2024年10月25日金曜日

【Insta360 Ace Pro】外部マイクアダプターの外し方とデータ転送、プラグインパワーについて。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」の外部マイクアダプターの外し方、そしてアダプター装着時のデータ転送とプラグインパワーについての話題を。
ちなみに外部マイクアダプターは「Ace」「Ace Pro2」とも共用のアダプターです。

↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。

「Ace Pro」の向かって右についているのが
外部マイクアダプター。

このアダプターはパチっと音がしてハマり、しっかりと付いているのですが、その分、外し方がわかっていないと結構苦労するというか、外しにくく感じるものでして。自分も大変苦戦いたしました。

なのでInsta360のサポートへ問い合わせて、正しい外し方はあるのか?と聞いてみた次第。(外し方については公式アナウンスがされていない…はず。自分は見つけられませんでした)
すると数時間の内に返答があり、なんと動画付きで解説いただいたんです。とても丁寧な対応でした。

そんなわけで今回は、そのサポートの返答で教えてもらった外し方を共有する形で、僭越ながら解説動画を作成したのでよろしければぜひ参考にしてもらいたい、というわけです。

解説動画がこちら。
以下に写真でも外し方を解説してますが
動画の方がやっぱりわかりやすいと思います。


では以下は写真にて解説を。

まずは左手で本体をしっかり持ちます。
そして右手でアダプターを持つのですが、
こうやって横を持つのではなく…

このように縦に持ちます。

縦に持ったまま、まずは上部を外します。
写真で言うと親指に力を入れてちょっと引く感じ。

上部を外した状態のまま
やや下方向に回転するように引くと外れる。

写真と文章で解説するとこのような感じなのですが…やはり伝わりにくいんじゃないかと思います。わかりにくいと感じる方はぜひ動画もご参照くださいませ。

アダプターの下部には爪があって、そこが本体にガッチリとハマっている感じになってます。なので、その爪を外すために「やや下方向に回転させながら引く」という動作が必要になるわけです。

慣れると簡単に外せるようになりますので、ぜひ何度かトライして、コツ・感覚を掴んでいただければ。

次にはアダプターのmicroCポートについて。

外部マイクアダプターには充電しながらの撮影ができるようにmicroCがあるわけですが…ここはPCなどとデータ転送ができない仕様になっています。
つまり撮影したデータをPCなどに移行するためには、現状は外部マイクアダプターを外してから本体のmicroCでデータ転送するか、直接microSDを外すしかないわけです。

この点も公式ではアナウンスされていないので、外部マイクアダプターの購入を検討中の方はご注意を。

一応、外し方を問い合わせた際に「ソフトウェアアップデートでアダプターのmicroCからデータ転送できるようにして欲しい」と要望を出しておきました。サポート窓口の方の返答では「技術者に伝えておきます」とのこと。

自分はこれが技術的に可能なのかはわからないのですが、サポートに要望がたくさん集まればもしかするとソフトウェアアップデートでデータ転送可能になる…かもしれませんので、よかったらぜひメールなどで要望を送ってみていただければ。(その際はぜひ丁寧な文章で)


それと最後にこの外部マイクアダプターがプラグインパワーに対応しているかどうかについて。これまた公式ではなぜかアナウンスされていないんですよね。

自分調べでは「プラグインパワーに対応していることを確認」いたしました。

↑外部マイクアダプターへのリンクはこちら。

確認した機器は現在所有しているプラグインパワーが必要なショットガンマイク『ZOOM ショットガンマイク プラグインパワー方式 ZSG-1 (Amazon)』と、同じくプラグインパワーが必要なラベリアマイク(ピンマイク)『ZOOM ラベリアマイク LMF-2 (Amazon)』にて。

ただ、その他のプラグインパワーが必要なマイクすべての動作を保証するものではありません。あくまでも、私の所有しているプラグインパワーが必要な機器では動作確認できた、ということなのであしからず。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


