昨日の記事『エフェクターボードを組んでいたらノイズに悩まされた話。』でアコースティックベース(以下「アコベ」)用エフェクターボードのノイズ問題が解決した話をしました。
今日はそれに引き続き、ノイズ問題が解決したので仮組みしていたエフェクターボードをしっかりと組んだという話と、各エフェクターの役割とマルチエフェクター「ZOOM B3n」に設定したエフェクトについての話。
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完成したエフェクターボードとアコベ。 背景がちょっと汚いのはご勘弁を…。 |
このエフェクターボードは次回のライブに向けての音作りのためだという話はなんとなくしていたのですが、そのライブの話はちゃんとしてませんでした。そんなわけで以下にライブのポスターを。
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6月29日(日)に標茶町博物館「ニタイ・ト」にて。 キッチンカーも来るイベントとなってます。 デザインは当バンドのピアニスト「ゆき」さん。 |
さて。エフェクターボードの話に戻りましょう。
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完成したエフェクターボードの全景。 各エフェクターの固定はマジックテープを使い、 黒い硬めのスポンジで移動時に位置がズレるのを防止。 |
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B3nは専用アダプターでの電源供給。 「Electro-Harmonix Power Tank」は内蔵バッテリーで 2つのコンパクトエフェクターへ給電。 |
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上がプリアンプ「TECH21 SANSAMP BASS DRIVER DI(V1初期型)」。 下がディレイ「MOOER D7」。 |
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入出力は「One Control ジャンクションボックス」で。 |
繋げている順番は、IN→TECH21 SANSAMP BASS DRIVER DI→MOOER D7→ZOOM B3n→OUT。
「SANSAMP BASS DRIVER DI」はアコベの音を微調整する目的。まだバンドで音を出していないので、場合によってはブースターか歪み用にしてもいいと考えている。ちなみに大学の軽音楽部時代に尊敬するベーシストの先輩にいただいた、店長にとっては家宝となるエフェクター。
「MOOER D7」は6種類のデジタルディレイとルーパーを搭載したミニサイズのディレイ/ルーパーぺダル。テープエコーなどのディレイはどれもやや癖が強い。150秒までのルーパーとしても使用可能。フットスイッチを踏んだ時に「ガチッ」とデカい音がしないのがいい。
D7の音色(エレキベース使用時)が気になる方は→こちら←で試奏動画が見られます。ただ、私がライブ配信でダラダラと試奏したものですので長いです…。
「ZOOM B3n」は初期状態で70種類のエフェクトと、アンプとキャビネットのモデルが5種類ずつ搭載されているマルチエフェクター。3年前にSNSで知り合ったベーシストの方に譲っていただいた大切なもの。
エフェクト一覧を知りたい方は過去に書いた『「ZOOM B3n」購入時に搭載されているエフェクト一覧。』と『「ZOOM B3n」に追加されたエフェクトとパッチ一覧。』いう記事をぜひ。
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B3nのエフェクトチェイン。向かって左がIN。 最大7つのチェインが可能だが 2つ分使うエフェクトを配置しているので6つで最大。 |
向かって左から名前と説明文を以下に。
・DI-5:AVALON DESIGN U5 風のプリアンプ
・Plate:プレートリバーブのシミュレーション
・RC Boost:クリーン・ブーストから軽いドライブサウンドまでカバーするブースター
・BassA-Wah:原音のミックスレベルが調節できるベース用オートワウ
・Hall:コンサートホールの残響をシミュレートしたリバーブ
・MONO LOOPER:スタートとストップを別々のスイッチで操作するタイプのモノラルルーパー
プリアンプ「DI-5」がアコベとすごく相性が良くて、使うと艶っぽい音になると感じたので常時ONで使用。そしてプレートリバーブ「Plate」もごく浅くかけて常時ONにする予定だが、バンドで音を出してイメージ通りじゃなければ変更も想定してます。
「RC Boost」は音量が足りなさそうな時のブースターとして。オートワウ「BassA-Wah」はバンドでの使用というよりはルーパーで演奏した際のお供を想定。リバーブ「Hall」はしっかりとリバーブを効かせたい時に。「MONO LOOPER」はそのまんまルーパーとしての使用を想定して。
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常時ONにする「DI-5」「Plate」のパラメータ。 「DI-5」のToneを上げると艶っぽい音になる印象。 Gainは35以上に上げるとノイズが乗ってくるので注意。 |
バンド演奏時のアコベの音作りを基本に考えているけど、ルーパーを使っての一人演奏も想定して組んでみたのが今回のエフェクターボードとなっています。D7とB3nのおかげで小型化しつつ多様な空間系エフェクトを用意しておけたことに満足。
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
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