみよう」と思い自宅近くの街灯のない場所へ。

48MP(8064x6048) f/2.6
ISO1600 シャッタースピード6秒

あえて事前に星の撮影方法を調べずに行き、頭の中に薄っすら残る「とにかくISO感度とシャッタースピードを長めに撮影したらいいんだよな?」という程度の星空撮影知識でまずは試して来た次第。

そうやって撮影した中で「マシ」だったのが上の写真。
何枚も撮影してみましたが他は全部ボツ。
(上の写真もそもそも撮影場所が悪くて遠くの街灯の光が入っていたり、余計なものが写っていたりするが…)

それでタイトルの話に。

撮影中に解像度を「12MP」から「48MP」に変更したわけです。48MPの方が後から切り抜くのにはいいかと思って。
それで48MPにしてISOを上げようと値をみると「1600」までしかないことに気付いたわけです。あれ?と思って見比べてみると…

48MPの時はISO1600がMAX
12MPの時はISO6400がMAX

となってました。

「Ace Pro」は48MPにするとクラリティーズームが使えなかったりするのはわかってましたが、今までマニュアルでISOをいじっていなかったので今更この点に気付いたわけです。
クラリティーズームが使えなくなる理由はわかるのですが、ISOの値が変わるのはどういう理屈なんだろう…カメラについて知識が浅いのでさっぱりわかりませんが、とにかく解像度を変更するとISOのMAX値が変わってしまう、という話がしたかったのが今回の話。

気になって動画撮影時の方も調べてみると

8Kの時はISO1600がMAX
4Kの時はISO6400がMAX

でした。
どなたかの参考になるかわかりませんが、参考になれば幸いです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

(今回から「Ace Pro」に関する過去記事へのリンクを書き込んでおりません。もし気になる方は本記事下のラベル「Ace Pro」を押していただくか、ラベル一覧より「Ace Pro」をご覧くださいませ)

2025年2月21日金曜日

「MXL 2003A」のマイクチェックと「AKG P120」との音質比較。

どうも、ひらた店長です。

先日、コンデンサーマイク「MXL 2003A」について『【MXL 2003A】ジャンク品を運良く復活させることができた話。』という記事を書きました。
ジャンク品として販売されていたものを購入し、家で調べてみると「コードの断線」が原因であることが判明。そこをはんだ付けしてみると直ったという話でした。(詳しくは先日の記事にて)

今回ははんだ付けをした際に動作チェックした時の音源を、動画として公開したのでそちらを紹介したいという話。

動作チェック時の風景。

「MXL 2003A」と「AKG P120」をマルチトラックレコーダー「ZOOM R4」に接続して、同時に録音してマイクの動作チェックをしました。正常な「AKG P120」を繋げ、録音結果を比較することで動作チェックする目的でしたが、マイクの音質比較にもなるのでそれを動画として公開した次第。

動画にしたものがこちら。
2つのマイクの音源が交互に聴こえるように編集。
イヤホン・ヘッドホンでの視聴を推奨します。

先日のブログ記事で書いた通り、「MXL 2003A」の方がノイズが少なく落ち着いた音。「AKG P120」は高音がやや強調されているような音です。文章だけでは音質は伝わらないので、気になる方はよかったら動画で聴いてみていただけると嬉しいです。(音源はノーマライズのみで音質などはいじっておりません)


現在、「AKG P120」はライブ配信時に音声を拾うのに使っていますが、人の声を拾うには「P120」の方が向いていて、「MXL 2003A」は楽器などの音を拾うのに向いているのでは、と個人的に感じました。
今度、アコースティックベースの音を「MXL 2003A」で録音してみよう。楽しみ。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

2025年2月17日月曜日

【MXL 2003A】ジャンク品を運良く復活させることができた話。

どうも、ひらた店長です。

何ヶ月もの間、カメラ関連(特にアクションカメラ)の話題が続いておりました。今回は久しぶりに違う話題を。
ジャンク品で手に入れたコンデンサーマイクを運良く復活させることができた、という話です。

先日、リサイクルショップで手に入れた
コンデンサーマイク「MXL 2003A」。

リサイクルショップに行くと何か買う予定があるわけじゃないのに、ついつい楽器コーナーに立ち寄ってしまうというのは「音楽やっている人あるある」かと思う。自分もその一人。
その際にジャンク品が入っているカゴをのぞくと、上の「MXL 2003A」が転がっていたわけ。

「MXL」というメーカーの
ラージダイアフラムのマイク。

実は「MXL」というメーカーも「2003A」というモデルも全く知らなかったんですが…ジャンク品として転がっていた本品は使用に伴ったであろう多少の擦り傷以外、まったく綺麗な状態でして。見た目の雰囲気からも「安物じゃなさそう」という印象。

そんなわけで、その場でネット検索してみると…
MXL2003A コンデンサーマイク(サウンドハウス)
新品なら2万円オーバーの評判の良い一品のよう。

多くのプロにも認められた、実力派エントリーモデルの大定番 MXL 2003A 【レビュー】
↑評判・レビューについて詳しく知りたい方はこちらのブログ記事を。
「Pinky sound!」という管理人momoca様が使用している機材のレビューや宅録・DTM情報を気ままに発信しているブログ。


さて。そんなジャンク品「MXL 2003A」。
店員さんに「このマイク、どういう状態のジャンクなんですか?」と聞いてみると、なんと「それ未チェック品です」とのこと。…マジ?