2024年10月18日金曜日

【Insta360 Ace Pro】低照度での写真はAUTO・MANUAL、動画撮影中の写真でどう違うのか確認。

どうも、ひらた店長です。

10月22日にアクションカメラ「Insta360 Ace Pro 2」の詳細が発表されるようです。
そんな中、相変わらず「Insta360 Ace Pro」についての話題を。今回は「低照度での写真撮影」について個人的に確認したのでその報告を。

↑低照度での写真撮影時の手ブレチェックについてはこちら。

↑「Ace Pro」の写真撮影についての以前の話題はこれら。

↑その他の「Ace Pro」関連の記事はこれら。


上記リンク「夕焼け写真撮影」の時に、写真全体にノイズが入っているのが気になるという話をしてました。
動画では暗所に強い「Ace Pro」ですが、低照度での写真撮影にはそこまで強くないのか、または撮影の設定によるものなのか、はたまた「動画録画中の写真撮影」ならノイズは少ないのか…その辺を検証&確認するべく再び色々と写真を撮影してみました。

以下、カラーフィルターは一切使用せず、すべて「標準カラー」にて。
その他の設定については各写真の説明欄に記載。


まずは低照度の室内。肉眼だと「ちょっと薄暗いかな」と感じるくらいの明るさにて。被写体は当店の電動ベッド。

解像度:48MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
8064x6048ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps AUTO EV値:0 WB:AUTO
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

あらためて設定を見ると、動画撮影モードでは「シャープ」の項目があるけど、写真撮影モードでは「シャープ」はない。これは…なんでなんでしょうね。写真撮影モードにも「シャープ」の項目があると嬉しい気がします。

上の写真、動画撮影中に撮影したものはシャープを「中」に設定してますが、写真を画面でズームして見ていくと、写真モードで撮影したものよりも輪郭がボヤッとしています。撮影するものによると思うのですが、撮影したいものによっては動画撮影時ならシャープは「最大」でもいいのかも。

暗所でのノイズも48MPが一番少なく、動画撮影中の写真の方が多いように自分には見えました。


続いて夕焼けの写真を。カラーはすべて「標準」。

解像度:48MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
8064x6048ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:0 WB:AUTO
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps AUTO EV値:0 WB:AUTO
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

解像度:12MP MANUAL EV値:-1
WB:6500K S:1/50 ISO:200
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

解像度:12MP AUTO EV値:-1 WB:6500K
クラリティーズーム使用
4032x3024ピクセルを1600x1200ピクセルに変更

動画撮影中に写真撮影
4K30fps MANUAL EV値:0
WB:6500K S:1/50 ISO:200
低照度手ブレ補正:オフ シャープ:中
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

一つ上で動画撮影したものを
スマホのInsta360アプリにて保存した写真。
設定は上記と同様。動画撮影中にクラリティーズーム使用。
4032x2264ピクセルを1600x898ピクセルに変更

以上。

AUTOやMANUALで色々と変えてみたり、動画撮影中の写真を試したりしましたが…正直に言うと素人目には極端には違いはないのかなという印象。ノイズに関しても、ある程度暗い部分ではどのように撮影しても出てしまうという感じでしょうか。

上にも書いた通り、動画撮影中のみ「シャープ」を変えられるので風景写真などの場面によってはシャープを高い状態にして、動画撮影中に写真撮影するとディテールはややハッキリとするのかも?と思ったり。


ちなみに「Ace Pro」での動画撮影中の写真撮影は、動画撮影中に画面左下に「◯」ボタンが出ているのでそこを押すと写真撮影になる。しかし「4K」の時にしか出来ない点にご注意を。
試してみたところ「8K」「2.7K」「1080P」のいずれでも「◯」ボタンが出ず、写真撮影出来ませんでした。(フレームレートの設定は関係ない模様。本体バージョン1.0.62)

ただし、スマホアプリにて動画を確認している最中、気に入った場面を写真として保存できる機能があります。それを使えば「4K」「2.7K」「1080P」で撮影した動画を後から写真として保存可能。しかし「8K」では出来ず。

これらの点、PC版のinsta360の動画編集アプリでは未確認。


さて。

今回、色々と写真撮影について試してみましたが、個人的に気になっていたのは「写真モードでの写真撮影よりも、動画撮影中に保存した写真の方が綺麗なのか?」という点。
そして個人的に「趣味の範囲」で撮影するなら、そこまで違いはないのかなという結論に至りました。

