今回は…いや今回もアコースティックベースの話題を。(以下「アコベ」で統一)
愛機「TACOMA CB105C」。 |
このアコベは指板延長カスタムが施されていまして。もともとは最終フレット20だったものを29まで延長してあります。
これがカスタム前と後の比較画像。 |
ボディ部分のアップ。 |
カスタムは自分で行っていて、その詳しい様子が気になる方はこの『指板延長計画の作業工程を動画で公開。』という記事をご覧くださいませ。
このカスタムは2023年5月に完了宣言をしたわけですけど、現在は10月で、これまでに不具合などは発生しておらず結果には大満足しているところです。
しかし、ふと気付いたことが1つ。
この指板延長カスタムによって、アコベの生音ってちょっと変わったのでは?ということ。
21~29フレットがある板(延長指板)を「アコベのトップ材に貼り付ける」という方法で29フレットまで伸ばしているわけですけど、冷静に考えるとアコギやアコベってトップ材が振動することで生音が出ているわけで。サウンドホールから出る音ももちろんありますが、それってそもそも「トップ板の振動音をボディが増幅して穴から出している」という構造だったはず。(どこかのサイトでそういう情報を見た…はず。全然違っていたらご指摘いただけると幸いです)
音の経路は「弦が振動する」→「ブリッジに振動が伝わる」→「トップ材に振動が伝わる」→「ボディが振動音を増幅する」→「サウンドホールから音が出る」となるはずで、生音として聴こえるのは「サウンドホールから出る音+トップ材の振動音」だったと見聞きした知識では記憶しております。
そのアコベにローズウッドの板が複数枚貼り付けたわけで、トップ材の振動はそれによって減った・阻害されている、と考えるのが妥当ですよね。
ってことで、カスタム前と後で生音は変わったのでは?少なくともボリュームは減ったのでは?と考えたわけですが…これの検証、できるかな~。
以前にYouTubeにアコベの生音は記録されていますが、同じ環境で撮影して検証できるようなものがあったかどうか…。可能なら検証動画は作ってみたいところ。
とにかく、です。
指板延長カスタムによって「生音が変わる可能性がある」というのは全然考えていなかったな~という話。部屋で弾いている分にはカスタム前も後も全然わからないんですけどね。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
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