2024年6月の話になるんですが、ECサイト「Temu(テム)」にて買い物をしました。最近、SNSなどの広告はもちろん、テレビでも広告をしていたりするので名前を知っている方は多いんじゃないでしょうか。
「アプリ新規登録者には◯◯が無料!」とか「◯◯が格安で!」みたいなキャンペーンをやっていて、正直怪しいこれって本当なの?と疑いたくなるレベルですよね。
まぁ…スマートフォン用ジンバル「FUNSNAP Capture 2s」が無料!というのに釣られて、私もTemuで買い物しちゃったわけですが。
↑その時の記事はこちら。ジンバルの話題がメインです。
まずは購入したものに触れる前に、そもそも「Temu」って何か?という話から。
↑こちら東洋経済オンラインさんの「2023年5月16日」の記事から引用。
中国発の越境EC(電子商取引)アプリとして急成長している「Temu(ティームー)」。その開発・運営元である中国のEC大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ)が、Temuの「切り離し」を進めている。
Temuは2022年9月、まずアメリカ向けにサービスを開始し、続いてカナダ、オーストラリア、ニュージーランドに進出。2023年4月にはイギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、フランス、スペインの欧州6カ国に進出するなど、急速な事業拡大に邁進している。
とのこと。
「Temu」はもともと開発・運営元は中国ってわけです。そして現在、上記の記事によるとTemuの運営会社は「アイルランドのダブリンに登録されている」らしい。
スマホのアプリだとダウンロードしなきゃいけないので、「どんなものが売っているサイトなの?」というのは事前にわからないわけですが、実はスマホやPCのブラウザからTemuのサイトを見ることもできます。
↑気になる方はこちらから。
ちなみにTemuはアカウントを登録しても「商品のお気に入り登録」という機能がない。わざとそういう仕様にしているんだと思うのですが、その点は非常に使いにくいです。
↑実際に買い物してみたいぞ、という方はこちらを見てからをオススメいたします。
さて。それでは以下に、私が実際に購入した7点について。
ちなみになんで7点なのかというと、キャンペーンの内容が「アプリ新規登録者が7点購入することで〇〇(自分の場合はジンバル)が無料!(ジンバルは1点に含む)」というものだったので。
Temuは日本国内ではなく 海外からの発送となる。 中国からの発送で1週間ほどで届いたので 海外発送にしては早いと思う。 |
袋を開封するとこういう感じ。 |
指さしているのがジンバル。 これが1点目。 |
緩衝材がないので箱の端には凹みが。 |
しかし中身は硬い発泡スチロールになっていて 本体へのダメージはなし。 |
こちらは2点目。 箱が盛大に潰れている。 |
中身はカメラなどに使うアクセサリー。 金属製なので箱が潰れているのは関係ないが ナイロンの袋にも入っていない。 |
塗装の一部は剥げている。 でも数百円なので自分は気にならない。 |
3点目。 マイクを固定するショックマウント。 プラスチック製だが使用には問題なし。 |
4点目。 マイクスタンドの先端に カメラなどを固定するための変換ネジ。 2個セットのもの。 |
5点目。 ピンマイクに先端に使う 風切音を軽減するモフモフ。 「ウインドジャマー」「風防」などと呼ばれる。 |
6点目。 ノートPCに使う格安マイク。 |
線の部分は好きな形で止まる。 ちなみに音質テストをしたところ 音は少し「こもっている」感じ。 いい音、という感じではない。 |
最後の7点目がこちら。 |
スマホを体や頭に固定するための ベルト上の商品。 |
試着している店長の図。 こんな風に頭にスマホを固定できる。 |
買い物したのは以上の7点。せこい話ではあるが、キャンペーン品のジンバル以外を数百円のものに抑えることで、総額2000円ちょっとでジンバルを手に入れることができました。
Temuで取り扱っている商品はかなり幅広くあって、今回はカメラアクセサリーなどを中心に見ましたが、服とかのアパレルとか工具など様々ありました。
カメラ関連を色々と見ているとアクションカメラが1000円前後だったりなかなか面白そうなものもありましたが…商品をよく調べると手ブレ補正がほぼ効いていない「おもちゃ」のようなカメラでした。電子機器の購入を考える際にはちゃんと下調べをしないと失敗する可能性が高いのでご注意を。
最後に。
そして今回キャンペーンで無料で手に入れたスマートフォン用ジンバル「FUNSNAP Capture 2s」について。
この「FUNSNAP」というメーカーも中国なんですけど、調べるとこの商品そのものがそもそもあまり日本で流通していない印象。YouTubeなどでレビューを見るとほぼアメリカなどの海外の方の動画でした。
そしてレビューなどを見るとジンバルには「付属の三脚」があったり「付属でキャリーバッグ」があったりするようなのですが、自分の手元に来たものは三脚とキャリーバッグはなく、硬めの発泡スチロールがそのままキャリーバッグ代わり、という感じ。
おそらくですが、「型落ちモデル」や「初期ロット」などを無料キャンペーンに使っているのかなと自分は推察しますが…「利用者を増やす」というのはこういうサイトでは至上命題ではあるので、ある程度の損が出ても日本での顧客を増やすために無茶をしている可能性もあります。
(例えば今回で言えば、自分は一度購入して実際に手元に商品が来たので、次回も何かネットで購入する際の選択肢にTemuは入ってくるということ)
最後に。
Temuで実際に買い物をして、無事に手元に商品が来ました。なので普通に買い物できたということなんですが、個人情報やカード情報などが心配な方はアプリではなくブラウザ版からの購入をオススメします。自分はアプリで購入しましたが、登録した住所やカード情報は削除済みです。(それでリスクを完全に回避できているかは謎ですが)
電子機器などはあまり安すぎるものはスペックが低かったり、すぐに壊れる可能性が高いのでご注意を。ちなみにちゃんとしたメーカーの品物も売っている場合がありますが、そういうのはちゃんと高いです。
電子機器などはあまり安すぎるものはスペックが低かったり、すぐに壊れる可能性が高いのでご注意を。ちなみにちゃんとしたメーカーの品物も売っている場合がありますが、そういうのはちゃんと高いです。
なので逆に、壊れても問題ないような消耗品を購入するには安くて良いんじゃないかなと考える次第。
そして一応、「ご利用は自己責任でお願いいたします」と免責事項を書き込んでおきます。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。