2018年1月13日土曜日

ドリキャス静音化計画「サイレンサーカバー」の構造補足。


「おい。どんだけこっちのブログ放置してんだよ」

そんな声を黙殺しつつ半年振りに何食わぬ顔で更新しようとしております。
どうも、ひらた店長です。


さて。

昨年末、自分のクリスマスプレゼントとして「ドリームキャスト(略してドリキャス)」を購入したわけです。

それは1998年から4年間くらい発売されたセガのゲーム機でやってみたいゲームタイトルがあったのですが、なにぶん高校生にはゲーム機がポンポンと買えるわけもなくほぞを噛みつつ諦めた、という経緯がありまして。

その夢を17年越しに叶えた、という感じでございます。

それでワクワクドキドキして昨年末にドリキャスを起動させたところ…


ポチッ。
(↑電源ON)

…ぅういぃぃぃぃぃいいいいいいい…
(↑ドリキャスのファンが回転する音)



ギャッ!ギャギャッ!!
(↑ディスクを読み取ろうとする音)






ドリキャスの作動音ってこんなにうるさいのかっ!(笑)
ゲームプレイの最中「ギャギャッ!!ギャギャッ!!」と言われて気になって仕方ないわけです。

しかしそんなことで諦めるわけもなく。

よし、俺も大人だ。
ここは一発、創意工夫で何とかしてやろう。

そんなわけでダンボールを使って
ドリキャスの作動音を遮る「サイレンサー」を作ろう!
と相成ったわけです。


そのサイレンサー完成品の動作確認を動画で検証したものがこちら。



 
 ↑ビフォーアフターでの比較とサイレンサーの構造にも触れてます。

(ちゃんと見れない方はこちら→https://youtu.be/K6QXtLdcsu8


さて。
ここからが本題でして。

上の動画から誘導されてこちらの記事にいらっしゃった方もいるかと思うのですが、このサイレンサーの製作過程って写真とかに撮ってなかったんですね。作るのに夢中で撮影するのは忘れちゃっておりました…。


左に写っている箱が作成した「サイレンサーカバー」。
右がお馴染みドリームキャスト本体です。
サイレンサーカバーを裏返した図。
サイレンサーカバーに近寄った図。

こうやって完成されたサイレンサーカバーを動画でもご覧いただいたわけでして。外観や基本的な構造は見ていただいて伝わったんじゃないかな、と。

しかし、どうしても動画では伝えられなかったのが、動画の4:20辺りにご説明した「カバーの空洞」についてなんですね。

それを補足しよう!というのが今回の記事の目的です。
(ここまで長くてマジですいません)


このドリキャスサイレンサーカバー。ダンボールの中にさらにダンボールを貼り合わせ「空洞を作って二重構造」にすることで音を遮ろう、というコンセプトなのです。

その断面図を描いてみました。


動画をご覧いただいている方にはこれで伝わる…はず。
サイレンサーカバーを真っ二つにした感じです。
手前側がコントローラーが出てる方。

動画で説明していた「空洞」ってのが
ピンクに塗ったところなのです。
細い線で描いてあるカバー内側の部分が
ダンボールを貼り合わせて作った壁ってことね。


「補足」と大々的に言ってみたものの…図にするとこれだけの話しでして(笑)

ただ、この断面図があるとないとじゃ全然イメージの伝わり方が違うかな、と。こうやって「空洞=空気の層」を作ることでドリキャスの作動音の伝わりを減らそう、という作戦だったわけです。

個人的にはこれが正解でして。

普通にプレイしている分には作動音は聞こえますが、気になるほどじゃなくなったんですね。プレステ1くらいの感じです。

なのでこれで完成ってことで良いかな~と。
これ以上密閉しちゃうと本体の熱がこもっちゃうのが心配ですしね。


さてさて。
それでは今回はこのくらいにしておきましょう。

今更ドリキャスかよ、ってこともあるかもしれませんが…
どなたかのお役に立てば店長嬉しいっす。

それでは!