(※記事の内容に誤りがあったため9月30日に写真を追加しつつ加筆修正いたしました。9月26日~29日までの間に読んでくださった皆さま、大変申し訳ございません…)
今回も「アコースティックベース(以下「アコベ」)」の音作りの話。毎度お伝えしていますがコントラバスではなく、アコースティックギターのベース版の方のアコベです。
前回『ZOOM B3nのEQをフル活用するためエフェクターの構成を変更。』の最後に「メロディを弾く際のピッキング(指弾き)のやり方もちょっと変えました」と書きまして。そして、それは次回にでも、と書いたわけですがちょっと記事を書くのに期間が空いてしまいました。申し訳ないです。
さて。それではさっそくですがピッキングの話を。
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普段の指弾きのピッキングフォーム。 バッキングではこのフォーム。 |
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コードを弾く際のピッキングフォーム。 これはネック寄りだけど、 普段はもっとブリッジ寄りで弾くことが多い。 |
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これが最近、メロディを弾く際のフォーム。 コード弾きフォームの状態で人差し指を伸ばす感じ。 |
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自分から見た視点。 これはバッキング時のフォーム。 親指が5弦に触れていない点にご注目。 |
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こちらがコードを弾く際のフォーム。 親指と親指の根元で3,4,5弦に触れている状態。 |
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これがメロディを弾く時。 コード弾きの時と人差し指の形が違うのが わかりやすいかと思います。 |
「メロディを弾く際のフォーム」はコード弾きの際にやっているフォームで人差し指を伸ばした、という感じ。
これ、やろうと思ってやったわけじゃなく、たまたまバンド練習中にいつものフォーム(バッキング時のフォーム)でメロディを弾いていた際に低音弦のミュートが出来ていないのが気になり、4,5弦をミュートするために親指を弦に当てた、というのがキッカケ。
するとコード弾きをする際のフォームのように手が寝た状態になり、そのままバッキングする際のように人差し指でピッキングしたらこうなったというわけです。(文章での説明がややこしくて申し訳ない)
その状態で1弦や2弦のハイフレットを弾くと、低音がよく出て柔らかい音になりまして。バッキング時のフォームだと「高音は出ているけど低音が足りない」と以前から感じていたので、このフォームはいいなと。
当たっている指先の硬さが違うせいなのか、当たる面積のせいなのか力のかかり具合のせいなのか…とにかく柔らかい音が出るんですよね。不思議。
その状態で1弦や2弦のハイフレットを弾くと、低音がよく出て柔らかい音になりまして。バッキング時のフォームだと「高音は出ているけど低音が足りない」と以前から感じていたので、このフォームはいいなと。
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親指を持ち上げてピッキングしている 人差し指の指先が見えるようにした写真。 これはバッキング時のフォームで 当たっているのは指先。 |
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こっちがコードを弾く際のフォーム。 人差し指の先の親指側が当たっている状態。 |
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これがメロディを弾く際のフォーム。 人差し指の先の中指側が当たっている。 |
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メロディを弾くフォームを正面から。 指先で「つまむ」ように構えて 人差し指だけ動かす感じ。 |
当たっている指先の硬さが違うせいなのか、当たる面積のせいなのか力のかかり具合のせいなのか…とにかく柔らかい音が出るんですよね。不思議。
何はともあれメロディを弾く際、写真でお伝えしたようなフォームにしたところ低音が出て好みの音になったという話。そして、それに伴ってメロディを弾く際の音をイコライザーで補正するため、前回の話のようにパラメータなどをいじる必要が出たというわけです。
このフォームにしたおかげでメロディを弾く際の音もイメージに近くなったので、前回にも書いた通りアコベの音作りもほぼ完成と思って良い気がする次第。あとはイコライザーのパラメータの微調整くらいのような気がしています。
そんなわけでそろそろ、アコベの現状の音などは動画でお伝えするように準備をしていきたいとも思っている次第。もしご興味ある方がいらっしゃいましたら気長にお待ちいただけると幸いです。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。