2023年1月25日水曜日

指板延長計画で注文したフレットで発注ミスをやらかした。

どうも、ひらた店長です。

1月23日にYouTubeにて「ひらた店長のベースdeぬるっとnight」をライブ配信しまして。この配信は100%趣味の配信で主に音楽系の内容をお届けしているものでございます。

配信アーカイブはこちらから。

アコースティックベースの指板延長計画。』というブログ記事でお伝えしていた話を、ライブ配信でまったり話をしたというのが主な内容。ご興味ありましたらラジオ代わりにでも。

それで、です。

このライブ配信の最後の方で一つ、ミスがあったことに気付きまして。
Amazonにて発注した延長指板に使うフレットはフレット幅2.1mmでした。

↑「Sintoms ベース/バンジョー/アコースティックギター 用フレット、2.1mm 小型 ニッケルシルバーエクストラハード」という商品名のこれ。

このフレットが合う、と思って購入したはずなのですが…ライブ配信中にアコベのフレットをあらためて測ったら幅が2.8mmくらいあったんです。…何を見て2.1mmで合うと思ったのか。

以前に測った時には結構ラフに測ったので、それが良くなかったよう。
あらためて上のフレットの販売ページを見たら、ちゃんと色んなサイズがあって「2.7mm」とか「2.9mm」っていうのもありました。確認はちゃんとしましょう(自戒)。


ただ、調べたところフレットの幅が違うことによる「音への影響」というのは、幅が狭いものの方が弦と接する部分が小さいので「サスティンが伸びる」ということらしく、音質への影響というのはないみたい。
(エレキギター博士というサイトの『フレットの種類と特徴』というページを参考にさせてもらいました。音質への影響はフレットの材質の方が大きいそう)

フレット幅が狭くなることで見た目の「不揃い感」は出ちゃうかもしれませんが、初めての指板延長計画なのでその辺もご愛嬌かなと思っております。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

※指板延長計画の続きの記事は以下。

2023年1月23日月曜日

アコースティックベースの指板延長計画。

どうも、ひらた店長です。

所有しているアコースティックベース(以下「アコベ」で統一)の最終フレットは20でして。

所有しているアコベのボディ。
「TACOMA CB105C」

↑「TACOMA(タコマ)」というメーカーについてはこちらを。現在はないメーカー。

ベース全景はこちら。
5弦のアコベ。

このアコベ、超気に入っているんですが…フレットが20までというのだけが気に入らないというか「不便」なんです。今まで弾いていた曲で21フレットがどうしても必要なのでどうにかならないか?と以前から思っておりました。

そこで「指板を延長する」という方法を以前に知り、結構前から方法を自分なりに模索&調べていた次第。

そして最近になり、いよいよ指板延長計画を実行に移す、という決心が固まったので現在、部材などを発注して到着待ちという状況です。(発注したものについては記事の最後の方にでも)

これはベースのフレット間隔のメモ。

ベースのスケール(弦長)とフレット位置
↑ちゃんと知りたい方はこちらのページにて。検索するとこういうのがちゃんとあって非常に助かります。

上のメモ、かなり乱雑ですが最終20フレットから、例えば29フレットまではどれくらいの長さが必要なのか?というのを調べるために書いたもの。書いている数字の単位は「mm」。

例えば20から24フレットまで。
約56mmだとこんな感じ。

こっちは29フレットまで。
約110mm。

29フレットまでを書き込んだ図。

指板延長の方法としては「木材をボディ表面にくっつける」というのを想定。使う部材などは以下のものを。

↑アコベの指板がローズウッドなので合わせてローズウッドの板を。

↑延長に使うフレット。

↑付けたり外したり出来るらしいテープ。


ローズウッドの板をちょうど良いサイズに切ったり成形して、それにフレットを打ち、テープでボディに貼り付ける、という感じ。テープだけがちょっと未知数な部分があるんだけど、たぶん何とかなると思う。

アコベは幸いなことにサウンドホールが上部にあるので、延長指板の長さは自由に出来る。ただ、自由に出来るのでフレット数をどこまで延長するかなどを現在悩み中。気分的には29フレットまで欲しいんだけど、スラップは劇的にやりにくくなると思う。でも測ってみた感じギリギリ大丈夫そうな長さでもあるっぽい。

後はついでにフィンガーランプも試作してみるか、フィンガーレストを作るかも悩み中。たぶんフィンガーレストは作るかな。


とりあえず部材が揃うまでの間、指板延長の具体的な方法をシュミレーションしながらアレコレ考えている段階。作業が進展したらまた。


さて。
それでは今回はこの辺で。


※指板延長計画の続きの記事は以下。


2023年1月14日土曜日

アコースティックベースでのスラム奏法の探究。

ちょっと遅いですが…個人ブログでは2023年一発目の記事ということで明けましておめでとうございます!ひらた店長です。

さて。挨拶もそこそこにタイトルの話題に。

アコースティックギター(以下、アコギ)を弾く際に、ボディを叩いてバスドラムやスネアのような打音を出す奏法を「スラム奏法」と言いまして。そのスラム奏法をアコースティックベース(以下、アコベ)にも使っていきたいと思って、以前から色々と調べていたのです。

例えばバスドラムだと
手首をボディに当てて打音を出すわけ。

アコギとアコベは構造上は同じなので、もちろんこのスラム奏法はアコベでも使えるんですが…解説しているようなものって少ないんですよね。そして、アコギでやるよりアコベでのスラム奏法の方が難しいように思います。主に弦高の関係で。

しかし興味があるし、どんなものか知りたい。というわけで調べると日本の方で演奏動画を投稿している方がいらっしゃって、その方の動画が大変参考になりました。

Shag(シャグ)さんという方の動画。
これはソロベースでのスラム奏法。

こちらも同じ方。
アコベでスラム奏法しながら
弾き語りをしている動画。

こちらの方、2023年現在、東京で活動されている方でライブハウスなどでアコベ弾き語りなどをされているそう。もちろんスラム奏法を使って。かなりスゴいですよね。

そのスラム奏法のテクニックを盗もうと熱心に動画を見ていたわけですが…投稿されている最新の方の動画だったでしょうか。何気なく動画概要欄を見たところ、なんとこの方、Amazon(Kindle)で「アコベでのスラム奏法についての本」というのを販売されておりまして。

↑それがこちら。ご自身では「インディーズ本」と表現されてました。

もうね、速攻で購入して拝読いたしました。
めちゃくちゃ参考になることが書かれていて、アコースティックベースでスラム奏法をしてみたい方には大いに参考になる本でございます。興味ある方には強くオススメしておきます。

Shagさんは前提として「ベース弾き語り」をするためのアコベでのスラム奏法という形なんですけど、弾き語りをしない方にもテクニック的には共通なのでその辺は大丈夫かと。
スラム奏法のテクニックもそうですが、そもそものアコベ選びやピックアップなどについて探究された結果が書かれていたりと興味深い内容も多々ございました。


自分の場合はアコベのスラム奏法は「ルーパーを使うのが前提」と考えているので、ベース弾き語りやソロベーススタイルよりは難易度は低い形。アコベでリズムパターンをループさせるためだけ、というのを想定しているんですが、例えばスラム奏法中にベースラインも弾ければループさせる手順が一つ減ることになるわけでして。そういう意味でも探究する価値のある奏法かと思っている次第です。

アコベでのスラム奏法に興味がある方は読んで損のない一冊だと思いますので、しつこいですがご興味ある方はぜひ。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。