例えば写真コンテストに応募したり、プロの方が写真を撮る場合については私はわからないので、あえて「趣味の範囲」と書かせていただきました。

ただ、再三書いてますが「シャープの有無」があるので、風景写真をよりハッキリさせたいとか、なるべく接写したい場合には動画撮影でシャープを「最大」にして撮影しておくと思ったような、もしくは使いやすい写真になったりするのかもしれません。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

どなたかの参考になれば幸いです。


2024年10月14日月曜日

【Insta360 Ace Pro】夜景写真撮影時の手ブレをチェック。

どうも、ひらた店長です。

アクションカメラ「Insta360 Ace Pro」の話題を更新している中、コメントをいただきまして。こうして趣味でブログを書いている甲斐があるというものです。ありがたいことです。

そのコメントの中で「低照度での写真撮影、夜景写真撮影時にAce Proでは手ブレが起きたりしませんか?」というご質問がありました。そんなわけで、身近にある夜景を写真撮影してきたので、その結果をお伝えしようというのが今回の話。

↑以前の「Ace Pro」関連の記事はこれら。

ご質問の内容を詳しくお伝えする前に、まずは撮影してきた写真を。

「Insta360 Ace Pro」にて写真撮影。
解像度48MP。設定はすべてAUTO。
三脚固定ではなく本体手持ちにて撮影。

こちらは解像度12MPでクラリティーズーム使用。

田舎なもので手近にある光っている建物が駅しか思いつかなかったので「標茶駅」を撮影。
「Ace Pro」本体を手に持ったまま写真撮影したのですが、写真をPCでアップにしても手ブレなどは確認できませんでした。

これ、なんのためにチェックしたのかというと、ご質問の中で以下の動画を紹介いただきまして。

「価格.comマガジン」さんのYouTubeチャンネルより
【編集部が徹底比較】「HERO13 Black」VS「Osmo Action 5 Pro」

この動画の「3:18~」より写真の比較をしているのですが、低照度環境にて夜景で写真撮影したものを比べると「Osmo Action 5 Pro」は手ブレが発生してしまっています。手ブレの原因は定かではないのですが、コメントをいただいた方はこの現象が「Ace Proでも起きていませんか?」ということが知りたかったご様子。

今まで「Ace Pro」にて写真撮影して来ましたが、気にしたこと・気になったことはなかったのですが…そう言われるとどうなのか気になるということで実際に撮影してみた、という次第。

その結果が最初の標茶駅の写真なのですが、本体手持ち撮影にも関わらず手ブレなく撮影できていると思います。
立ち止まって自分が静止した状態で撮影していますので、歩きながら適当に撮らなければ手ブレは発生しないのでは、と思われます。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

この記事が参考になれば幸いです。


2024年10月11日金曜日

【Insta360 Ace Pro】金属ケース選びは使用用途に合わせて。【TELESIN】

どうも、ひらた店長です。

今回は…今回もアクションカメラ「Insta360 Ace Pro」の話題を。
「Ace Pro」本体を保護する金属ケース選びについて。現在、自分が持っているものは正直…ちょっと失敗しました。

↑以前の「Ace Pro」関連の記事はこれら。

こちらが「Ace Pro」に
金属ケースを装着したところ。

メーカーは「TELESIN(テレシン)」。

底部。

背面と左側面。
ケースを装着してても画面はフリップ可能。

右側面。縦置きに対応したマウントあり。

この金属ケース、見た目がすごい好みだったのでAliExpressにて購入。

手元に来て製品そのものの作りなどを見ても文句は全くない。ただ…

この金属ケースは装着している状態だと、バッテリー交換ができないんです。金属ケースを一度外さないと交換ができない仕様となっています。(右側面のところがバッテリー交換口。左側面に充電口があるので、装着したまま充電は可能)

自分の中では「常時金属ケースを装着して使う」という予定だったんですが…バッテリー交換のことを考えていなかったんですよね。なので、これは製品が悪いんじゃなくて、自分の選び方が良くなかった。

