2022年7月6日水曜日

感覚で覚えてしまったことは言語化して伝えるのが難しい。

どうも、ひらた店長です。

現在、ピアノの練習をポチポチとしておりまして。以前にお店に誰でも弾けるフリーピアノとして、使わなくなった電子ピアノをいただいたことがキッカケでございます。

そのピアノを寄付してくれたピアニストの方にピアノを教えてもらっている感じなのですが、鍵盤を弾く時「指で押すんじゃなく、腕を落とす感じ」と教えてもらったのです。「指じゃなく腕の重みで弾く」とも。

なるほどなるほど…

と言いつつ試していたのですが、実はしばらくの間、全然実感が湧かなくてですね。正直、闇雲に(感覚的に)鍵盤を弾いていたわけなのです。

しかし最近、唐突に理解できまして。

一番力が入らない右手の小指で弾いている時に
ふと理解できたわけなのです。

「腕を落とす」「腕の重みで弾く」というよりは、「腕で押し込む」という方が自分としてはしっくり来まして。指と手首を固定してそのまま腕で押し込む、という感じ。

力が入りやすい他の指だと
それが実感できなかった。

力が入らない小指だとどうしても弾くのが遅れてテンポが乱れる、というのを何度か繰り返しまして。小指のみで押す力だと鍵盤の重さに負けちゃう、みたいな。
それをどうにかしようとした際、「腕で押し込む」という感覚が掴めたというか、そうするとテンポの流れに乗れるので「この感覚なんだな」と思えた、という感じ。

これは6月29日のピアノ練習配信の様子。
だいぶマシになって来ました。

「ピアノを教えてもらう代わりにベースを教える」ということになっていて、以前にベースの指弾きについて教えよう、と思ったのですが…これがめちゃくちゃ難しいことに気付いたのです。言語化するのが。
(特に自分は誰かに習ったのではなく独学でやってきてしまったので特に)

例えるなら「自転車の乗り方を言葉で教えてくれ」みたいな。車の運転でもハミガキのやり方でも何でもいいんですが、普段、「感覚的にこなせちゃっていること」をあらためて言語化して伝えようとするのって、こんなに難しいものなんだなと。

しかも、何とか言語化しても、それが伝える相手にとってパッと理解できる言葉かというと…そこも難しいところなんだなと。


ってことは「自分はこういう感覚だけど、練習していてこれだと思えたらそれが正解」ということも最初に伝えるべきなのかな~と思ったりもした次第。


さてさて。
それでは今回はこの辺で。


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