1100円(税込)のジャンク品だけど、ワンチャンこのマイク、家に持って帰るとそのまま正常に動作しちゃったりするのか?…買います。ってなわけで我が家に。

自室にて動作チェックを。

動作チェックの結果は「音は拾っているけど実用できないほど小さい音」でした。音が小さ過ぎてノイズが入っているかどうかもわからない状態。やはりジャンク品は本当にジャンク品だった。現実はそんなに甘くないな。

しかし、そういう自体も想定済み。1100円で「修理などが可能なのかどうか探る」という遊びに使えると思っての購入でもありました。

それで「MXL 2003A」について「音が小さくなってしまった」などの修理について調べてみる。すると「基板の電解コンデンサーが壊れていて、交換すると直る」的な記述を目にしました。

そんなわけでマイクの外装を外す。
見えている基板は電源に関する基板だそう。

先程のものを裏返した状態。
こちらが音質に関わる基板らしい。

黒い円錐状の部品が「電解コンデンサー」らしい。
これを交換するのはハードルが高いな…。

うーむ…電子工作は中学校の図工でやった以来、やったことないし…部品もどれを選んで購入したらいいかも検討がつかないし…こりゃどうしようもないか…

と思いつつ基板を隅々まで眺めていると。

赤い丸の部分が断線しているのを発見。

明らかに配線が切れている。…もしやこれを繋げられれば直る…のか?
先ほど書いた通り、はんだ付けは中学生の時以来やったことないが…これはやってみるしかあるまい。

レッツ・チャレンジ。

「はんだごて」は我が家にあったが、必要な「はんだ」と「はんだ吸い取り線」がないので地元ホームセンターにて購入。それにしても「はんだ」ってちゃんと「音響部品用」とか用途別で売っているのね。初めて知りました。

卓上マイクスタンドにマイクを固定。

赤い丸が断線していた部分。
まずはここの古い「はんだ」を除去する。
そのために「はんだ吸い取り線」というのが必要。

はんだ付けの手順などは事前にネット検索やYouTube動画にて予習済み。便利な世の中になったもんです。

「はんだごて」で吸い取り線と古い「はんだ」を熱して除去。
吸い取り線に何度か吸わせる必要があった。

「はんだ」などと一緒に購入したパーツクリーナー。
こんなにデカくなくていいんだがこのサイズしかなかった。

パーツクリーナーを綿棒に吹いて、
それで「はんだ」を除去したところを清掃。
「はんだ」には松ヤニが使われているので黄色く汚れる。

断線しているコードの先端を露出させる。
電工ペンチは電子工作をしないのになぜか持っている。

ちなみに断線していたのはダイヤフラム(上の写真左の丸い部品)のマイナス側のコードだった。これを「はんだ」で慎重に再接着。ドキドキ。

おっかなびっくり、なんとか接着。
うまくいった…か?

裏側を確認してみると「はんだ」が氷柱のように
えらく盛り上がってしまっている…。
変なところに接触していないので大丈夫…だよな?

とりあえず配線の再接着はOKってことにして、基板の汚れをパーツクリーナーで除去、ダイヤフラムについたホコリを柔らかいハケでめちゃくちゃ優しく除去した。(ダイヤフラムは繊細な部品なので乱暴にすると壊れる危険性が大らしい。自己責任にて)

再度、マイクの動作チェック。
向かって右が「MXL 2003A」。
真ん中のは元々持っている「AKG P120」。

ドキドキしながら動作チェックをしてみると、正常に動作することを確認。なんてこった。本当に直った。
修理前は音がめちゃくちゃ小さかったけど、修理後は大きな音で録音されていました。(その比較・確認のために「AKG P120」も繋げていた。P120と比較して同等の音量だったのを確認)

「AKG P120」はどちらかというと高音側が強く、ホワイトノイズも結構発生しているのですが、「MXL 2003A」はフラットな印象。ホワイトノイズも感じない。落ち着いていてとても好きな音。

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※2025年2月21日追記
上記の動作チェック時に録音した音声がこちら。

正常に動作している点と音質比較に。
イヤホン・ヘッドホンを推奨いたします。

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「MXL 2003A」をあらためて眺めていると、グリル部分にわずかに凹みがあるのを確認しました。(塗装が剥げているわけじゃなく手触りでしかわからない程度)
なのでこのジャンク品、おそらく前オーナーが軽くぶつけたか、低い位置から落としたなどして、元々付きの甘かった配線が外れてしまったのでは?と推察。

生々しい話だが…「MXL 2003A」本体が1100円。今回の修理のために購入した「はんだ」と「はんだ吸い取り線」、「パーツクリーナー」が合計1300円ほど。
なのでトータル2400円くらいで評判の良いコンデンサーマイク「MXL 2003A」が手に入ったことに。なんだこれ気持ち良すぎる。
(ちなみに、調べた「はんだ付けの知識」と実際に行った「はんだ付けの経験値」はプライスレス)


最後に。

今回のことは本当に運が良かっただけだと考えています。もし、マイクの故障原因が基板の部品によるものだった場合、手も足も出ずにそのままになった可能性が高い。あらためてジャンク品としてヤフオクに出品して購入金額を回収するという程度だったと思う。本当にラッキーだった。

元々、コンデンサーマイクがもう一本あると便利だな~と考えていたんです。「AKG P120」はライブ配信時に音声を拾うのに使用しているので、それとは別に「楽器録音用マイク」が欲しいなと。なので、今回のことで「MXL 2003A」を復活させることができたのは本当に嬉しい。せっかく自力で修理することができたし、楽器録音用としても「うってつけ」なので大事に使っていこうと思う次第。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。