それと…

この金属ケース、底面が真っ直ぐじゃないので
そのまま置くと斜めになってしまう。

底面のネジ止め部分が出っ張っているので、本体をそのまま床に置くと斜めになります。三脚などを使う前提になっているデザイン。

そして、「Ace Pro」のレンズ部分を保護するため、金属ケースがレンズ側面まで出っ張っています。このデザインも良くて購入したんですが、実際に使ってみると、レンズ保護用のシリコンキャップとか、「Ace Pro」用の「レンズに被せるタイプのフィルター」が金属ケース装着時には使えません。

そこのところもよく考えずに購入したのが失敗した点。

もし、ここまで書いた点が気になる方は…
↑これらの製品は用途に合うと思います。ケース装着したままバッテリー交換ができるみたい。


そんなわけで現状ではこの金属ケース、バッテリー交換する用事がない時、なおかつ外で撮影する際のみに本体保護の目的で装着するという感じになっております。

こういうアクセサリーは「どういう使い方をしたいか」をよく考えて購入することをオススメいたします!


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
2024年10月17日追記

バッテリー交換をしない前提で、撮影の合間・移動中などにモバイルバッテリー等で充電して使うならいいかも。急速充電に対応しているモバイルバッテリー、及びケーブルなら充電は結構早いです。


2024年10月10日木曜日

【Insta360 Ace Pro】夕焼け写真撮影で各カラーフィルターを使ってみた。【カラープロファイル】

どうも、ひらた店長です。



今回は「夕焼け」を被写体に、前回同様5つのカラーフィルターを使用してみたので、その結果を見比べてみたいという話。使用したのは「標準」「鮮やか」「LEICA Natural」「LEICA Vivid」「Urban-1」

写真をご覧いただく前に「Ace Pro」に搭載されている各フィルター(カラープロファイル)の名称と、その説明文をすべて記述しておきます。(2024年10月10日現在。「Ace Pro(Ver:1.0.62)」本体内の文章を引用)

標準:中彩度で、日常的なシーンに適しています。
鮮やか:豊かで鮮やかな色彩で、映画のようなシーンに適しています。
フラット:低コントラストの画像は、後処理で微調整するつもりのユーザーに適しています。
LEICA Natural:低彩度と高コントラストで印象的な美しさを表現します。都会での写真、建築物、光と影がはっきりしたシーンに適しています。
LEICA Vivid:彩度と輝度が高く、豊かでカラフルなショットでシーンの暖かさを引き立てます。家族、静物、カラフルなシーンに適しています。
自転車-1:落ち着いた色調。屋外での逆光シーンや曇天時の撮影に適しています。
自転車-2:暖かみのある色調。屋外での晴天時の撮影に適しています。
Urban-1:コントラストのある暖かい色調。日常のvlog撮影に適しています。
Urban-2:古風な暖かみのある色調。日常のvlog撮影に適しています。
スキー1:低コントラストの明るい色調。低照度シーンに適しています。
スキー2:高コントラストの暗い色調。十分な光量のあるシーンに適しています。
夜景-1:高彩度で暖かい色調。十分な光量のある夜間のシーンに適しています。
夜景-2:高コントラストのオレンジ-ティール・トーン。屋外の色彩豊かなシーンに適しています。
海-1:青みのある色調。水中や澄んだ水のシーンに適しています。
海-2:高彩度でコントラストのある色調。屋外の水辺でのシーンに適しています。


以下の写真のフォーマットは「PureShot」。クラリティーズームを使用するため解像度は「12MP」にて。元は「4032 x 3024ピクセル」ですがブログに掲載する都合上「1600 x 1200ピクセル」にサイズ変更してます。


では以下に写真を。
(すべて撮影モードは「AUTO」。クラリティーズーム使用)

