実際の設定で撮影した動画や、設定の際の注意点などもお伝えいたします。
このセッティングにすると無音時のマイクのノイズもなく、音声もクリアになった。
上の動画は実際にトランスミッターのゲイン「-8」で撮影したもので、撮影後に動画編集ソフトで音量・音質をいじったりしていません。撮ったままをYouTubeにアップロードしただけです。
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| 自室で色々と実験した時の様子。 |
上の写真のようにマグネットクイックリリースを活用して「DJI MIC2」を装備する方法に関しては、こちらの記事『「AcePro」と「DJI MIC2レシーバー」のフリップスクリーンを邪魔しない合体方法。』にて。
ではさっそく結論を。
・「Insta360 AcePro」の外部マイクゲインは「0」
・「DJI MIC2のレシーバー(受信機)」のゲインは「+12」
・「DJI MIC2のトランスミッター(送信機・マイク)」のゲインは「-8」
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| Insta360 AceProの設定画面。 ここは「+0db」に。 |
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| DJI MIC2 レシーバーの画面。 画面左上の「+12」がレシーバーのゲイン。 「+12」の下の「-8」がトランスミッターのゲイン。 |
トランスミッターのゲイン「-8」で撮影した動画。
(YouTubeで見るには→こちら←)
上の動画は実際にトランスミッターのゲイン「-8」で撮影したもので、撮影後に動画編集ソフトで音量・音質をいじったりしていません。撮ったままをYouTubeにアップロードしただけです。
無音時のノイズもなく、かつ、4分30秒辺りから外で鳴っている時報が入ったりと、環境音が薄っすらと自然に入っています。そして音声は大きくクリアに聞こえるのに、リップ音などの音は最小限に抑えられているのがお分かりいただけるかと。(密閉式ヘッドフォンやイヤホンで聴くと分かりやすいかと思います)
こちらはトランスミッター-10で
マイクテストした際のショート動画。
(YouTubeで見るには→こちら←)
上のショート動画はトランスミッターのゲイン「-10」にしていて、最初はこれがベストセッティングかと思っていたのですが…イヤホンでしっかり確認したところ、自分の呼吸音や環境音が不自然になっているように感じました。
DJI MIC2のレシーバーのリミッターなのかコンプレッサーなのか分かりませんが…それが効きすぎていて、わずかな呼吸音や環境音まで抑えようとして不自然な音になってしまっているように自分には感じた次第。
以前の記事『「AcePro」と「DJI MIC2レシーバー」のフリップスクリーンを邪魔しない合体方法。』の中でもマイクテストのショート動画があり、その時には『AceProの外部マイクゲインは「0」。DJI MIC2のレシーバーとトランスミッターのゲインはともに「+12」』というセッティングにしていました。
トランスミッターのゲイン+12の動画。
音声が割れているのがわかる。
(YouTubeで見るには→こちら←)
この時には「とにかくゲインを上げればいいんだろう」と思い、まともにテストもせずにトランスミッターのゲインをマックスである「+12」にしてしまっていました。
ショート動画をご覧いただくと、感度が高すぎて音声が割れ気味なのと、リップ音なども大きく拾っています。イヤホンなどで聴くとホワイトノイズ・フロアノイズも聞き取れると思います。(レシーバーやAceProのインジケーターではレッドゾーンには入っていない、クリップしていない状態)
あらためて最適と判断したゲインのセッティングを。
あらためて最適と判断したゲインのセッティングを。
・「Insta360 AcePro」の外部マイクゲインは「0」
・「DJI MIC2のレシーバー(受信機)」のゲインは「+12」
・「DJI MIC2のトランスミッター(送信機・マイク)」のゲインは「-8」
これが自分が確認した中では一番、低ノイズかつ音量も稼げていて音声もクリア、環境音も自然という状態。
セッティングを見つけた後に色々と調べてみると、DJI MIC2のレシーバーはゲインをマックス値である「+12」にしてもノイズが発生しない優秀な回路のよう。
対してトランスミッターは利便性のために初期設定(0dB)の感度が高めに設定されているらしいです。感度が高いので、無音の室内で黙っていると「無音=微小な音」と判断してノイズになる、という理屈らしい。(GoogleChromeのAIモードにてMIC2の特性を調べた結果)
そのため、ノイズの主な原因になっているトランスミッターのゲインを下げ、ノイズが発生せずにボリュームを稼ぐことができるレシーバーのゲインをマックスまで上げている、という形です。
ちなみにアクションカメラ側の外部マイクゲインを上げると、今度はアクションカメラ側でノイズが発生するのでゲインは上げない方がいいです。
ただ最後に一つだけ注意点があって、「DJI MIC2のトランスミッター(マイク)」は個体差があるらしく、「トランスミッターのゲインは-8が最適」というのはあくまでも「店長の持っている個体の場合」という可能性があります。別の個体だと最適なゲインが「-6」になったり「-10」とかの場合もある…かもしれません。
トランスミッターのゲインの調整方法ですが、レシーバーとトランスミッターをリンクさせると、レシーバーの画面にトランスミッターのインジケーター(声を出すと右側に振れる緑色のゲージ)が表示されます。
そのインジケーターを見ながらゲインを調整するのが簡単かと思います。
レシーバーのゲイン「+12」の状態、トランスミッターは「0」でインジケーターを見ると、おそらく無音の状態でインジケーターが振れていると思います。(上の写真がその状態)
それがホワイトノイズ・フロアノイズですので、トランスミッターのゲインを下げて行く(マイナスにしていく)わけですが…今回、最適と判断した「-8」というゲインはインジケーターが「ほんの僅かに振れる」という数値でした。(「-9」にするとインジケーターが振れなくなる)
そのため、おそらく「無音時にインジケーターがわずかに振れる」という数値に設定すると、ノイズのない音声、かつ環境音も自然になるのではないかと思われます。
また、収録時の声の音量に関してはご自身の声の大きさ、マイクをセットする位置(胸元か口元か)によっても変わりますので、ノイズのない状態のゲインにセットしたら、マイク位置を工夫するなどして音量を稼いだり、逆に音量を抑える必要があるかもしれません。その点はご留意くださいませ。
自分と同じアクションカメラ『Insta360 Ace Pro』とワイヤレスマイク『DJI Mic 2(トランスミッター×1 + レシーバー×1)』の組み合わせで、ゲインの調整に悩んでいるという方の参考になればと思う次第ですが、別のカメラで「DJI MIC2」のゲインセッティングに悩んでいる方の参考にもなれば幸いです。
基本的な考え方は「カメラ側はノイズが発生していないゲインに、MIC2のレシーバーは+12、トランスミッターはインジケーターを見ながら調整」という形でいけると思います。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
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