「標準」
「EV値:0」「ホワイトバランス:AUTO」「測光モード:顔優先」
※追記「F/2.6」「1/100s」「ISO 804」

「鮮やか」
「EV値:0」「ホワイトバランス:AUTO」「測光モード:顔優先」

「LEICA Natural」
「EV値:0」「ホワイトバランス:AUTO」「測光モード:顔優先」

「LEICA Vivid」
「EV値:0」「ホワイトバランス:AUTO」「測光モード:顔優先」

「Urban-1」
「EV値:0」「ホワイトバランス:AUTO」「測光モード:顔優先」


以下、同じシーンにてEV値などを変更してみた写真。
(撮影モードは同じく「AUTO」)

「標準」
「EV値:-1.5」「ホワイトバランス:10000K」
「測光モード:顔優先」
※追記「F/2.6」「1/284s」「ISO 470」

「鮮やか」
「EV値:-1.5」「ホワイトバランス:10000K」
「測光モード:顔優先」

「LEICA Natural」
「EV値:-1.5」「ホワイトバランス:10000K」
「測光モード:顔優先」

「LEICA Vivid」
「EV値:-1.5」「ホワイトバランス:10000K」
「測光モード:顔優先」

「Urban-1」
「EV値:-1.5」「ホワイトバランス:10000K」
「測光モード:顔優先」


撮影写真は以上。

「Ace Pro」で夕焼けを撮影する場合、EV値とホワイトバランスはいじらないと「それらしい雰囲気」にはならないかなと。カラーフィルターのみでは何ともならない感じ。
撮影してみた感じ、EV値などを変更した状態の「LEICA Vivid」の色味が個人的に好みでした。

それはそれとして…

撮影後の写真をPC画面で見ていて思ったのですが、表示したものを60%程度に拡大してみると全体的にかなりノイズが入っております。
よく見ると拡大していない状態でもちょっとノイズを感じるというか、特に写真上部の方の「解像感がイマイチ」というか…そういう感じ。


私はカメラに詳しいわけでもなく、アクションカメラの所有は初めてなのでわからないのですが、「夕焼け」というシーンに弱いのか、このように暗くなって来たシーンに弱いのか…。(アクションカメラ全般が低照度に弱いという情報は目にしております)

前回に撮影した日中の写真をあらためて拡大してみてもノイズは特にわからなかったので、低照度の写真撮影にやはり弱いのかなと解釈いたしました。個人的には夕焼けとかを撮影するのが好きなんですが…この辺は「Ace Pro」の残念ポイントかも。

ただし動画撮影では未検証。
もしかすると動画撮影した映像、および動画撮影中に撮影する写真ならノイズの感じは違うのかも?

それと今回の写真撮影は「撮影モード:AUTO」でやっているので、「MANUAL」で色々と調整するとノイズを回避できるのか…その辺も未検証でございます。


先程も書いた通り、個人的には夕焼けを撮影するのが好きなので、今回の検証は少し残念な結果ということに。次回の撮影機会にはMANUALモードや動画撮影なども試しておきます。

前回同様、どなたかの参考になれば幸いです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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※写真に撮影パラメータを追記しました。もしかするとノイズは自動のISO感度のせい…なのかも?


2024年10月7日月曜日

【Insta360 Ace Pro】写真で各カラーフィルターの一部を見比べてみる。【カラープロファイル】

どうも、ひらた店長です。


昨日10月6日。地元で紅葉が綺麗になる場所にて写真撮影をして来ました。

上記にもある『「Insta360 Ace Pro」のゴーストとHDR写真の話。』でも紅葉の写真を撮影した話をしていて、その記事中に「通常の写真モードでライカのカラーなども試して比較できたらよかったかな、とこうやってブログを書いていて思った次第」「また紅葉を撮影する機会があれば、同じアングルで色々と試してみたい」と記述してました。

そんなわけで昨日は同アングルにてカラーフィルターを複数使った写真を撮影してきたので、それを見比べていこうという話。ただし、すべてのフィルターを使っているわけではないのであしからず。

昨日の紅葉写真。個人的お気に入りの一枚。
これはHDR写真モードにて。

「Insta360 Ace Pro」のマニュアルによる「HDR写真」の説明が以下。
HDR写真:ハイダイナミックレンジの写真を撮る。撮影中はカメラを動かさないでください。

そして、各フィルター(カラープロファイル)をすべて記述しておきます。(2024年10月7日現在。「Ace Pro(Ver:1.0.62)」本体内の文章を引用)

標準:中彩度で、日常的なシーンに適しています。
鮮やか:豊かで鮮やかな色彩で、映画のようなシーンに適しています。
フラット:低コントラストの画像は、後処理で微調整するつもりのユーザーに適しています。
LEICA Natural:低彩度と高コントラストで印象的な美しさを表現します。都会での写真、建築物、光と影がはっきりしたシーンに適しています。
LEICA Vivid:彩度と輝度が高く、豊かでカラフルなショットでシーンの暖かさを引き立てます。家族、静物、カラフルなシーンに適しています。
自転車-1:落ち着いた色調。屋外での逆光シーンや曇天時の撮影に適しています。
自転車-2:暖かみのある色調。屋外での晴天時の撮影に適しています。
Urban-1:コントラストのある暖かい色調。日常のvlog撮影に適しています。
Urban-2:古風な暖かみのある色調。日常のvlog撮影に適しています。
スキー1:低コントラストの明るい色調。低照度シーンに適しています。
スキー2:高コントラストの暗い色調。十分な光量のあるシーンに適しています。
夜景-1:高彩度で暖かい色調。十分な光量のある夜間のシーンに適しています。
夜景-2:高コントラストのオレンジ-ティール・トーン。屋外の色彩豊かなシーンに適しています。
海-1:青みのある色調。水中や澄んだ水のシーンに適しています。
海-2:高彩度でコントラストのある色調。屋外の水辺でのシーンに適しています。

写真モードでの写真はすべて「EV値:0」「測光モード:顔優先」「ホワイトバランス:AUTO」で、カラープロファイルのみを変更して撮影。
使用したカラープロファイルは「標準」「鮮やか」「LEICA Natural」「LEICA Vivid」「Urban-1」の5つ。

フォーマットは「PureShot」。解像度は「12MP」にて。元は「4032 x 3024ピクセル」だがブログに掲載する都合上「1200 x 900ピクセル」にサイズ変更してます。

以下に4つの同アングル写真を。

色付き始めた紅葉の並木道。
これは「HDR写真」「クラリティーズーム使用」にて。
(以下、HDR写真はなし)

これは「標準」。
クラリティーズーム使用。

「鮮やか」

「LEICA Natural」

「LEICA Vivid」

「Urban-1」


色付いた紅葉のみを撮影。
「標準」
クラリティーズーム不使用。

「鮮やか」

「LEICA Natural」

「LEICA Vivid」

「Urban-1」


樹木を下から見上げる形で。
「標準」
クラリティーズーム不使用。

「鮮やか」

「LEICA Natural」

「LEICA Vivid」

「Urban-1」


池と石、遠くに紅葉。
「標準」
クラリティーズーム不使用。

「鮮やか」

「LEICA Natural」

「LEICA Vivid」

「Urban-1」

写真は以上。
個人的には「鮮やか」「LEICA Vivid」が好みでした。彩度高めが好きなんだと思う。

ただ紅葉のみを撮影したものだと「LEICA Vivid」では明るすぎる印象。ボケているというかブレているように感じるのは、撮影時にちょっとブレてしまったのかも…。

樹木を下から見上げているものだと「Urban-1」もいいし、池の写真だと「LEICA Natural」がピッとしている印象で好み。


カラープロファイルはどれか一つを常用する形がいいのかなとちょっと考えていたのですが、こうして見比べてみると、やはりシーンに合わせて選択するか、落ち着いて撮影できるなら複数のカラープロファイルを使用して撮影しておくべきかも。今回は「人」を写していませんが、たぶん被写体が人だとまた違うんだと思います。

それと撮影後に編集する方は「フラット」というカラープロファイルがあるので、それを使うと良いのかも。


いずれにせよ今回の比較、コンデジとしても「Insta360 Ace Pro」を使用していきたい自分的にはとても有意義でした。
そしてこの記事がどなたかの参考になれば幸いです。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

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【2024年10月10日追記】
「夕焼け」をフルオートと、EV値などを変更してカラーフィルターを見比べたのがこちら。